伸びた皮膚がまぶたのたるみの原因になることはありますか?
伸びてしまった皮膚の対処法も教えてください

伸びた皮膚は"まぶたのたるみ"の原因になります。
まぶたの皮膚が伸びる原因には、以下の行動が考えられます。いずれかに当てはまっていると、今現在まぶたが伸びていなくても、将来的にまぶたの皮膚が伸びてしまいます。

  • まぶたを強く引っ張る
  • 洗顔時にまぶたを強く擦る
  • アイプチやアイテープを毎日つけている
  • カバー力の高いアイメイクを毎日つけている

まぶたの皮膚が伸びたまま放置してしまうと、必ず"まぶたのたるみ"に変わります。まぶたがたるんでしまうと、年齢が若くても見た目年齢が老けて見えてしまいます。

「伸びたまぶたを改善させたいから」と、マッサージや化粧品などのセルフケアで改善できる方法を探していたり、すでに実践していたりしませんか?
そう思っている方が数多くいるためか、伸びたまぶたを改善させる方法が巷で溢れかえっていますが、果たして本当に自力で改善できるのでしょうか?

医師の観点から"マッサージや化粧品などのセルフケアで、本当に伸びたまぶたを改善できるのかどうか?"について、一つひとつ回答をしていきたいと思います。
全部読み終える頃には、自分で行っていた方法が間違っていたことに気づくことでしょう。

伸びてしまったまぶたはセルフケア・化粧品では元に戻せません

セルフケア・化粧品などで"まぶたのたるみが改善できる"と謳われている情報は全て嘘

伸びたまぶたをセルフケアや化粧品で元に戻す方法が、インターネット上でたくさん出回っていますが、その全てが"誤った情報"と言っても過言ではありません。医学的根拠が見受けられませんので、その誤ったケアを継続していると"逆効果"を招きます。

以下で、代表的な誤った方法について解説していきます。

アイクリーム

伸びたまぶたのたるみに効果が期待できそうな"アイクリーム"ですが、残念ながらまぶたのたるみを改善させる効果はありません。保湿することで、伸びた皮膚を引き締め縮めることができると謳っているサイトがありますが、それは保湿によってまぶたの乾燥が改善されて、まぶたがふっくらしたように見えるだけで、皮膚を縮める効果はありません。
さらに、クリームの成分によっては金属アレルギーなどの炎症を引き起す場合もありますので注意が必要です。
また、目の周りの皮膚は他の皮膚に比べて3倍薄いため、乾燥や摩擦に非常に弱くシワが出やすい部位です。そのため、アイクリームを塗ることで保湿され、まぶたのシワを防ぐ効果はあります。まぶたのたるみ改善効果はありませんが、乾燥・シワ対策で使用するのは良いかと思います。

まぶたマッサージ

巷でよく見るたるみ改善方法の一つに、"まぶたマッサージ"があります。まぶたや目周りをマッサージすることで、まぶたのたるみが改善されるというものです。マッサージだと、効果があるように感じますが、残念ながらそれは一時的に過ぎません。さらに、効果を求めようと継続的にマッサージを行ってしまうと、まぶたを痛めたり、シワが増えたり、皮膚が黒くなる(肝斑)恐れがあります。
最悪の場合、マッサージの刺激で眼球にある硝子体線維が揺れて引っ張られてしまい、網膜が破け網膜剥離になる危険性がありますので、今すぐにでもやめましょう。

まぶたを冷やしたり温めたりを繰り返す

まぶたを冷やしたり温めたりを繰り返すと、まぶたの血流が良くなりますので疲れ目には効果的かもしれません。ただし、まぶたのたるみを改善する効果があるか?となると話は別で、全く効果はありません。効果があると思われる方は、もしかすると目のむくみが取れてすっきりしたように見えたのかもしれません。

まぶたの筋トレ(眼輪筋トレーニング)

目の周りには"眼輪筋"と呼ばれる筋肉があります。体を筋トレで鍛えると引き締まるのと同じように、まぶたも負荷をかけることで引き締まり、まぶたのたるみが引き上がるというものです。確かにまぶたが引き上がるイメージはありますが、残念ながらこの方法も効果はありません。そもそも筋トレで、伸びた皮膚が元に戻ることはありません。この方法を継続することで、まぶたを含めた目周りにシワが強く刻まれ、老けて見えてしまうといった逆効果を招きます。

ターンオーバーを活性化させる

"ターンオーバー(新陳代謝)を活性化させることで、肌の生まれ変わりを促進し、まぶたの余分な皮膚をより早く縮めることができる"と謳っているところがあります。ターンオーバーを促進することは、肌にとって良いことではありますが、皮膚細胞の修復効果はあっても皮膚を縮める効果はありません。

まぶたの余分な皮膚・たるみを確実に改善できる方法

巷に溢れている、"伸び切ったまぶたの余分な皮膚や、たるみを改善させる方法"の真実をお伝えしました。
何かしら試してみた方の中には、「○○の方法は効果があった」と反対意見の方もいらっしゃることでしょう。しかしそれは、"一時的に効果があっただけ"ではないでしょうか?
一時的に改善されたように見えても、時間の経過とともに元に戻ってしまうはずです。
例えていうなら、ズボンの裾上げをマッサージで直そうとするようなものです。伸び切った皮膚はセルフケアや化粧品では、絶対に元に戻せません。
伸びてしまったまぶたの皮膚を確実に改善させるには、"伸び切った余分な皮膚を除去"する方法しかないのです。

そこで、確実に伸び切ったまぶたの余分な皮膚を改善させる整形方法を3つご紹介いたします。整形に抵抗がある方向けに、切らないたるみ治療もご用意しておりますので、ぜひ一度ご覧いただければと思います。

切開法による二重術

切開法による二重術は埋没法と違い、二重まぶたを作る際にまぶたの余分な皮膚や脂肪を除去してから二重ラインを形成します。余分な皮膚や脂肪を除去することで、理想の二重ができるだけでなく、厚ぼったく重いまぶたが軽くなり見た目もスッキリします。
二重ラインを切開しますので、半永久的に美しい二重まぶたを持続できます。

切開法による二重術

眉下リフト

眉下リフトとは、眉の下側の皮膚を眉に沿って切開し、余分な皮膚を取り除いて皮膚を縫い合わせることで、たるんだまぶたを引き上げる手術のことです。眉毛の下を切開するため、傷は眉毛と同化し目立ちにくいのが特徴です。まぶたの余分な皮膚がなくなることで、まぶたが開きやすくなると同時に、奥二重の方は狭まった二重の幅も広がります。

眉下リフトとは

整形に抵抗を感じる方は、超音波を使ったたるみ治療【HIFU(ハイフ)・ソノクイーン】

HIFU(ハイフ)・ソノクイーンは、超音波を照射して目周りのたるみ・しわを改善させるリフトアップ機器のことです。メスを使わずに強力なたるみ改善効果をもたらしますので、切開に抵抗がある方に最適なたるみ治療です。切らない治療なので、すぐにメイクができるほどダウンタイムが少ないのもメリットの一つです。

HIFU(ハイフ)・ソノクイーン

このQAを監修したドクター

小島 清登

渋谷東口院 医師

小島 清登

TCB技術認定医として活躍。日本皮膚科学会認定医専門医で幅広く美容皮膚科、美容外科領域に従事。患者様に寄り添い、理想像を理解し、満足度の高い治療を提供できるよう1人1人と向き合っていきたいと思っています。

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