【19万件超のデータを解析】日本における二重まぶた形成術の時系列的傾向と人口動態に関する論文が国際学術誌「PRS Global Open」に掲載

二重整形のデータ解析により美容整形市場全体の動向に関する知見を提供

奥村 公貴医師らは、日本における二重まぶた形成術の時系列的傾向と人口動態について分析研究し、論文「Time-Series and Demographic Trends in Cosmetic Surgery: Multicenter Analysis of Double-Eyelid Embedding in Japan」(日本における埋没式二重術の時系列・人口統計学的トレンド:多施設解析)を発表しました。
同論文は2025年11月、国際美容外科学術誌「Plastic and Reconstructive Surgery-Global Open」に掲載されました。

論文「Time-Series and Demographic Trends in Cosmetic Surgery: Multicenter Analysis of Double-Eyelid Embedding in Japan」

発表した論文の画像

文献情報

論文タイトル Time-Series and Demographic Trends in Cosmetic Surgery: Multicenter Analysis of Double-Eyelid Embedding in Japan
掲載誌 Plastic and Reconstructive Surgery-Global Open
掲載日 2025年11月13日
著者 Okumura, Kohki MD; Tamura, Takahiko MD, PhD; Teranishi, Hiroo MD
URL https://journals.lww.com/prsgo/fulltext/2025/11000/time_series_and_demographic_trends_in_cosmetic.44.aspx

論文趣旨

背景

美容整形市場は、技術の進歩と美的価値観の変化により、施術件数が増加傾向にあります。低侵襲手術は利用者から選ばれやすい傾向があります。特に日本では、二重まぶたに関する施術が多く行われていることが報告されています。本研究では、二重まぶた形成術をモデルケースとして、市場動向と人口動態を分析し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの二次的影響を評価しました。日本における二重まぶた形成術の時系列的傾向と人口動態パターンを明らかにし、美容整形市場全体の動向に関する知見を提供しました。

方法

2020年10月から2024年12月までに実施された195,893件の処置のデータを使用して、多施設共同の遡及的分析を実施しました。患者の年齢、性別、職業、処置日のデータは、自己回帰統合移動平均モデルと中断時系列分析を使用して分析され、人口統計学的影響を評価するために多変量回帰が組み込まれました。

結果

195,893件の二重まぶた埋没術の症例を分析した結果、2023年3月に需要がピークを迎え、顕著な季節性があることが明らかになりました。主な患者層は20代女性で、学生や若手会社員の需要が高いことが示されました。新型コロナウイルス感染症のパンデミック後、需要は一時的に急増しましたが、その後徐々に安定し、減少傾向を示しました。時系列分析と多変量解析の結果、年齢、性別、職業が需要の重要な決定要因であることが示されました。

結論

本研究は、日本の美容整形市場に影響を与える人口動態的要因と季節的要因の重要性を浮き彫りにしました。これらの知見は、臨床業務とマーケティング戦略の改善に寄与し、将来の研究の基盤となります。

執筆医師

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奥村 公貴(Kohki Okumura)

TCB梅田大阪駅前院 部長
上級指導医

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