肩こり解消にHIFU(ハイフ)は効くって本当ですか?

2021/12/27 公開

2022/03/15 更新

HIFUは基本的に肩こりへの効果はないです。

HIFUは高密度焦点式超音波療法といわれており、高い熱エネルギーでSMAS筋膜層(4.5㎜)・脂肪層(3.0㎜)・真皮層(2.0㎜)に熱照射をする機器です。熱損傷によって衰えたSMAS層(皮膚内部にある筋膜)が活性化し縮むことで、シワ・たるみを解消します。
また、熱エネルギーの照射ダメージを治そうとする体の自然な働き(新陳代謝)により、修復機転が働き、コラーゲン生成が促進されます。これにより皮膚にハリが生まれ、お顔全体が引き締まることでフェイスラインがスッキリします。

肩こりは首から肩、背中にかけての筋肉がこわばることで起こります。僧帽筋、半棘筋、肩甲挙筋などの筋肉です。それらの筋肉の上にある皮膚は厚みがあり、HIFUを照射しても筋肉層に照射熱が到達しないため、肩こりへの効果はないといえます。
しかし、エステサロンではハイパーナイフという電磁波を利用して体を温める、高周波痩身機器を取り扱っているサロンも多く、その温熱や振動の効果により肩をほぐし肩こりを改善すると謳っているエステサロンもあります。

当院では肩こりの原因となっている僧帽筋、半棘筋、肩甲挙筋などの筋肉が硬直してしまっている部位にボトックス、ボツリヌストキシンを適量注射する処置がおすすめです。ボトックスは筋肉の緊張を和らげる作用があるため、肩こりが改善します。また肩こりの筋肉の張りでゴツゴツとした肩の印象も美しいラインに整えます。

このQAを監修したドクター

村田 大典

新宿西口院 院長

村田 大典

美しい仕上がりはもちろんのこと、施術を受けた患者さんの人生が幸せに変化する事を目指す。
全国から指名が殺到するリピーター率トップクラスの予約困難ドクター。

経歴
杏林大学 卒業
東京女子医科大学 形成外科・皮膚科・麻酔科
TCB 東京中央美容外科 宇都宮院 院長
TCB 東京中央美容外科 新宿三丁目院 院長
TCB 東京中央美容外科 新宿西口院 院長
備考
日本美容外科学会(JSAS) 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本アンチエイジング外科学会 会員
日本静脈学会 会員
下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による実施医
ボトックスビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ®バイクロス 認定資格医

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