Q脱毛の前後でお酒を飲んではいけない理由はなんですか?

A

飲酒をして体温が上がることで炎症が起こりやすくなったり、痛みを感じやすくなるためです。

飲酒をすると「炎症が起こりやすくなる」「痛みを感じやすくなる」などのリスクがあります。

炎症が起こりやすくなる

飲酒をすると利尿作用とお酒を分解するために体内の水分が奪われるため、お肌が乾燥して敏感になります。
その状態でレーザーを照射すると、かゆみや湿疹などの炎症が起こりやすくなるため、注意が必要です。
また、飲酒をして肌に赤みが出た状態でレーザーや光を照射すると、火傷のリスクも上がるため、施術が断られるケースもあります。

なお、脱毛後に飲酒をするとレーザー後でほてった肌がさらに温まり、赤みやかゆみなどの炎症を起こしやすくなります。
また、脱毛後すでに炎症を起こしていた場合は、飲酒によって体温が上がることでさらに症状が悪化したり、色素沈着を起こす可能性もあります。

痛みを感じやすくなる

飲酒をするとお肌が乾燥して敏感になるため、その状態でレーザーを照射すると、普段よりも痛みを感じやすくなります。
痛みをやわらげるためにレーザーの出力を下げると、せっかくの脱毛の効果も低下してしまいます。
上記の理由により、脱毛をする前後は飲酒を避けましょう。

なお、飲酒をしてOKな時間としては「脱毛をする12時間前まで」と、「脱毛をして12時間後から」が基本です。
一般的にはアルコールが抜けるまでに12時間は要するといわれていますが、二日酔いの場合はまだアルコールが体内から抜けていないため、通常の状態に戻るまでは脱毛は控えましょう。また、脱毛後12時間経過してもまだ赤みやかゆみなどの炎症を起こしている場合は飲酒を避けましょう。

ただ、「うっかり飲酒をしてしまった!」という場合は、脱毛前であればクリニックやサロンに相談して、予約変更をするなど対応をしてもらいましょう。自己判断で施術を受けてトラブルが生じた場合は対応をしてもらえないこともあるため、必ず事前に連絡は入れておきましょう。脱毛後に飲酒をした場合も、炎症が起きるリスクがあるため、念のため連絡をしておくことをおすすめします。

このQAを監修したドクター

安本 匠

新宿三丁目院 院長

安本 匠

脱毛に関する意識は男女問わず拡大傾向にあるため、「一度はやってみたい」と思われた方も少なくないでしょう。
「脱毛」と一言で言っても方法はさまざまです。医療脱毛やエステ脱毛に加え、自宅で簡単に脱毛ができる家庭用脱毛器も身近なものになってきています。ワキやデリケートゾーンは蒸れやすく、雑菌が繁殖しやすいこともあり、清潔に保ちたいという理由から脱毛を検討される方も珍しくありません。半永久的な脱毛を可能にする医療脱毛は、資格を有した医師の指導のもと行うため、万が一の肌トラブルにも適切なケアを受けることができます。まずは一度、カウンセリングにお越しください。患者様に適した脱毛プランを提案させていただきます。

経歴
2010年
山形大学医学部 卒業
2010年
山形大学医学部附属病院 循環器病センター
2011年
山形大学医学部附属病院 救命救急センター
2011年
日本海総合病院 外科
2012年
山形大学医学部附属病院 心臓血管外科
2013年
日本海総合病院 心臓血管外科 副医長
2014年
山形大学医学部附属病院 心臓血管外科 病院助教
2015年
TCB 東京中央美容外科 福島院 院長
2016年
TCB 東京中央美容外科 郡山院 院長
2017年
TCB 東京中央美容外科 仙台駅前院 院長
2023年
TCB 東京中央美容外科 新宿三丁目院 院長
備考
ボトックスビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ®バイクロス 認定資格医
日本美容外科学会(JSAS) 正会員
日本外科学会 専門医
日本脈管学会 専門医
下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による指導医

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