大人になっても繰り返すニキビや、なかなか消えないニキビ跡でお悩みの方は多いと思います。ニキビ・ニキビ跡のケアに関する多くの情報があるなか、適切な治療法の判断は容易ではありません。誤ったセルフケアにより、症状を悪化させてしまう場合もあります。
TCBでは、ニキビ・ニキビ跡の予防や治療、肌質改善など、患者様のお悩みに応じて適切な治療方法をご提案し、自信をもてる素肌づくりをサポートいたします。ぜひお気軽にカウンセリングへお越しください。
鎌田 紀美子 医師
ニキビとは、皮脂が毛穴に詰まってアクネ菌が増殖し、発疹ができる皮膚の病気です。医学的には「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」と呼ばれ、10代の頃にできる「思春期ニキビ」と思春期を過ぎてからできる「大人ニキビ」があります。
炎症が進行し皮膚の真皮層が傷つくとダメージが蓄積してニキビ跡になるため、それぞれの症状に応じた治療が必要です。
当院の美容皮膚科では、自由診療によるニキビ・ニキビ跡の治療を提供しております。美容皮膚科ならではの幅広い治療法を取りそろえており、患者様一人ひとりの症状と原因に合わせた施術が可能です。そのため、繰り返すニキビやセルフケアでは治らないニキビ跡の改善効果が期待できます。
ニキビの種類は、進行段階によって「白ニキビ」「黒ニキビ」「赤ニキビ」「黄ニキビ」に分類されます。
ニキビの発生は、乾燥や睡眠不足、ホルモンバランスの乱れなどが原因です。過剰に分泌された皮脂によって毛穴が詰まり、コメド(面ぽう)になると、毛穴の内部でアクネ菌が増殖してニキビができます。
ニキビの初期症状である白ニキビは、肌の表面にザラザラとした感触があり、痛みやかゆみはありません。白ニキビが進行して毛穴が開き、空気に触れた皮脂が酸化して黒く見える状態が黒ニキビです。アクネ菌の増殖によって炎症が起こると、痛みやかゆみを伴う赤ニキビになります。さらに症状が悪化して赤ニキビが化膿した状態が黄ニキビです。
炎症が真皮に到達してしまうとニキビ跡として残るリスクが高くなるため、細菌やウイルスの繁殖を抑える治療が必要になります。
ニキビが重症化し、炎症のダメージが進行して肌の表面に生じるのが、色素沈着やクレーターなどのニキビ跡です。ニキビ跡の種類は、主に「赤み」「色素沈着」「クレーター(凸凹)」の3つに分類されます。
ニキビ跡の赤みは時間経過とともに消えるケースが多いですが、強い炎症によって肌の表面がダメージを受けると、半年経過した後も赤みが残る場合があります。炎症が長引くと、肌を守るためにメラニンが活性化し茶色っぽいシミができ、色素沈着として跡が残ります。
また、ニキビが化膿して炎症が真皮にまで広がると、皮膚組織が破壊されてクレーターが生じる可能性があるため、注意が必要です。
当院では、ニキビやニキビ跡の種類や進行度に応じて、さまざまな治療方法をご用意しています。
レーザーや光の照射、注射のほか、薬剤や水流を利用したピーリングにより、肌のターンオーバーを促してニキビ肌やニキビ跡を改善へ導きます。皮膚に針を刺入して自然治癒力を高め、美肌効果のある薬剤でより高い治療効果を目指すことも可能です。
ホームケアで肌トラブルの改善を目指したい方には、医療機関専売のスキンケア用品や内服薬、外用薬などがおすすめです。
ニキビの原因に作用する内服薬の服用により、内側から肌の調子を整えてニキビの改善を目指します。
当院では、トラネキサム酸・シナール・ピドキサール・リボフラビン酪酸エステルの4種類を含む「ニキビ内服セット」を処方しており、ニキビの原因となるアクネ菌の減少や赤ニキビ・黄ニキビの炎症抑制効果が期待できるためおすすめです。また、炎症がひどい重症ニキビの改善にはビタミンA誘導体が主成分のイソトレチノインを処方しています。
ゼオスキンは、医師の処方が必要な美容成分が含まれた、医療機関専売のスキンケアブランドです。ゼオスキンには、メラニン色素の生成を抑える働きや、肌のターンオーバーを促進させる効果があります。新しい皮膚を生産し、古い角質を排出することで、肌質を整えつつ、ニキビ跡の改善を目指します。
当院では、ニキビに効果的な外用薬を幅広くご用意しています。アダパレンとディフェリンは毛穴の詰まりを改善し、ニキビの発生を抑制する薬です。抗菌薬のダラシンはたんぱく質の合成を阻害し、アクネ菌の増殖を防ぎます。
