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2024/11/15 公開
2025/08/22 更新
「クレーターが目立って肌が汚く見える」「肌の凹凸がメイクでも隠しきれない」などのお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。ポテンツァは、マイクロニードルと高周波によってコラーゲン・エラスチンの生成やターンオーバーの正常化を促し、クレーターの改善を目指す施術です。このコラムでは、ポテンツァがクレーター治療に効果を発揮する理由や効果的な薬剤・チップ、必要な施術回数について紹介します。施術後クレーターがもとに戻る可能性や、ポテンツァとダーマペンの違いについても解説しているため、クレーターでお悩みの方はぜひ参考にしてください。
目次
ポテンツァがクレーター治療に効果を発揮する理由は、主に以下の3つです。
ドラッグデリバリーとは、ポテンツァ専用のポンピングチップを使用し、マイクロニードルを抜く際の空気圧で薬剤を肌に浸透させる機能です。有効成分が真皮層まで浸透するため、肌の表面のみに薬剤を塗布するより高い効果が期待できます。ポテンツァは、肌悩みに合わせてさまざまな薬剤の選択が可能です。
マイクロニードルで肌に微細な穴を開けると、傷を治そうとする創傷治癒力が高まり、コラーゲン・エラスチンの生成が促されます。さらに、ターンオーバーが正常化するため、クレーターやニキビ跡の改善に効果的です。
ポテンツァは高周波を照射することで線維芽細胞を刺激し、コラーゲン・エラスチンの生成を促します。これらの成分が生成されると、肌の弾力が回復してふっくらとするため、クレーター改善に効果的です。さらに、高周波の熱エネルギーは過剰な皮脂分泌を抑制する働きがあり、クレーターの原因になるニキビや毛穴詰まりの予防にもつながります。
ポテンツァの施術では、肌悩みに合わせて薬剤とチップの選択が可能です。ここでは、クレーターにアプローチできる「ポンピングチップ」と、ポテンツァ専用に開発された薬剤「マックーム」を紹介します。
ポテンツァには14種類のチップがあり、症状に応じて使い分けができます。クレーターへのアプローチに効果的といわれているのは、ポンピングチップです。ドラッグデリバリーで薬剤を真皮層まで浸透させ、クレーターの改善を目指せます。
マックームは、スレッドリフトで使用される糸と同じPLLA(ポリ-L-乳酸)製剤です。真皮層で線維芽細胞を刺激してコラーゲンの生成を促すことで、クレーターの改善を目指します。体内に注入された後は数ヶ月程度で徐々に分解・吸収されるため、アレルギー反応を起こしにくい点が特徴です。
ポテンツァによるクレーター治療は、クレーターの深さや肌質などによって効果を実感できる回数が異なります。症状が軽度の場合は1回の施術でも効果を実感できますが、一般的には、1ヶ月に1回の間隔で3~4回程度行うとより効果的です。ただし、肌の深くまでダメージが及んでいる重度のクレーターの場合は、4~6回程度の施術が必要なケースもあります。施術の回数や頻度は個人差が大きいため、カウンセリング時に医師と相談してください。
ポテンツァの施術で改善したクレーターは、基本的にはもとに戻りません。ただし、ターンオーバーの乱れやニキビの悪化によって新たなクレーターができる可能性があります。適切なスキンケアや整った食生活、規則的な生活習慣を意識し、ニキビ、クレーターの再発を防ぐように心がけてください。
ポテンツァと同様、ダーマペンもクレーター改善に効果が期待できる施術です。ここでは、ポテンツァとダーマペンの違いや、どちらがよりクレーター改善に効果的なのか解説します。
ポテンツァとダーマペンは、どちらもマイクロニードルを刺入して創傷治癒力を高める施術ですが、高周波の照射と薬剤の導入方法が異なります。ダーマペンはマイクロニードルの刺入のみを行いますが、ポテンツァはマイクロニードルの刺入と同時に高周波を照射するため、真皮層までアプローチできます。高周波の熱エネルギーには止血作用があり、ポテンツァの方がダウンタイムが短い点も特徴です。また、ダーマペンは皮膚の表面に薬剤を塗布しますが、ポテンツァはドラッグデリバリーによって、空気圧で薬剤を真皮層まで浸透させます。
ポテンツァとダーマペンはどちらもクレーター改善に効果的ですが、クレーターが深い場合はポテンツァがおすすめです。クレーターが深いと真皮層までダメージが及んでいる可能性があるため、高周波やドラッグデリバリーによって真皮層によりアプローチできるポテンツァの方が効果が期待できます。クレーターや肌の状態によって適切な施術は異なるため、クリニックで医師と相談してください。
このコラムでは、ポテンツァがクレーター治療に効果を発揮する理由や効果的な薬剤・チップ、治療回数、ポテンツァとダーマペンの違いなどについて解説しました。
ポテンツァは、マイクロニードルの刺入や高周波の照射、ドラッグデリバリーによってクレーターの改善を目指す治療です。肌悩みに合わせて薬剤とチップを選択でき、特にポテンツァ専用の薬剤マックームは、クレーター改善に効果が期待できます。基本的に、ポテンツァの治療で改善したクレーターはもとに戻りませんが、ターンオーバーの乱れやニキビの悪化によって新たなクレーターができる可能性はあるため、適切なスキンケアや生活習慣を意識してください。
TCB東京中央美容外科では、患者様のお肌の状態を丁寧に診察し、適切な治療をご提案します。ぜひ無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。

TCB「理事長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】
