鼻のヒアルロン酸注射のデメリットは?効果的な回数・頻度やメリットも解説

2025/09/04 公開

2025/09/10 更新

鼻のヒアルロン酸注射は、切開を行わずに高くきれいな鼻筋を目指したい方におすすめの美容施術です。多くのメリットがありますが、デメリットやリスクも存在するため、理解したうえで選択する必要があります。
このコラムでは、鼻のヒアルロン酸注射のメリット・デメリットや治療に伴うリスク、おすすめな方を紹介します。鼻の美容整形を検討中の方はぜひご一読ください。

鼻にヒアルロン酸を注入するデメリットは?

鼻のヒアルロン酸注射には、主に以下の4つのデメリットがあります。

  • 術後のスキンケアや入浴に制限がかかる
  • だんご鼻の改善にはあまり効果が期待できない
  • 効果が続く期間が限定的
  • 打ちすぎるとトラブルにつながる恐れがある

術後のスキンケアや入浴に制限がかかる

鼻にヒアルロン酸を注射したあとは、一時的にスキンケアや入浴に制限がかかります。洗顔や軽いスキンケアは当日から可能ですが、刺激の強い成分を使用したり注入部をゴシゴシ擦ったりする行為は仕上がりに影響する可能性があるため避けてください。また、治療当日はサウナや入浴を避け、短時間のシャワーで済ませるのが望ましいです。

だんご鼻の改善にはあまり効果が期待できない

だんご鼻の改善には、ヒアルロン酸注射以外の美容整形をおすすめします。鼻先には血管が集中しているため、ヒアルロン酸を注入すると血管閉塞や皮膚の壊死などのリスクが伴います。当院では合併症を避けるため、鼻先へのヒアルロン酸注入はお断りしております。だんご鼻の改善を希望する場合は、医師に相談のうえで他の施術を検討してください。

効果が続く期間が限定的

鼻のヒアルロン酸注射は、効果が続く期間が限定的です。注入したヒアルロン酸は、徐々に体内に吸収されるため、時間経過とともに効果が消失していきます。長期的な効果をご希望の場合は、定期的に治療を受けるか、他の美容整形を検討してください。

打ちすぎるとトラブルにつながる恐れがある

ヒアルロン酸を打ちすぎると、鼻が大きくなる、しこりができるなどの問題が生じる可能性があります。効果を持続させたい場合は、リスクを理解したうえで事前に医師とよく話し合い、適切な頻度で受けることが大切です。

鼻にヒアルロン酸注射をするリスク

鼻のヒアルロン酸注射は、メスを入れずに鼻筋を整えたい方におすすめの治療ですが、鼻先にヒアルロン酸を注射する場合、主に以下の4つのリスクが発生する可能性があります。

  • アレルギー反応
  • 感染症
  • 血管閉塞
  • 失明

アレルギー反応

ヒアルロン酸注射では、まれにアレルギー反応が起こる可能性があります。製剤に含まれているヒアルロン酸以外の成分や体質が原因で発症するリスクがあるため、異常を感じた場合はすぐに医師に相談してください。また、治療から数ヶ月後に症状が現れるケースを考慮し、経過に注意しましょう。

感染症

鼻先は皮脂が多いため、皮脂を栄養源とする細菌による感染症を引き起こす恐れがあります。炎症が悪化すると痛みや熱が出るケースがあるため、放置せず医師の指示を仰いでください。症状によっては、抗生物質による治療が必要になる可能性があります。

血管閉塞

鼻先には毛細血管が集中しているため、ヒアルロン酸の誤注入によって血管閉塞を引き起こすリスクがあります。血管閉塞が起こった場合、皮膚の壊死を避けるため、早い段階でヒアルロン酸の溶解が必要です。

失明

目につながる動脈にヒアルロン酸が入り込むと、血栓を形成して失明するリスクがあります。急激な視力低下や、視界が暗い・物が二重に見えるなどの症状がみられた場合は早急な対処が必要です。トラブル時の対応については、事前に医師やクリニックに確認してください。

