Q脱毛後に水ぶくれができてしまったのですが、原因や対処法を教えてください。

A

軽度のやけどが原因と考えられます。そのような場合は炎症を抑える軟膏を患部に塗布し経過をみていきます。

やけどとなる原因としては、もともと敏感肌の方がレーザーに過剰反応してしまうことで、皮膚に炎症を起こし水ぶくれの形となって出現することが考えられます。
やけどになりやすい方は、
①日焼け肌の方
②肌が乾燥している方
③光アレルギーの方
などが主にあげられます。

敏感肌であるという認識がある方の場合は、赤みや痛みが強めに出てしまうおそれがあるため、施術担当の看護師がレーザーの出力を調整しつつ、お肌の状態を確認しながら照射していく方法を取ることが推奨されます。
それでも水ぶくれのような症状が現れる場合には、氷などによる冷却や、ステロイド軟膏の塗布で様子を見ていくことになります。

水ぶくれのあるまま衣服などによる擦れが起きてしまうと、患部の色素沈着につながる場合がありますので、症状の改善が認められ次第、再度レーザー脱毛を再開していくようになります。
安易に水ぶくれを潰してしまいますと、皮膚に細菌が侵入してしまうおそれもあるため、なるべく触らず患部を冷やしながらステロイド軟膏による治療で経過観察することが大切です。

このQAを監修したドクター

安本 匠

新宿三丁目院 院長

安本 匠

脱毛に関する意識は男女問わず拡大傾向にあるため、「一度はやってみたい」と思われた方も少なくないでしょう。
「脱毛」と一言で言っても方法はさまざまです。医療脱毛やエステ脱毛に加え、自宅で簡単に脱毛ができる家庭用脱毛器も身近なものになってきています。ワキやデリケートゾーンは蒸れやすく、雑菌が繁殖しやすいこともあり、清潔に保ちたいという理由から脱毛を検討される方も珍しくありません。半永久的な脱毛を可能にする医療脱毛は、資格を有した医師の指導のもと行うため、万が一の肌トラブルにも適切なケアを受けることができます。まずは一度、カウンセリングにお越しください。患者様に適した脱毛プランを提案させていただきます。

経歴
2010年
山形大学医学部 卒業
2010年
山形大学医学部附属病院 循環器病センター
2011年
山形大学医学部附属病院 救命救急センター
2011年
日本海総合病院 外科
2012年
山形大学医学部附属病院 心臓血管外科
2013年
日本海総合病院 心臓血管外科 副医長
2014年
山形大学医学部附属病院 心臓血管外科 病院助教
2015年
TCB 東京中央美容外科 福島院 院長
2016年
TCB 東京中央美容外科 郡山院 院長
2017年
TCB 東京中央美容外科 仙台駅前院 院長
2023年
TCB 東京中央美容外科 新宿三丁目院 院長
備考
ボトックスビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ®バイクロス 認定資格医
日本美容外科学会(JSAS) 正会員
日本外科学会 専門医
日本脈管学会 専門医
下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による指導医

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