脂肪吸引注射は効果ない?おすすめの部位や失敗を防ぐポイントを紹介

2025/09/08 公開

2025/09/10 更新

脂肪吸引注射は、気になる部位の脂肪細胞を減少させて部分痩せを目指せる施術ですが、場合によっては効果がないと感じる可能性があります。治療を受ける際は、治療部位の状態や仕上がりイメージの確認が大切です。
このコラムでは、脂肪吸引注射で効果がないと感じる理由や失敗を防ぐポイントを紹介します。脂肪吸引注射を検討中の方はご一読ください。

脂肪吸引注射の効果がないと感じる理由

脂肪吸引注射は、脂肪細胞の減少に一定の効果が期待できますが、以下の理由から効かないと感じる可能性があります。

  • 注射回数が少ない
  • 吸引量が少ない
  • 脂肪量が少ない
  • 効果の出にくい部位に治療を行った
  • 脂肪以外が原因で太っている

注射回数が少ない

脂肪吸引注射は、回数が少ないと十分に効果を得られない可能性があります。1回で効果を実感できるケースもありますが、脂肪の範囲が広い場合は何回か治療を受ける必要があります。また、効果を感じられる回数には個人差があるため、効かないと感じても医師の判断に従って継続的な治療を受けることをおすすめします。吸引が必要な脂肪の量が多い場合は、通常の脂肪吸引を検討してください。

吸引量が少ない

脂肪吸引注射は、1回の治療で吸引できる脂肪の量が脂肪吸引よりも少ないです。脂肪を取り除きすぎると、皮膚のたるみやへこみなどの原因になりますが、吸引量が少ないと効果を感じにくくなります。部位や脂肪の量に応じて、見た目が不自然にならない程度の量を吸引することが大切です。

脂肪量が少ない

もともとの脂肪量が少ない部位は、脂肪吸引注射で得られる効果が小さくなる可能性があります。手足の指や甲、おでこやこめかみなどは脂肪が少ないため、脂肪吸引注射には向いていません。

効果の出にくい部位に治療を行った

部位によっては、脂肪が多くても脂肪吸引注射の効果が得られにくい場合があります。脂肪吸引注射は、ピンポイントで少量の脂肪を吸引する治療です。脂肪が厚く、範囲が広い太ももやお腹などの部位では、目に見えるほどの変化が得られない可能性があります。ある程度皮下脂肪があり、少量の吸引でも変化が感じられる部位に行うのがおすすめです。

脂肪以外が原因で太っている

太って見える原因が脂肪以外の場合は、脂肪吸引注射を行っても期待していた効果を得られない可能性があります。骨格や筋肉、皮膚のたるみなどが原因の場合、脂肪を除去しても効果は期待できません。これらのケースに該当する場合は、他の美容治療を検討する必要があります。

脂肪吸引注射がおすすめな部位

脂肪吸引注射を受ける場合は、以下の部位に行うのがおすすめです。

  • アゴ下

頬の深い層にある脂肪をバッカルファットといい、年齢とともに垂れ下がるとほうれい線やたるみ、マリオネットラインの原因になります。適切な量のバッカルファットを除去すると、口元のたるみやもたつきが軽減でき、下膨れ顔やブルドック顔の改善が目指せます。また、頬骨周辺の脂肪であるメーラーファットを除去する施術との併用も可能です。

アゴ下

アゴ下の脂肪は二重アゴの原因になり、首が太く見えたり、フェイスラインをぼかして顔が大きく見えたりします。二重アゴは目立ちやすいため、脂肪吸引注射による小顔効果を実感しやすい部位です。

脂肪吸引注射のメリット

脂肪吸引注射には、以下のメリットがあります。

  • ダウンタイムが比較的短い
  • 部分痩せ効果が期待できる
  • 短期間で効果を実感しやすい

脂肪吸引注射は、ダウンタイムが短く、部分痩せ効果が期待できる治療法です。細い注射器で脂肪を吸引するため、傷跡が残りにくい特徴もあります。ダウンタイムや治療時間が短く、まとまった時間を確保できない方も受けやすい施術です。食事制限や運動などによるダイエットよりも短期間で効果が現れやすいため、早く変化を感じたい方にもおすすめです。

脂肪吸引注射で効果がないと感じないための工夫

脂肪吸引注射で効果を得るためには、以下の点に気を付けてください。

  • 効果や特徴について事前によく理解する
  • 信頼できる医師・クリニックを選択する
  • カウンセリングで仕上がりイメージを共有する
  • カロリーの摂りすぎに注意する
  • 他の美容治療と併用する

脂肪吸引注射を単発で受けても、劇的な痩身効果は期待できません。納得のいく結果を得るためには、期待できる効果を事前に正しく理解することが大切です。
また、脂肪吸引注射の仕上がりは治療を行うクリニック・医師の技術力にも左右されるため、信頼できるクリニックまたは医師を選択する必要があります。症例数が豊富なクリニックでは、同じ治療を受けた方の症例写真が見られるため、仕上がりイメージの共有がしやすくなるでしょう。
さらに、脂肪吸引注射で脂肪細胞を減少させても、過剰なカロリーの食生活を続けていると、もとの状態に戻る恐れがあるため注意が必要です。太って見える原因によっては脂肪吸引注射だけでは効果が出にくいケースもあるため、医師と相談のうえ、他の美容治療や脂肪吸引との併用も検討してください。

まとめ

脂肪吸引注射は効果がないと感じられるケースもありますが、おすすめの部位に適切に行うことで、痩身効果が期待できます。また、期待できる効果を事前に正しく理解することも大切です。
TCB東京中央美容外科では、「TCB式小顔脂肪吸引注射」をご用意しています。部分痩せを希望される方はお気軽に当院までご相談ください。

このQAを監修したドクター

鎌田 紀美子

銀座有楽町院 院長

鎌田 紀美子

天然美人メーカーとして、元から美人であるかのような違和感のない自然な仕上がりを得意としております。
昨日よりも今日が幸せなあなたであるように、お手伝いできる美容外科医を心がけています。

経歴
1998年
神戸大学法学部 卒業
2013年
東海大学医学部 卒業
2013年
板橋区医師会病院 形成外科
2013年
日本大学附属病院 麻酔科
2015年
品川美容外科 品川本院 部長
2017年
銀座国際美容外科池袋院 院長
2018年
銀座TAクリニック 院長
2021年
東京中央美容外科 八王子院 院長
2022年
東京中央美容外科 六本木院 院長
2024年
東京中央美容外科 銀座有楽町院 院長
備考
日本美容外科学会(JSAS) 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本静脈学会 会員
日本美容医療学会(JAPSA) 会員

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