毛嚢炎って何? 毛嚢炎の原因と予防対策について

「毛嚢炎」という言葉をご存知ですか?
毛嚢炎とは、にきびのような皮膚の盛り上がりが肌表面にできる炎症で、ムダ毛の自己処理や不衛生な環境によって引き起こされます。
毛嚢炎になってしまっても、肌を清潔にしていれば基本的に自然治癒します。しかし、症状が長引いたり、悪化したりする場合もあるので「どうしたらいいのかわからない」とお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、毛嚢炎の原因や予防対策などについてお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

毛嚢炎とは

毛嚢炎とは

毛嚢炎とは、にきびのような皮膚の盛り上がりが肌表面にできる炎症です。1個だけポツンと現れる場合もありますが、数多く広がって現れる場合もあります。
主に黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌などの細菌が毛嚢(毛根を包んでいる部分)に入り込むことで炎症を起こします。

毛嚢炎になりやすい部位

毛嚢炎が発生しやすい部位

ワキ・VIO・太ももの後ろ・ヒップ・背中・顔・首の後ろなど

毛嚢炎が発生しやすい部位の特徴

  • 毛が太い
  • 頻繁に自己処理をする
  • ムレやすく雑菌が繁殖しやすい
  • 皮脂が多く出る

毛嚢炎の原因

自己処理によってできた傷口に細菌が侵入

自己処理の際にカミソリや毛抜きを使用する方は多いですが、カミソリや毛抜きによる自己処理は毛嚢炎の原因になります。
カミソリで誤って皮膚を切ってしまうと肌に傷ができ、毛抜きで無理に毛を抜くと毛穴が開くので、原因菌が入り込みやすくなってしまいます。

肌が不衛生

毛嚢炎の原因となる黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌は、不衛生な環境で繁殖しやすいため、汗をかいた後にタオルで拭かずにそのままにしていたり、長時間汗や汚れを洗い流さないままでいたりすると毛嚢炎になってしまいます。

肌のバリア機能が低下

乾燥・紫外線ダメージ・誤ったスキンケア・肌への摩擦など、さまざまな理由で肌のバリア機能は低下しますが、肌のバリア機能が低下していると、毛嚢炎の原因菌が毛穴に入りやすくなってしまいます。

毛嚢炎になってしまったときの対処法

毛嚢炎になってしまっても、肌を清潔に保っていれば1週間以内に治ることがほとんどですが、痛みやかゆみがある場合や、広範囲に炎症が広がっている場合は早めに医師に診てもらいましょう。
また、医療脱毛の施術を受けると、数日後に毛嚢炎になることがまれにあります。照射ダメージによる一時的なバリア機能の低下が理由として考えられますが、保湿や紫外線対策などの基本的なケアによって予防できますのでご安心ください。
万が一、医療脱毛の施術によって毛嚢炎になってしまった場合は、クリニックのアフターフォローを活用しましょう。無料で医師が診察し、必要に応じて薬が処方されます。

毛嚢炎の予防対策

肌を清潔に保つ

毛穴に原因菌が入らないよう、常に肌を清潔に保つことが大切です。
汗をかいたらすぐに拭き取ってなるべく早めに洗い流す、タオル・衣服・寝具などの肌に触れるものを常に清潔にしておく、などを心がけましょう。

保湿ケア・UVケアを行う

乾燥・紫外線・脱毛の照射などによって肌のバリア機能が低下していると、毛嚢炎になりやすくなってしまいます。保湿ケアやUVケアをしっかりと行い、外部の刺激に負けない肌づくりをしましょう。

自己処理では電気シェーバーを使う

カミソリや毛抜きなどによる誤った自己処理は、肌を痛めてバリア機能を低下させたり、傷口や毛穴の開きを作ったりするので、毛嚢炎の原因菌が入り込みやすくなってしまいます。
自己処理の際は、肌負担の少ない電気シェーバーを使いましょう。

医療脱毛をする

医療脱毛をすれば、半永久的に自己処理が不要になるため、自己処理による毛嚢炎のリスクがなくなります。

まとめ

毛嚢炎は、不適切なムダ毛の自己処理、不衛生な環境、肌のバリア機能の低下が原因となっています。
肌を清潔にしていれば自然に治る場合がほとんどですが、悪化したり症状が長引くこともあるので予防することが大切です。常に肌を清潔にして、保湿ケア・UVケアなどによって肌のバリア機能を正常に保つことが毛嚢炎の予防になります。
医療脱毛も毛嚢炎の予防対策として有効なので、TCBの医療脱毛でトラブル知らずのツルスベ肌を目指してみませんか?

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