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2025/01/15 公開
2025/01/15 更新
吹き出物と呼ばれることもある大人ニキビは、一度治っても同じ場所にできやすいため、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
このコラムでは、30代の大人ニキビの原因やニキビの段階・種類を解説します。大人ニキビを予防・対策するためのポイントも紹介しますので、お悩みの方は参考にしてください。
ニキビは思春期にできるものというイメージを持っている方も多いかもしれませんが、30代の大人ニキビは多くの方の悩みとなっています。大人ニキビの原因は身体の外側と内側にあるため、両面からのケアが必要になります。
ここからは、30代の肌質の特徴や大人ニキビの原因、思春期ニキビとの違いを解説します。
30代は、肌の保水力を保つセラミドが徐々に低下し、皮脂腺と汗腺の働きも弱まってくるため、肌が乾燥しやすくなります。乾燥した状態が続くと皮脂の過剰分泌を引き起こして毛穴が詰まり、ニキビができやすい肌になってしまいます。ターンオーバーの周期が長くなったり、肌のハリや弾力が減少したりする点も特徴です。
思春期ニキビと大人ニキビの形状には差がありませんが、原因やできやすい部位に違いがあります。
思春期ニキビは、成長期の過剰な皮脂分泌が主な原因です。一方の大人ニキビはストレスや生活習慣、ホルモンバランスの乱れ、スキンケアなどさまざまな要因が複雑に絡んでいます。一度ニキビができると治りにくいうえに再発しやすいのが特徴です。
また、思春期ニキビは皮脂の多いTゾーン(額から鼻の周囲)にできやすく、大人ニキビは皮脂が少ないUゾーン(頬や口周り)や首にできやすい違いもあります。
大人ニキビの主な原因は、乾燥や油分量の変化で肌質が変化したことによる、ターンオーバーの乱れです。ターンオーバーが乱れると毛穴が詰まりやすくなり、ニキビの原因である「アクネ菌」が繁殖しやすくなります。
30代は10代・20代よりターンオーバーの周期が長くなるため、ニキビ跡の治りが遅くなります。
また、30代の大人ニキビは生活習慣の乱れやストレスなども原因の1つです。生活習慣の乱れやストレスによって、皮脂分泌が過剰になったり肌荒れを起こしやすくなったりします。ニキビの発症を防ぐために、日々のスキンケアだけでなく生活習慣にも気を配りましょう。
ニキビには以下の4つの種類があり、段階に応じて変化していきます。
ニキビの種類ごとの特徴を詳しく見ていきましょう。
白ニキビはニキビができる初期段階で、「コメド」とも呼ばれます。皮脂や老廃物が毛穴に詰まり、小さくポツンと盛り上がった状態です。炎症が起きていないため、まだ痛みやかゆみはありません。肌のターンオーバーを促して老廃物が排出されると黒ニキビへの進行を防ぐことができます。
白ニキビの段階で正しく対処すれば、ニキビ跡にならずに治る場合が多いです。雑菌がついて炎症が進むため、痛みがなくてもニキビにはむやみに触らないようにしましょう。
毛穴詰まりが原因である白ニキビは、正しい洗顔も重要です。洗顔料を十分に泡立てて優しく洗い、37℃前後のお湯で洗い流すようにしてください。
白ニキビが進行すると、黒ニキビになります。黒ニキビは毛穴が開き、皮膚の表面に出てきた皮脂が空気に触れて酸化し、黒く見える状態です。白ニキビと同じく炎症を起こしていないため、痛みやかゆみはほとんどありません。
黒ニキビを見つけた場合は、まず丁寧な洗顔をする必要があります。白ニキビと同じように、肌に合った洗顔料で優しく洗いましょう。黒ニキビを取り除こうと強い力で洗ってしまうと、かえって毛穴が大きく開いてしまい、皮脂や汚れが溜まりやすくなってしまいます。
ターンオーバーの乱れが起きないよう、十分な睡眠や栄養バランスの取れた食事を心がけることも大切です。
赤ニキビは、白ニキビが悪化し炎症を起こしたことで、毛穴のアクネ菌が増殖し、赤く腫れあがった状態です。炎症を起こしているため痛みを感じることも多く、目立ちやすく治りにくい特徴があります。
ニキビへの刺激を防ぎ、清潔な状態を保つと、黄ニキビへの悪化を防ぐことが可能です。赤ニキビができている肌はバリア機能が低下して刺激に弱くなっているため、スキンケアはなるべく刺激の少ない製品で行いましょう。化粧水や乳液は保湿効果に優れたものを使用し、赤ニキビができている部位だけニキビ専用薬を使用してください。
また、洗顔や保湿の前にはしっかりと手洗いをして、肌を清潔な状態に保つことも大切です。
