男性のニキビの特徴とは?ニキビの原因や治し方などを解説

2025/01/15 公開

2025/01/15 更新

男性のニキビの特徴とは?ニキビの原因や治し方などを解説

男性は皮脂の分泌が多いため、女性と比べてニキビができやすいです。ニキビができたせいで、人と会わなければならないのに、気が進まないという男性も少なくありません。
このコラムでは、男性のニキビができる原因やニキビが発生しやすい部位などについて解説します。ニキビの予防方法や対策も紹介するので、日常生活にお役立てください。

男性の肌とニキビの特徴

男性の肌と女性の肌では違いがあるため、ニキビの発生しやすい部位も異なります。まずは、男性の肌とニキビの関係性について紹介します。

女性の肌との違い

女性の肌と比べて男性の肌は、脂性肌の方が多いという特徴があります。男性は、男性ホルモンの影響で女性の約3倍もの皮脂が分泌され、60歳頃まで皮脂の量はほとんど変わりません。また、男性の肌は女性の肌と比べて水分量が少なく、角質が厚くなりやすい性質があります。水分量や皮脂量、角層の違いなど、男性の肌の特徴を理解したニキビ対策が重要です。

男性のニキビが発生しやすい部位

男性のニキビは、男性ホルモンの影響を受けやすい部位に発生します。発生しやすい部位は、下記の8箇所です。

  • ・生え際・頭皮
  • ・おでこ
  • ・鼻・鼻下
  • ・フェイスライン
  • ・あご
  • ・頬
  • ・胸
  • ・背中

男性のニキビの原因

男性のニキビが発生する主な原因は、下記の4つです。

  • ・男性ホルモンの影響
  • ・ヒゲ剃りなどの物理的な刺激
  • ・誤ったスキンケア
  • ・ターンオーバーの乱れ

男性ホルモンの影響

男性のニキビが発生する原因の1つが、男性ホルモンの影響です。男性は男性ホルモンの影響で女性より皮脂が多く分泌されます。毛穴に皮脂や汚れが詰まると、ニキビの原因であるアクネ菌を繁殖させやすくなります。男性ホルモンは、ヒゲが生える部位で多く分泌されるため、フェイスラインやあごの周り、鼻の下にニキビが発生しやすくなります。

ヒゲ剃りなどの物理的な刺激

ヒゲ剃りなどの物理的な刺激も、ニキビの原因です。ヒゲ剃りは、皮膚に物理的な刺激を与えて、肌のバリア機能を弱める恐れがあります。また、ヒゲ剃りで生じた傷口から雑菌が入って、ニキビが悪化する恐れもあります。

誤ったスキンケア

誤ったスキンケアも、ニキビを発生させる原因の1つです。1日に何度も洗顔をすると皮脂の分泌を促してしまい、ニキビの発生につながる恐れがあります。また、汚れやスキンケア製品のすすぎ残しも、ニキビの原因になります。

ターンオーバーの乱れ

ターンオーバーの正常化も、ニキビ対策に有効です。ターンオーバーとは、古い角質を落として新しく皮膚を作り変えるリズムのことで、肌は約28日で新しい皮膚に生まれ変わります。ターンオーバーが崩れると、ニキビが発生しやすくなるため、注意が必要です。ターンオーバーを乱す主な原因を4つ紹介します。

●生活習慣の乱れ
1つ目が、生活習慣の乱れです。睡眠不足や運動不足、偏った食生活によっても、ターンオーバーは崩れます。特に、脂っこい食事や糖分の多い食事は皮脂の分泌を増加させ、ニキビの原因となるため注意してください。
●ストレス
2つ目が、ストレスです。ストレスによってホルモンバランスが乱れると、ターンオーバーが崩れる原因になります。ストレスを感じた場合は、趣味や運動に没頭してストレスを発散できる時間をつくり、十分な睡眠時間を確保してください。
●飲酒・喫煙
3つ目が、飲酒・喫煙の影響です。お酒やタバコは血行を悪化させ、肌のターンオーバーの働きが低下する原因になります。また、飲酒・喫煙は皮膚の老化を早める恐れがあるため、できるだけ控えてください。
●紫外線
4つ目が、紫外線によるダメージです。紫外線によって肌がダメージを受けると、肌のターンオーバーが乱れてニキビを発生させる原因になります。