ビタミンA誘導体のトレチノインは肌のターンオーバーを促してメラニン色素を含んだ角質を排出し、ハイドロキノンはメラニン色素の生成を抑制する働きがあります。
また、スキンケアとして医師が調合した化粧水のDr’sローションや、ニキビの抑制効果のあるビタミンB2やビタミンB6などの美容成分を追加したオリジナルカクテルローションもおすすめです。
サブシジョンは、凹凸のあるニキビ跡の改善を目指す治療方法です。ニキビの炎症が悪化すると、患部の皮下組織で線維化が発生し、固くなって凹凸ができる場合があります。サブシジョンでは、皮膚をくぼませている線維を医療用の針でほぐし、皮膚の凹凸を改善します。炎症が脂肪層まで及んでいるニキビ跡の場合は、サブシジョンとヒアルロン酸注入を組み合わせて改善を目指します。
ポテンツァ(POTENZA)とは、さまざまな肌トラブルに効果のある美肌治療機器です。マイクロニードルを刺入して肌に微細な穴を開け、真皮層にRF(高周波)を照射します。穴を開けることにより、傷を治そうとする創傷治癒力が活性化するため、ニキビ跡の改善が期待できます。肌の再生によってコラーゲン・エラスチンの生成を促し、ターンオーバーを整える点もおすすめです。
ケミカルピーリングとは、酸性の薬剤をお顔に塗布し、肌のターンオーバーを促進する治療です。顔だけでなく、身体への塗布も可能なため、身体にできたニキビの改善にも使用できます。
コラーゲンピールとは、ピーリング剤「PRX-T33」を使用した治療方法です。マッサージしながら塗布して古い角質を落とし、コラーゲンの産生による肌の生まれ変わりを促してニキビ跡を改善します。
ブラックピールとは、Vカーボンシステム(フィルム+スプレー)を使用した医療用ピーリング剤を塗布する治療です。天然剥離成分と抗酸化成分が肌のターンオーバーを促進し、ニキビやニキビ跡の改善を行います。
ハイドラフェイシャルは、水流によって古い角質や皮脂などの汚れを洗い流して肌環境を整える、ウォーターピーリングの医療機器です。肌の負担を抑えた治療で、膿のないニキビやニキビ跡を改善へ導きます。
ハイドラジェントルは、ハイドラフェイシャルよりマイルドに角質や角栓などの汚れを落とすピーリング治療です。肌に針を挿入したりレーザーを照射したりしないため、痛みが少なく、肌への刺激を抑えてニキビのできにくい肌への改善を助けます。
ピコフラクショナルは、レーザーの照射によって肌に小さな穴を空け、創傷治癒力を活性化させる治療です。コラーゲンやエラスチンの生成を促進し、ターンオーバーを正常化するため、ニキビ跡の改善やニキビの予防につながります。
IPL光治療は、幅広い波長を持つ特殊な光を肌に照射し、さまざまな肌トラブルの改善を目指します。メラニン色素を分解する効果があるため、ニキビ跡の赤みや色素沈着を目立たなくします。
プラセンタ注射・内服は、胎盤から抽出した成分でエイジングケアを行う治療です。ホルモンバランスを整え、肌荒れを改善する効果が期待できます。
幹細胞エクソソーム点滴は、ヒトから抽出した幹細胞を培養した際の上澄み液、あるいは濃縮液を、点滴で体内に注入する治療です。点滴に含まれる成分が肌の再生を促し、ニキビやニキビ跡を改善へ導きます。
フィロルガ注射は、肌へ有効成分を注入する細胞再生注射です。薬剤に含まれる超高濃度ヒアルロン酸やビタミン、アミノ酸などの作用によって、ニキビやニキビ跡がある肌の改善を目指します。
※現在取り扱っておりません。
ピュアスキン(幹細胞培養上清液)は、タンパク質の一種であるサイトカインを数百種類含む上清液を注入するエイジングケア治療です。皮膚の再生や抗炎症作用により、ニキビやニキビ跡の改善を助けます。
ヴェルベットスキンは、ダーマペンとコラーゲンピールを組み合わせた施術です。肌に微小な穴を空けて美容成分を浸透させる方法で、肌のハリを整え、ニキビやニキビ跡の改善を目指します。
エリシスセンスは、マイクロニードルを肌に挿入し、RF(高周波)エネルギーを照射する美容医療です。肌の奥まで美容成分を浸透させるドラッグデリバリーシステムによって肌の再生を促し、ニキビやニキビ跡を改善へ導きます。
ニキビやニキビ跡について、症状に適した施術を選ぶことが難しい場合は、事前の肌診断をおすすめします。
