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2024/09/24 公開
2024/10/09 更新
ボトックス注射は、ボツリヌス菌から抽出した薬剤を注入して筋肉の緊張を抑え、表情ジワやエラ張りを改善する治療です。ダウンタイムが少なく手軽に受けられる一方で、「笑顔がひきつる」「口角が上がらなくなる」などの症状が出る可能性もあります。このコラムでは、ボトックス注射で笑顔がひきつる原因や詳しい症状、対処法、失敗しないためのポイントについて解説しています。ボトックス注射を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ボトックス注射の後に笑顔がひきつる原因は、適切でない注入部位や注入量です。ボツリヌストキシン製剤の作用が意図しない筋肉まで広がると、表情筋が動きにくくなり、笑顔が不自然に見えてしまいます。また、適切な間隔をあけずに治療を受けると効果が出すぎてしまい、表情筋が動かなくなってしまう場合もあります。
ボトックス注射の後に、笑顔がひきつる症状が起きやすい部位は以下の5つです。
ここでは、部位ごとの症状や原因について詳しく解説します。
エラボトックスは、あごを動かす咬筋(こうきん)の動きを抑制してエラ張りを改善する治療です。しかし、薬剤が口の周りや頬の筋肉にまで作用してしまうと筋肉が正しく動かず、笑顔が不自然になってしまいます。
口角のボトックス注射では、口角を下げる働きのある口角下制筋(こうかくかせいきん)の動きを抑制し、口角を自然に引き上げます。また、口輪筋(こうりんきん)に注入すると上唇のしわの改善にも効果的です。ただし、薬剤が効きすぎて唇が動かしにくくなったり、口角の上がり方に左右差が出てひきつった表情に見えたりする可能性があります。
眉間のボトックス注射は、眉頭に沿ってある皺眉筋(しゅうびきん)に薬剤を注入して眉間のしわを改善する治療です。皺眉筋と近接しているおでこの前頭筋まで薬剤が作用してしまうと、まぶたが重くなって目が開きにくくなり、口角だけ上がった不自然な笑顔になる場合があります。
おでこのボトックス注射は前頭筋(ぜんとうきん)の動きを抑制するため、老けて見えるおでこのしわの改善に効果的です。しかし、眉や目の周りの筋肉に薬剤が流れてしまった場合、眉頭または眉尻だけつりあがり、笑顔がひきつって見えてしまいます。
目尻のボトックス注射は、目の周りにある眼輪筋(がんりんきん)が原因である目元のしわを解消します。薬剤が効きすぎると、眉間のボトックス注射と同様にまぶたの開閉がしにくくなったり、目が笑っていないように見えたりする場合があります。
ボトックス注射で笑顔がひきつってしまった時の対処法は、以下の2つです。
一般的に、ボトックス注射の効果は3~6ヶ月程度であり、効果が薄れるとともに笑顔がひきつる症状も治まっていきます。症状が軽度であれば、ボトックスの効果がなくなるまで待ってもよいでしょう。また、ボトックスの効果を弱めるアセチルコリン塩化物を注入し、筋肉の動きを回復させる方法もあります。ただし、費用がかかる点や効果が一時的である点には注意が必要です。
エラボトックスが適切な部位に注入されないと、口角が上がらなくなる場合があります。エラボトックスは咬筋の動きを抑制する治療ですが、口周辺の笑筋(しょうきん)に作用してしまうことが原因です。
もともとある顔の左右差を考慮せずにボトックス注射をすると、顔の左右差が大きくなり目立つ可能性があります。そのため、顔全体のバランスや筋肉の状態に合わせた注入量の調整が必要です。
おでこや眉間に注入したボトックスがまぶたを持ち上げる筋肉にまで作用してしまうと、まぶたが重くなり二重幅が狭くなってしまいます。また、もともとまぶたがたるんでいる方や眼瞼下垂の方は、たるみが目にかぶさり、目が小さく見えてしまう場合もあります。
ボトックス注射で失敗しないために気を付けるポイントは、以下の2つです。
ボトックス注射の治療では、信頼できるクリニック選びが大切です。治療実績や口コミ、カウンセリング内容、使用する薬剤の種類などを事前に確認する必要があります。また、治療直後に患部を触ったり圧迫したりすると、薬剤が周囲に広がってしまいます。意図しない筋肉に作用し、笑顔が引きつる原因になるため注意が必要です。マッサージやエステなどは1週間程度控えてください。
このコラムでは、ボトックス注射で笑顔がひきつる原因や部位別の症状、対処法、失敗を防ぐためのポイントについて紹介しました。注入量や部位が適切でないと、笑顔がひきつる、表情が不自然になるなどの症状が出る可能性があるため、信頼できるクリニック選びが重要です。
TCB東京中央美容外科では、患者様のお顔を丁寧に診察し、適切な注入量や部位をご提案します。無料カウンセリングもご用意しているため、お気軽にご来院ください。
TCB「エリア総括院長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】
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