男性のニキビの予防方法

男性のニキビの予防方法を紹介します。主な予防方法は、下記の5つです。

  • ・ヒゲ剃りの方法を見直す
  • ・洗顔の方法や頻度を見直す
  • ・生活習慣を整える
  • ・ストレスを発散する
  • ・紫外線の対策を行う

ヒゲ剃りの方法を見直す

ヒゲ剃りは肌に物理的な刺激を与えるため、ニキビの原因となります。ニキビに悩む男性には、ヒゲ剃りの方法を見直すことをおすすめします。ヒゲを剃る前にぬるま湯でヒゲを湿らせて柔らかくし、長いヒゲがあればカットしてください。シェービング剤などを付け、毛の流れに逆らわないように優しく剃ることが大切です。剃った後は、保湿クリームなどでケアするように心掛けてください。

洗顔の方法や頻度を見直す

洗顔方法や頻度を見直すこともニキビの予防に効果的です。洗顔においては、下記の3点に注意してください。

  • ・顔を強く洗わない
  • ・洗顔料をしっかりと洗い落とす
  • ・1日に何度も洗顔しない

洗顔は朝と夜の2回、よく泡立てた洗顔料を使って、優しく洗うことを心掛けてください。

生活習慣を整える

生活習慣の改善も、ニキビ対策におすすめです。

<食事>

ニキビができにくい肌をキープするには、栄養バランスの整った食事が大切です。特に、摂取したい栄養素が、タンパク質とビタミンB・C・Eです。タンパク質は、肌のターンオーバーを促進する栄養素です。また、ビタミンBはタンパク質の働きを助ける栄養素のため、タンパク質と併せて摂ると、相乗効果が期待できます。
タンパク質やビタミンBを含む主な食材は、下記のとおりです。

  • ・タンパク質:肉、魚、卵、チーズ、大豆など
  • ・ビタミンB:豚肉、うなぎ、ヨーグルト、レバー、納豆、きのこ、のりなど

<睡眠>

睡眠時間は1日7時間以上を確保して、睡眠不足にならないように注意してください。睡眠不足を解消すると、血行が促進されたり、自律神経のバランスが整ったりする効果も期待できます。

<運動>

運動は血行を促進し、肌のターンオーバーを高めます。ウォーキングやジョギング、ヨガ、体操など、1日30分程度の有酸素運動の習慣化をおすすめします。

ストレスを発散する

ストレスが溜まると、自律神経が乱れてターンオーバーを遅らせてしまうため、ストレス発散も適度に行ってください。趣味や運動の時間を日々の生活に組み込むと、充実した時間を楽しめるようになります。また、仕事で強いプレッシャーがかかっていたり、複雑な人間関係に悩まされたりする場合は、できる限りストレスの原因から距離を置き、身を守ることも大切です。

紫外線の対策を行う

紫外線は皮膚にダメージを与え、皮脂を過剰に分泌させます。また、肌のターンオーバーを乱し、ニキビを発生・悪化させる原因になるため、紫外線対策を行うこともニキビの対策の1つです。曇りの日でも紫外線は降り注いでいるため、年間を通じて紫外線対策を行ってください。汗で濡れたりハンカチを使ったりすると落ちてしまう日焼け止めは、2~3時間おきに塗り直すと効果的です。日中に外出する際は、帽子やサングラスを利用して、できるだけ日陰を歩いたり、室内では窓際を避けたりすることも、紫外線対策です。

皮膚科や美容皮膚科などで治療を受ける

上記の方法を試しても改善がされない場合は、皮膚科や美容皮膚科などでの治療も検討してください。クリニックで施術を受けたり、薬を処方されたりすることで、ニキビ改善につながるだけではなく、再発も防ぐことが可能です。

まとめ

男性はニキビができやすく、頭皮やあご、頬など、男性ホルモンの影響を受けやすい部位で多く発生します。男性のニキビの原因は、男性ホルモン以外にも、ヒゲ剃りによる刺激や誤ったスキンケアの影響もあります。
TCB東京中央美容外科では、薬の処方や施術によるニキビ治療が可能です。無料カウンセリングをご用意しているので、ニキビに悩んでいる方はお気軽にお問い合わせください。

このQAを監修したドクター

鎌田 紀美子

銀座有楽町院 院長

鎌田 紀美子

天然美人メーカーとして、元から美人であるかのような違和感のない自然な仕上がりを得意としております。
昨日よりも今日が幸せなあなたであるように、お手伝いできる美容外科医を心がけています。

経歴
1998年
神戸大学法学部 卒業
2013年
東海大学医学部 卒業
2013年
板橋区医師会病院 形成外科
2013年
日本大学附属病院 麻酔科
2015年
品川美容外科 品川本院 部長
2017年
銀座国際美容外科池袋院 院長
2018年
銀座TAクリニック 院長
2021年
東京中央美容外科 八王子院 院長
2022年
東京中央美容外科 六本木院 院長
2024年
東京中央美容外科 銀座有楽町院 院長
備考
日本美容外科学会(JSAS) 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本静脈学会 会員

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