一重まぶたと二重まぶたの構造の違いを教えてください。

一重まぶたとは目を開いたときに上まぶたが折りたたまれず、まつ毛の上に覆いかぶさる状態です。二重まぶたは、目を開いたときに上まぶたの皮膚が折りたたまれる状態です。

一重まぶたと二重まぶたの違いが出るのには、上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)、挙筋腱膜(きょきんけんまく)、そして腱板(けんばん)いう3つの構造が関係しています。
上眼瞼挙筋は上まぶたを引き上げる筋肉です。
腱板とはまぶたの縁にある硬い板で、まぶたの縁に沿って端から端まで横たわっています。
上眼瞼挙筋は目の奥から伸びて、途中で薄い膜になり、腱板につながります。
途中の薄い膜が、挙筋腱膜です。挙筋腱膜の一部は腱板ではなく、皮膚につながっていることがあります。実は挙筋腱膜が皮膚とつながっているかどうかで、一重まぶたになるか二重まぶたになるかが決まります。

さて、上眼瞼挙筋が収縮すると、腱板が引き上げるので、目が開きます。このとき挙筋腱膜が皮膚とつながると何が起きるでしょうか。目を開くときに、挙筋腱膜がつながった部分の皮膚が一緒に引っ張られることになります。そうすると、挙筋腱膜で引っ張られる部分でまぶたが折りたたまれるのです。まぶたが折りたたまれると何が起こるかというと、二重まぶたになるのです。
一重まぶたの人は、挙筋腱膜が皮膚につながっていません。そのため、目を開けたときにまぶたが折りたたまれることはありません。

このQAを監修したドクター

宗像 寿祥

福島県立医科大学卒。心臓外科専門医、医学博士。患者様の笑顔を引き出せるように、丁寧なカウンセリングと正確で安全な手術を心がけています。
好きな言葉は"Be nutural, be yourself"(自然であれ。それはつまり、あなた自身でいるということ)

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