生理中・妊娠中・授乳中・コロナワクチン接種後は脱毛できる?

脱毛を始めたからには「早く脱毛を終わらせて、ツルスベのお肌を手に入れたい!」と思う方も多いのではないでしょうか。しかし、体調によっては脱毛をお休みしたほうがいい場合もあります。
今回は生理中・妊娠中・授乳中・予防接種後の脱毛の可否についてお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

生理中は脱毛できる?

生理中は、お尻・VIO以外であれば基本的に照射可能です。しかし、生理中はホルモンバランスが乱れている影響で肌が敏感になっており、照射による肌トラブルが起きやすいため、生理中の脱毛はあまりおすすめできません
照射の予約日と生理期間が被りそうな場合は、なるべく早めにサロンやクリニックに連絡をして、アドバイスをもらったり予約日を調整したりしましょう。

経血量が少なかったらVIO・お尻を脱毛できる?

経血の量が少なくても、出血があればVIO・お尻の照射は受けられません。ベッド・タオル・脱毛機器に経血が付く可能性があるため、衛生的に好ましくありません。

また、「タンポンをしていれば、生理中だとバレないからVIOも照射してくれるのでは?」と思うかもしれませんが、生理中は特有のにおいがあるため、隠していても高い可能性でスタッフに気づかれてしまいます。
タンポンでも経血の漏れを確実に防げるわけではないので、生理中はVIOやお尻の脱毛はお休みしましょう。

妊娠中は脱毛できる?

妊娠中は、ホルモンバランスの変化によって体調が安定していないうえ、照射による胎児への影響が詳しく解明されていないため、妊娠中は基本的に脱毛の施術を受けることはできません。妊娠中に脱毛の施術を受けられない理由について、詳しく見ていきましょう。

妊娠中に脱毛できない理由

肌トラブルが起きやすい

妊娠中はホルモンバランスの変化によって肌が敏感になっているため、脱毛の施術を受けると火傷や発赤などの肌トラブルが起きやすくなってしまいます。

痛みを感じやすい

妊娠中はホルモンバランスの変化によって肌が乾燥すると、脱毛機器の光や熱を吸収しやすくなるため、照射時に強い痛みを感じるようになります。

体調が悪化しやすい

妊娠中はめまい・頭痛・つわりなどの症状が出るため体調が不安定です。脱毛の施術を受けると体内に熱がこもったり、長時間同じ姿勢でいたりすることで身体に負荷がかかるため、妊娠中の方は体調がさらに悪化してしまう恐れがあります。

授乳中は脱毛できる?

脱毛の光やレーザーは母乳や母体に影響を与えることはないといわれていますが、授乳中の脱毛の可否は、サロンやクリニックによって判断が分かれます

なぜ授乳中の脱毛は判断が分かれるかというと、授乳中の脱毛は十分に効果を得られない可能性があるためです。授乳中に分泌される「プロラクチン」というホルモンは乳腺を発達させる作用だけでなく、毛を濃くする作用もあるため、せっかく脱毛の施術を受けても十分に効果を実感できない恐れがあります。
そのため、授乳が終わって体調が安定してから脱毛を始めるほうが無難といえますが、授乳中でも脱毛を希望する方は事前にしっかりと情報収集をして、サロンやクリニックに相談するのがよいでしょう。

新型コロナワクチン接種(予防接種)直後は脱毛できる?

脱毛の予約日と新型コロナワクチン接種日が被る場合、体調に関係なく脱毛の施術を受けることは基本的にできません。
また、予防接種前後の脱毛は、体調の悪化や肌トラブルのリスクがあるため、新型コロナワクチンに限らず、予防接種1週間前~予防接種後2週間は脱毛を控えたほうがよいでしょう。

不安な場合はサロンやクリニックに相談しましょう

生理中・妊娠中・授乳中・予防接種前後は、体調の悪化や肌トラブルなどのリスクがあるため「早く脱毛を終わらせたい」と思っていても脱毛をお休みして、スケジュールを調整するのをおすすめします。
しかし、都合上どうしても脱毛を受けたい場合は、生理中・授乳中・予防接種前後については施術を受けられる可能性もあるため、サロンやクリニックに相談しましょう。

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