お顔が老化するメカニズム

お顔が老化する
メカニズム

セレネTOPへ戻る

年を重ねるごとに刻まれていく「しわ」や「たるみ」は、なぜ止められないのでしょうか。
毎日丁寧にケアをしても老けを防げないのは、皮膚や皮下脂肪、筋肉に骨といった体の内側も加齢とともに老化していくからです。肌内部のコラーゲンが減少したり筋肉が萎縮したり、体の組織は年々変化していきます。
組織の変化には美顔器や化粧品だけではアプローチできず、どんどんと老化が目に見えてきてしまうのです。
老化のメカニズムを知って、鏡に映る老けの原因を正しく理解しましょう。

代表的な5つの
老化メカニズム

顔にしわやたるみができ始めると、肌の表面ばかりに気を取られがちではないでしょうか?
実際は皮膚だけでなく、皮下脂肪、筋肉、靭帯、骨、すべての層の老化が「老け」の原因となります。
5つの層の老化が進むにつれ、しわ・たるみ・乾燥といった肌の悩みとして現れてくるのです。

老化メカニズム①
皮膚の老化

自然老化と光老化

皮膚が老化する原因として、紫外線を長く浴びていたことで引き起こされる「光老化」と、加齢による「自然老化」があげられます。

現れる肌の老化 光老化 自然老化
しわ 深い 細く浅い
しみ 色むらがあり、色が濃い
大きなものから小さなものまで出てくる
ほとんどみられない
肌の色 濃くなっていく 白く薄くなっていく
現れる箇所 太陽光が当たりやすい
顔、手の甲、首回りに出てくる
太陽光が当たっていない箇所にも出てくる

スクロール

光老化

肌が老化する原因の8割は紫外線によるものです。
これを「光老化」といい、紫外線の一種「UV-A」を長く浴びることで肌内部にダメージが蓄積し、老化とともに深いしわや濃いしみが肌に現れてきます。
UV-Aは窓ガラスや雲を通り抜けて肌に到達してしまう性質があるため、こまめな紫外線対策が大切です。紫外線対策をすることが、光老化の予防につながります。

自然老化

加齢とともに生ずる自然老化は「内因性老化」「生理的老化」といい、現状避けることができません。
皮膚が薄くなりしわもできますが、光老化が原因の大きなしわとは異なり、細かく浅いものです。
自然老化による皮膚の変化は2割程度といわれており、太陽光があたりにくい腕や太ももの裏側の肌に深いしわがないことから考えても、見た目に大きな影響はないといえるでしょう。

コラーゲンやヒアルロン酸の減少

皮膚の内側、真皮に存在している「線維芽細胞」の衰えも皮膚の老化につながります。
線維芽細胞とは、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸といった美肌成分を生み出す細胞です。
年を重ねるごとに線維芽細胞の増殖能力は衰えていき、加齢とともに必然と肌内部のコラーゲンやヒアルロン酸が減っていきます。
この線維芽細胞の活動が弱くなり、美肌成分が減っていくことがしわやたるみにつながってしまうのです。
また、コラーゲンは紫外線で分解されてしまう特徴もあるため、日々の紫外線対策が大切になってきます。

コラーゲン 人の体を作るタンパク質のひとつです。肌のはりにつながります。
エラスチン 弾力性のある線維です。コラーゲンを束ねる役割を果たし、肌の弾力をキープしています。
ヒアルロン酸 ゼリー状の成分です。多くの水分を保つことができ、肌の潤いを維持しています。

スクロール

老化メカニズム②
皮下脂肪の老化

皮下脂肪が加齢とともに減少していくと、肌のふっくら感がなくなり、たるみやしわにつながります。
また皮下脂肪が減少すると、本来あった位置から移動してしまったり変形してしまったりすることも、見た目が老ける原因です。

顔の筋肉である表情筋の使い方が、たるみじわと表情じわの原因

顔は、表情筋と呼ばれる筋肉の収縮を行うことによって、様々な表情を作り出しています。表情筋も腕や足の筋肉などと同様に、たくさん動かすことによって引き締まりますが、他の身体の筋肉と比べると薄くて弱いという特徴があります。
実際に使われている表情筋は、全体の30%程度と言われています。加齢や老化によって表情筋が衰えて萎縮してしまうと、目元や口元、頬の皮膚が重力に負けて垂れ下がってしまいます。皮膚がたるんでしまった部分とたるんでいない部分のゆがみが、たるみじわとなります。
また、生活習慣の乱れやストレスが原因で肌の水分量が失われ、弾力のない状態で偏った表情筋の使い方をしていると、表情の癖がついてしまい、表情じわとなります。

老化メカニズム④
靭帯の老化

ほうれい線などの「深いしわ」には、顔の靭帯が影響します

顔の靭帯(リガメント)は、皮膚や脂肪、表情筋を骨とつないで支えているひも状の線維組織です。加齢や老化により靭帯が劣化すると、ハリがなくなり硬く細い線維となって、皮膚や表情筋を支えきれなくなります。皮膚を引き上げる力がなくなるので、ほうれい線やゴルゴラインといった、深いしわの原因となるたるみを発生させます。

老化メカニズム⑤
骨の老化

お顔の老化は、骨の変化にも関係しています。
骨の変化とは、年齢を重ねるごとに骨の骨密度が低下することで、骨が支えていた筋肉や脂肪がたるむことを指します。また、お顔全体のたるみだけでなく、頬やこめかみの部分がコケてしまったり、眼窩のくぼみやフェイスラインの乱れにも繋がります。このように骨は、お顔の若々しさと深く関係しているのです。

お顔のたるみ・シワ・しみ以外でも、
お顔のお悩みは何でもご相談ください♪

無料
カウンセリング予約はこちら

セレネTOPへ戻る

本ページの監修医師

おでこのしわや顔のたるみをはじめ、ほうれい線やシミなど、40代を境に肌のお悩みが増えてきた方は多いかと思います。ハリのある若々しい肌を目指して、美肌・若返り治療に取り組んでみませんか? TCBでは医師が患者様のお肌を丁寧に診察し、お悩みや症状に合わせて糸リフトやハイフ(HIFU)、ヒアルロン酸注射、ピコレーザーなど、豊富なメニューから適した治療をご提案します。「いつまでも若々しく美しくありたい」という患者様の想いを大切にし、美容医療でできるエイジングケアのお手伝いをさせていただきます。ぜひ、お気軽にご相談ください。

東京中央美容外科
【TCB新宿三丁目院】
院長 安本 匠

安本 匠 医師

経歴

2010年
山形大学医学部 卒業
2010年
山形大学医学部附属病院 循環器病センター
2011年
山形大学医学部附属病院 救命救急センター
2011年
日本海総合病院 外科
2012年
山形大学医学部附属病院 心臓血管外科
2013年
日本海総合病院 心臓血管外科 副医長
2014年
山形大学医学部附属病院 心臓血管外科 病院助教
2015年
TCB 東京中央美容外科 福島院 院長
2016年
TCB 東京中央美容外科 郡山院 院長
2017年
TCB 東京中央美容外科 仙台駅前院 院長
2023年
TCB 東京中央美容外科 新宿三丁目院 院長

備考

ボトックスビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ®バイクロス 認定資格医
日本美容外科学会(JSAS) 正会員
日本外科学会 専門医
日本脈管学会 専門医
下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による指導医
  • Web予約をする
  • お電話・クリニック一覧
  • LINE相談・予約

電話予約受付時間:9:00~23:00 
診療時間:10:00~19:00(不定休)
※一部クリニックは異なります。
LINE相談・Web予約24時間受付中

公式SNS
 X
Youtube
LINE