黄ニキビは、赤ニキビが化膿して、たまった膿が毛穴を押し上げている状態です。黄ニキビの肌内面は炎症が広がっているため、ニキビだけでなくニキビ周辺も痛みを感じる場合があります。黄ニキビが重症化するとクレーターのようなニキビ跡が残る可能性があり、注意が必要です。
医薬品や化粧品を使用したセルフケアでも黄ニキビが改善する可能性はありますが、ニキビ跡が残ってしまうケースが多いため、医療機関による治療をおすすめします。特に美容皮膚科であれば、肌質やニキビの状態に合わせたさまざまな治療を受けることが可能です。
30代の大人ニキビを防ぐには、以下のような予防・対策が大切です。
それぞれの予防・対策方法について、詳しく見ていきましょう。
肌のざらつきやごわつきを感じたら、古い角質が溜まっているサインです。古い角質を放置しておくと、アクネ菌が増殖してニキビができやすくなります。角質や皮脂が溜まらないよう、スキンケアの見直しをしましょう。
具体的には、角質柔軟作用があるサリチル酸や、抗炎症作用があるグリチルリチン酸ジカジウムなどが含まれた製品によるケアがおすすめです。
また、洗顔方法や洗顔後の保湿など、適切なスキンケアができているかも見直してください。汚れを落とそうとするあまり肌を強く擦ってしまうと、皮脂が必要以上に失われてニキビができやすくなってしまうため逆効果です。
洗顔後の保湿もしっかりと行い、肌のバリア機能をキープできるよう心がけましょう。
大人ニキビの予防・改善には、質の良い睡眠やバランスの良い食事、適度な運動など生活習慣を整えることも重要です。
睡眠不足が続くと、生活リズムが乱れて成長ホルモンの分泌量が減少し、ニキビの治りが遅くなります。食生活に関しては、肌をつくる原料となるタンパク質や皮脂の分泌量を調整するビタミンB2などの積極的な摂取を心がけましょう。
適度な運動で代謝を上げ、肌のターンオーバーを促すこともニキビ予防に効果的です。
ストレスは、大人ニキビの原因の1つです。適度な運動や入浴、質の良い睡眠を意識して、ストレスを軽減しましょう。
ストレスはさまざまな要因で溜まっていき、日々の生活のなかでストレスを感じずに生活するのは難しいかもしれません。自分に合った方法で適度に発散し、なるべくストレスを溜めずに過ごすことを心がけてください。
紫外線を浴びると肌がダメージを受けて乾燥し、ニキビをはじめとする肌トラブルが発生しやすくなります。日焼け止めは年中通して使用し、日差しが強い季節には帽子や日傘を併用してしっかりと紫外線対策を行うことが大切です。日焼け予防効果が期待できるサプリメントも販売されているため、試してみるのもよいでしょう。
ただし、日焼け止めは洗い流すのを忘れないようにしてください。日焼け止めを洗い流さず放置しておくと、毛穴詰まりやニキビの原因となってしまいます。
ニキビを治療する効果的な方法として美容皮膚科の受診もあります。
TCB東京中央美容外科では、大人ニキビをはじめとする肌トラブルの改善が期待できる、さまざまな施術をご用意しております。
TCBが処方しているニキビ内服薬は、「シナール配合錠」「トラネキサム酸」「ピドキサール」「リボフラビン酪酸エステル」の4つです。ニキビの内服治療では、ビタミンCと抗生剤のみ処方するクリニックも少なくありませんが、TCBでは、4種類の内服薬をセットで処方しています。
また、「ダーマペン4」はニキビやニキビ跡の改善が期待できる施術です。超極細針で肌に微細な穴を開け、穴を修復しようとする創傷治癒力を利用して肌の再生を促します。
30代の大人ニキビは、ターンオーバーの乱れや寝不足、ストレスなどが原因で発生します。皮脂や毛穴詰まりによるアクネ菌の繁殖も、ニキビの原因の1つです。また、30代になるとターンオーバーの周期が長くなるため、ニキビ跡の治りも遅くなる傾向にあります。
スキンケアや生活習慣の見直し、紫外線対策などをしっかりと行って大人ニキビを予防・対策しましょう。ニキビの状態がひどくなかなか改善されない場合は、美容皮膚科での治療をご検討ください。
TCBでは、患者様のニキビの状態に合わせた適切な治療方法をご提案いたします。無料カウンセリングを行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
天然美人メーカーとして、元から美人であるかのような違和感のない自然な仕上がりを得意としております。
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