ボトックスとヒアルロン酸はどっちを先に受けるべき?同時に受ける際の順番やメリットを紹介

2024/12/11 公開

2024/12/11 更新

ボトックスとヒアルロン酸はどっちを先に受けるべき?同時に受ける際の順番やメリットを紹介

ボトックス注射とヒアルロン酸注射は、注射のみで行う治療のため、ダウンタイムや治療時間が短く人気のある治療です。両方の治療を受けたいけれど、「同時に受けてもいいのか」「どっちを先に受けるべきか」を知らない方は多いのではないでしょうか。
このコラムでは、ボトックスとヒアルロン酸は同時に受けられるのか、どちらを先に受けるべきかについて解説します。同時に受けるメリットや治療後の注意点も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ボトックスの効果

ボトックス注射は、筋肉の働きを抑制し萎縮させてエラ張り・ふくらはぎの張り・肩こり・しわ・多汗症などの症状を改善する効果がある治療です。ボツリヌストキシンと呼ばれる成分が神経伝達物質のアセチルコリンの放出を阻害し、筋肉を弱めます。治療後1週間程度で効果が現れ始め、3~6ヶ月程度効果が持続します。

ヒアルロン酸の効果

ヒアルロン酸注射は、ヒアルロン酸を注入して皮膚にふくらみを持たせることで、しわ・たるみの改善や、顔のパーツ形成などの効果が得られる治療です。効果は即効性があるため、治療後すぐに効果を実感できます。持続期間はヒアルロン酸の種類によって異なりますが、4ヶ月~2年程度です。

ボトックスとヒアルロン酸は同時に受けられるのか

ボトックスとヒアルロン酸は同時の治療が可能です。2つの治療を併用すると、通常よりも高い効果が得られるため、組み合わせて治療を受ける方は多くいらっしゃいます。ダウンタイムの期間が一度で済むため、十分なダウンタイム期間を確保できない方にもおすすめです。
しかし、注入部位やご希望によっては、別々での治療が適している場合もあります。カウンセリングにてご自身の希望を伝え、同日に受けるべきかをご相談ください。

ボトックスとヒアルロン酸はどっちを先に受けるべきか

ボトックスとヒアルロン酸はどっちを先に受けるべきか

ボトックスとヒアルロン酸の治療を受ける際の順番は、治療をする部位や患者様の症状によって異なります。一般的には先にボトックスを注入します。ボトックスの注入後2週間程度経過し、効果が安定した後にヒアルロン酸を注入すると、より効果的です。ボトックスで筋肉を萎縮させた後に、ヒアルロン酸でパーツ形成をすると、形成した部位が崩れにくくなり、注入時の状態を長く持続できます。また、ボトックスで大きな変化があった場合、治療後の顔のバランスを見ながらヒアルロン酸の注入量を決められるのもメリットです。
ご自身の希望や注入部位などを医師に相談したうえで、条件に合う治療方法を選択してください。

ボトックスとヒアルロン酸を同時に受けるメリット

ボトックスとヒアルロン酸の治療を同時に受けると、下記2つのメリットがあります。

  • 相乗効果が得られる
  • 持続期間が長くなる

相乗効果が得られる

ボトックスとヒアルロン酸の治療を同時に受けると、どちらかの治療のみを受ける場合よりも高い効果を得られます。丸顔をシャープなフェイスラインにしたい場合は、エラボトックスで顔の横幅を整え、あごにヒアルロン酸を注入すると、卵型の輪郭を形成できます。また、おでこのしわをなくしたい場合は、ヒアルロン酸でリフトアップをしてから、ボトックスで表情筋を弱めます。直接しわを改善すると同時に、筋肉の癖がなくなるため、より高い効果を実感できる治療法です。
お悩みを改善できる適切な治療の組み合わせや順番は、カウンセリングにて医師にご相談ください。

持続期間が長くなる

ボトックスとヒアルロン酸を併用すると、効果の持続期間が長くなります。同じ部位に対して2つの異なる効果が発揮できるため、1つの治療のみを行うよりも継続的な効果の実感が可能です。また、フェイスライン全体を整えるために複数の部位に併用する場合も、持続期間を長くすることができます。エラやほうれい線、あごなどの部位に併用すると、それぞれの部位に異なる効果が現れ、相乗効果が期待できるため、より効果的に治療を受けられます。

治療後の注意点

治療後の注意点

ボトックスやヒアルロン酸の治療後は、下記の3つに注意してお過ごしください。

  • 血行を促進する行為は避ける
  • 患部に刺激を与えない
  • 患部を冷やす

治療後1週間程度は、血行を促進する行為や患部に刺激を与える行為は避けてください。運動や飲酒、入浴、サウナなどの血行を促進する行為は、ボトックスの効果を弱めたり、内出血や腫れなどのダウンタイムの症状を長引かせる可能性があります。また、マッサージやエステなどの患部を刺激する行為は、ボトックスの成分を分散させて別の筋肉を抑制したり、ヒアルロン酸で形成した部位の形が崩れて凹凸ができたりする恐れがあります。
また、患部を冷やすと、毛細血管が収縮し内出血や腫れのリスクを軽減できます。直接患部に保冷剤や氷を当てて冷やすと、血流が悪くなるため、清潔なタオルに包んで冷やしてください。

まとめ

ボトックスとヒアルロン酸は同時の治療が可能です。同時に治療を受けると、1つずつ治療を受けるよりも持続期間が長く、高い効果を得られます。治療方法は患者様の症状やご希望によって異なるため、適切な方法を提案できる医師を選択することが大切です。
TCB東京中央美容外科は、患者様一人ひとりを丁寧に診察し、お悩みに適した治療をご提案します。まずは、お気軽にカウンセリングでご相談ください。

このQAを監修したドクター

寺西 宏王

梅田大阪駅前院 院長

寺西 宏王

TCB「理事長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】

経歴
2004年
兵庫医科大学 卒業
2004年
兵庫医科大学病院
2006年
京都医療センター 外科
2007年
京都大学医学部付属病院 心臓血管外科
2007年
静岡県立総合病院 心臓血管外科
2012年
小倉記念病院 心臓血管外科
2016年
小倉記念病院 心臓血管外科 副部長
2019年
東京中央美容外科 京都駅前院 院長
2020年
東京中央美容外科 梅田大阪駅前院 院長
備考
ボトックスビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医
日本外科学会 専門医
日本心臓血管外科学会 専門医
日本胸部外科学会 正会員
日本血管外科学会 正会員
日本冠動脈外科学会 正会員
日本美容医療学会 正会員

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