【11万件超の症例を解析】スレッドリフト後方視研究が国際美容外科学術誌「PRS Global Open」に掲載

高度化する美容医療におけるスレッドリフトの役割進化を明らかに

TCBの田村貴彦医師らは、スレッドリフト施術における使用傾向や患者属性などの経時的変化について研究し、論文「Multicenter Review of More Than 110,000 Facial Thread Lifting Cases From a Cosmetic Surgery Group」(美容外科グループにおける11万件超の顔面スレッドリフト症例の多施設共同解析)を発表しました。
同論文は2025年11月、国際美容外科学術誌「Plastic and Reconstructive Surgery-Global Open」に掲載されました。

論文「Multicenter Review of More Than 110,000 Facial Thread Lifting Cases From a Cosmetic Surgery Group」

発表した論文の画像

文献情報

論文タイトル Multicenter Review of More Than 110,000 Facial Thread Lifting Cases From a Cosmetic Surgery Group
掲載誌 Plastic and Reconstructive Surgery-Global Open
掲載日 2025年11月
著者 Tamura, Takahiko MD, PhD; Okumura, Kohki MD; Teranishi, Hiroo MD
URL https://journals.lww.com/prsgo/fulltext/2025/12000/multicenter_review_of_more_than_110,000_facial.4.aspx

論文要旨

背景

スレッドリフトは、顔のエイジングケア効果を目的とした低侵襲の美容治療として広く普及している。しかし、その施術動向や患者特性、施術の組み合わせなどを包括的に評価した大規模多施設研究は少ない。本研究は、全国の美容外科ネットワークにおける5年間の顔面スレッドリフト施術について、使用傾向や患者属性、施術構成、併用治療の経時的変化を明らかにすることを目的とした。

方法

2020年から2024年にかけて、東京中央美容外科グループ100院以上で実施された111,948例の顔面スレッドリフト施術を後方視的に解析した。

結果

5年間で施術件数は増加し、患者年齢の中央値も有意に上昇した(P < 0.001)。併用施術パターンは7種類に及び、なかでもポリジオキサノンとポリカプロラクトンの併用が最も頻用されていた。また、非吸収性スレッドの使用が大幅に増加した。60%以上の患者がフィラーやボツリヌストキシンなどの追加治療と併せてスレッドリフトを受けていた。

結論

スレッドリフトは、多面的なエイジングケア治療の一要素として一層活用されるようになり、患者層の高齢化と施術の複合化が進んでいる。本研究は、エビデンスに基づく美容医療におけるスレッドリフトの役割が進化していることを示すものである。

執筆医師

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田村 貴彦(Takahiko Tamura)

TCB梅田大阪駅前院 主任

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