TCBの肌診断では、日本製の肌分析機「ネオヴォワール」を使用し、ニキビの原因になるアクネ菌の代謝物「ポルフィリン」が多い部位を確認することが可能です。ニキビができやすい部位を事前に把握することで、ニキビの改善と予防につながります。また、肌の赤みや凹凸も詳細に確認できるため、ニキビ跡治療が必要な箇所の把握も可能です。
肌診断による詳細な診断結果をもとに、患者様一人ひとりの症状と原因に適した施術をご提案いたします。
TCB東京中央美容外科では患者様のニーズに応じた施術を多数ご用意しております。
施術ごとの詳しい価格については料金表をご覧ください。
市販のニキビ治療薬は、軽度のニキビには効果的な場合がありますが、症状によっては医師の診察を受けることをおすすめします。特に市販薬で効果が出にくい場合や重症化している場合は、医療機関による専門的な治療が必要です。
自分の力だけでニキビ跡の治療は困難です。特にクレーターは、真皮層の細胞が損傷しているため、自然なターンオーバーでは治りにくい状態です。自力で治せないニキビ跡には、美容医療による専門的な治療がおすすめです。
ニキビ跡の治療は症状によって異なります。クレーター治療にはサブシジョンやポテンツァが適しています。赤みや色素沈着にはレーザー治療やピーリングなどが適しています。カウンセリングで医師がお肌の状態を診察し、適切な治療をご提案します。
ニキビの症状によって異なりますが、ニキビの改善に適した治療には内服薬、外用薬、幹細胞エクソソーム点滴などがあります。医師が症状を確認し、患者様のお悩みに合わせた治療をご提案します。
ニキビやニキビ跡の予防や改善には、肌のターンオーバーを整えるセルフケアが大切です。ターンオーバーの乱れによってニキビが発生するのを防ぐため、適切な睡眠時間や運動を心がけてください。また、ビタミンB群を食事に取り入れると、皮脂の分泌を整えてニキビができにくくなります。さらに、油分を抑えて毛穴詰まりを防止する、ノンコメドジェニックのスキンケア用品で正しい洗顔やメイクを行いましょう。
誤ったスキンケアや生活習慣の乱れに気をつけることが重要です。メイクを隠すためにファンデーションなどを厚塗りしたり、肌への負担の多い化粧品を使用したりすると、症状が悪化してニキビ跡になる恐れがあります。
TCB東京中央美容外科は、日本美容外科学会(JSAS)正会員、日本形成外科学会(JSAPS)専門医・正会員、日本形成外科手術手技学会会員、日本外科学会会員・専門医、日本整形外科学会会員・専門医、日本皮膚科学会会員、日本抗加齢医学会正会員、日本アンチエイジング外科学会会員、乳房再建エキスパンダーインプラント責任医師、日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会正会員、日本静脈学会会員、日本脈管学会専門医、下肢静脈瘤血管内焼灼術指導医、日本創傷外科学会会員・専門医、日本熱傷学会会員・専門医、日本創傷治癒学会会員、皮膚腫瘍外科分野指導医・領域指導医、日本Acute Care Surgery学会会員、日本整容脳神経外科学会会員、日本頭蓋額顔面外科学会正会員、日本口蓋裂学会正会員、日本ペインクリニック学会正会員、日本マイクロサージャリー学会会員、日本麻酔科学会正会員、麻酔科認定医、麻酔科標榜医、臨床研修指導医、日本臨床外科学会会員、医学博士、などの資格を持つ医師が在籍しています。
TCB東京中央美容外科では、医師監修のもと「医療広告ガイドライン」に従い、以下の2点についてホームページの見直し・改善を適宜行っております。
患者様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
TCB東京中央美容外科がTVやCMで放映された
情報についてご紹介します。
2025/11/4 テレビ
tbc東北放送2025/11/4放送「ひるおび!ニュース内ローカルニュース」に、TCBと利久がコラボした子ども食堂について取り上げられました。
2025/11/3 テレビ
ミヤギテレビ2025/11/3放送「ミヤギnews every.」に、TCBと利久がコラボした子ども食堂について取り上げられました。
2025/11/3 テレビ
khb東日本放送2025/11/3放送「チャージ!」に、TCBと利久がコラボした子ども食堂について取り上げられました。

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