脱毛後の肌トラブルと肌トラブルを予防する方法

脱毛の施術を受けると、レーザーの熱によって肌の水分が奪われて肌が乾燥してしまいます。肌が乾燥するとバリア機能が低下し、刺激に敏感になるので、赤みやかゆみなど肌トラブルも起きやすくなります。また、適切なパワーで照射を行っても、体調・肌の状態によっては照射によってやけどすることもあります。

しかし、脱毛の前後に適切なケアを行うことで、照射による肌トラブルを防いだり、炎症の悪化を防いだりすることもできます。
今回は、脱毛後に起こりうる肌トラブルと、その予防法などについてお伝えしますので、これから脱毛に通うか迷っている方も、すでに通っている方も、ぜひ参考にしてください。

脱毛後に起こりうる肌トラブル

赤み・ひりつき

照射パワーが強かったり、敏感な肌・炎症した肌・日焼けした肌に照射をしたりすると、皮膚が軽い炎症を起こし、赤み・ひりつきが出ることがあります。

やけど

脱毛によるやけどは気づきにくく、赤み・火照り・かゆみが症状として現れます。
原因はざまざまですが、照射パワーが強すぎる、照射前のムダ毛処理が不十分だった、脱毛前後に日焼け・飲酒・激しい運動をした、などの理由が考えられます。

色素沈着

照射してから1ヶ月程度は、日焼けや摩擦などによって一時的に色素沈着してしまうことがあります。
時間の経過とともに薄くなっていきますが、脱毛完了までは必ず日焼け止めを使用して日焼け対策をし、強い摩擦も避けるようにしましょう。

毛嚢炎

照射によって一時的に肌のバリア機能が低下していると、毛嚢炎(毛穴に細菌が入ることによって起こるにきびに似た炎症)ができやすくなります。

肌トラブルを予防する脱毛後のケア

肌を保湿する

脱毛後の肌は、乾燥してダメージを受けやすくなっています。脱毛後は入念に保湿をすれば、バリア機能が高まるため肌トラブルを防ぐことができます。
また、保湿ケアを行うことで、肌が柔らかくなるため毛が抜けやすくなり、脱毛効果が高まります。

肌を冷やす

脱毛後に赤みや炎症が気になる場合、冷やしたタオルやタオルにくるんだ保冷剤を肌に当ててクールダウンさせましょう。

紫外線対策をする

脱毛後の肌はダメージを受けて敏感になっているため、日焼けをしてしまうとシミ・乾燥・赤みなどの肌トラブルが起きやすくなります。また、次回の予約までに日焼けをしてしまうと、脱毛機器が毛だけでなく肌のメラニン色素にも過剰に反応し、やけどのリスクが高まるため、施術を受けられない場合もあります。脱毛後は特に紫外線対策を徹底しましょう。

血流を促進する行動を避ける

脱毛後、血流が良くなると赤み・ひりつきが出やすくなるので、脱毛当日は飲酒・激しい運動・マッサージ・入浴などは控えましょう。

もし脱毛後に肌トラブルが起きてしまったら?

脱毛後に肌を保湿したり、冷やしたりすることで照射による肌トラブルを予防できますが、ケアをしても炎症が起きてしまうこともあります。
脱毛によって赤み・ひりつきなどが出てしまったら、保冷剤や冷たいタオルで肌をしっかり冷やすことで症状が改善します。また、毛嚢炎や色素沈着は、軽度のものであれば自然に治っていくので、無理に自分で対処しないほうがよいでしょう。

しかし、炎症がひどい場合や、症状が長期間改善されない場合は、病院で適切な処置を受けましょう。
医療脱毛の場合、クリニックが無料でアフターフォロー(医師による診察・薬の処方など)を行っていることがほとんどですが、まれに診察料や薬代がかかってしまうクリニックもあります。
TCBでは、診察料・お薬代など完全無料でアフターフォローを受けられますので、安心してご相談ください。

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