鼻のヒアルロン酸注射の効果的な回数・頻度

継続的に鼻のヒアルロン酸注射を受ける場合は、トラブルを避けるために適切な回数や頻度で受けましょう。

回数

基本的に、ヒアルロン酸注射に回数の制限はありません。適切な間隔で再注入すると効果を持続できますが、頻繁に打つと鼻が横に広がったり、不自然な形になったりするため注意しましょう。

頻度

鼻のヒアルロン酸注射の効果は、個人差はありますが、一般的に6ヶ月〜1年程度、製剤によっては2年程度の持続が期待できます。見た目がもとに戻っても内部のヒアルロン酸が残っていると、2回目以降は注入の間隔が長くても効果を感じやすいケースもあります。そのため、効果が無くなってきたと感じたタイミングでの再治療がおすすめです。ただし、適切な治療頻度は個人で異なるため、医師と相談のうえで決定しましょう。

鼻にヒアルロン酸を注射するメリット

鼻のヒアルロン酸注射には、デメリットのほかに以下のメリットもあります。

  • 切開が必要ない
  • 自然な仕上がりが期待できる
  • 施術時間やダウンタイムが短い
  • 治療後すぐに効果を実感できる
  • 他の鼻整形よりも費用を抑えられる

切開が必要ない

ヒアルロン酸注射はメスを使用しないため、切開に抵抗がある方におすすめです。注射した部分に腫れや赤みが生じる可能性がありますが、メイクでカバーできます。

自然な仕上がりが期待できる

ヒアルロン酸注射での形成は、自然な仕上がりが期待できます。また、仕上がりに満足できなかった場合でも時間経過とともにヒアルロン酸は体内に吸収されるため、効果は消失します。気になる場合は再注入やヒアルロ二ダーゼ注射による修正も可能です。

施術時間やダウンタイムが短い

鼻のヒアルロン酸注射は、施術時間やダウンタイムが短いのが特徴です。10分程度で施術が完了し、当日からほぼ普段通りの生活が可能で、出血がなければ施術直後からメイクもできます。

治療後すぐに効果を実感できる

鼻のヒアルロン酸注射は注射後すぐに効果を実感しやすく、短期間で鼻の形を整えたい人におすすめです。赤みや腫れが引くと、さらに自然な仕上がりが期待できます。

他の鼻整形よりも費用を抑えられる

鼻整形のなかでも、ヒアルロン酸注射は比較的料金が安い傾向があります。切開を伴う方法やその他の施術は数十万円するケースが多いですが、鼻のヒアルロン酸注射は数万円で受けられます。費用を抑えて鼻整形を受けたい方におすすめです。

鼻のヒアルロン酸注射がおすすめな方

鼻のヒアルロン酸注射は、以下のような方におすすめです。

  • 鼻筋を整えたい
  • 鼻に高さが欲しい
  • 切開に抵抗がある
  • バレずに鼻を整形したい
  • ダウンタイムを避けたい
  • 短期間で結果を得たい

初めて鼻整形を受ける方や切開に抵抗がある方には、ヒアルロン酸注射が適しています。短期間で効果を実感しやすくダウンタイムもほとんどないため、周囲に気付かれにくく理想の鼻筋を目指せます。希望の仕上がりに少しでも近付けるためには、信頼できる医師の丁寧なカウンセリングのもとで治療を受けましょう。

まとめ

鼻のヒアルロン酸注射は鼻筋を整えられる治療ですが、デメリットやリスクをよく理解したうえで検討しましょう。TCB東京中央美容外科では、ヒアルロン酸注射を含むさまざまな鼻の美容整形を取り扱っております。理想の鼻筋を目指したい方は、ぜひ一度ご相談ください。

このQAを監修したドクター

寺西 宏王

梅田大阪駅前院 院長

寺西 宏王

TCB「理事長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】

経歴
2004年
兵庫医科大学 卒業
2004年
兵庫医科大学病院
2006年
京都医療センター 外科
2007年
京都大学医学部付属病院 心臓血管外科
2007年
静岡県立総合病院 心臓血管外科
2012年
小倉記念病院 心臓血管外科
2016年
小倉記念病院 心臓血管外科 副部長
2019年
東京中央美容外科 京都駅前院 院長
2020年
東京中央美容外科 梅田大阪駅前院 院長
備考
日本美容医療学会(JAPSA) 代表理事

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