ボトックスのダウンタイムとは？症状や期間、過ごし方について解説

2024/08/23 公開

2024/10/09 更新

ボトックス注射のダウンタイムとは？症状や期間、過ごし方について解説

ボトックス注射は、筋肉の過度な発達を抑制する効果があるため、エラ・ふくらはぎの張りや、肩こり、多汗症などの改善に効果的な治療です。注射のみで効果を実感できるため人気がある治療ですが、ダウンタイムが気になり、一歩踏み出せない方も少なくありません。
このコラムでは、ボトックス注射を検討している方が安心して治療を受けられるよう、ボトックス注射後のダウンタイムの症状や期間について解説します。また、ダウンタイム中の過ごし方についても詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。

1 ボトックスのダウンタイムの症状
2 ボトックスのダウンタイム期間
3 ダウンタイム中の過ごし方
4 まとめ

ボトックスのダウンタイムの症状

ボトックスの注入後には、以下の症状が発生する可能性があります。

赤み
腫れ
内出血

ボトックス注射は、ダウンタイムが少ない治療です。注射のみでボトックスを注入するため、強い痛みはありませんが、針を刺すことにより赤み・腫れ・内出血などの症状が現れる可能性があります。
また、まれにボトックスの成分によるアレルギー反応を引き起こし、かゆみ・赤み・腫れなどの症状が発生する場合もあります。通常は1週間〜1ヶ月程度で治まりますが、アレルギー反応が長引く際は、医師にご相談ください。

ボトックスのダウンタイム期間

ボトックス注射のダウンタイムは短く、通常は1〜3日程度で治まります。治療には細い針を使用するため、注射の跡も目立ちません。ほとんどの場合は数日で自然に治まりますが、ダウンタイム中の過ごし方によっては症状が悪化し、長引く可能性があるため、注意が必要です。

ダウンタイム中の過ごし方

ボトックス注射の治療後は、以下の行為に注意してお過ごしください。

飲酒をしない
激しい運動をしない
長時間の入浴・サウナは控える
マッサージをしない
顔を強く洗わない
寝る姿勢に注意する

血行を促進する行為や刺激を与える行為は、ダウンタイムの症状を悪化させる可能性があるため、注意が必要です。それぞれの注意点について、どのように気を付けるべきかを解説します。

飲酒をしない

飲酒をすると血行が促進され、腫れや内出血が悪化する恐れがあります。また、アルコールには血管を拡張させる作用があるため、ボトックスの定着を妨げる可能性があります。治療当日の飲酒は避け、過度な飲酒は3日以上お控えください。

激しい運動をしない

激しい運動も血行を促進するため、ダウンタイムの症状を悪化させる原因になります。ジョギングや水泳などの激しい運動は、治療後1週間程度はお控えください。歩く・家事をするなどの日常の動作は問題ないためご安心ください。

長時間の入浴・サウナは控える

ボトックスは熱に弱い成分です。高温にさらされると効果が弱まる可能性があるため、長時間の入浴やサウナは、ボトックスを注入後1週間は控えてください。治療直後は、入浴時間を短くし、シャワーの温度はぬるめに設定しましょう。

マッサージをしない

注入したボトックスが周りに広がる恐れがあるため、患部のマッサージはお控えください。治療部位の効果が薄れ、他の部位に影響が及ぶ可能性があります。効果を実感できるまでは治療部位を強くこすらないよう、お気をつけください。

顔を強く洗わない

ボトックスを注入した部位は刺激に弱くなるため、エラや眉間、おでこなどの顔面にボトックスを注入した場合は、顔を強くこすり洗いしないようご注意ください。クレンジングの際に強くこすらなくてもメイクを落とせるよう、治療後の数日間はメイクを薄くしておくことがおすすめです。

寝る姿勢に注意する

マッサージや摩擦を避けていても、就寝時に枕などが当たって、患部に刺激を与える可能性があります。ボトックスを注入した部位を圧迫しないように、寝る姿勢に注意しましょう。

まとめ

今回は、ボトックス注射のダウンタイムについて解説しました。ボトックス注射はダウンタイムが少ない治療ですが、治療後の過ごし方によっては、症状が悪化して長引く可能性があります。症状を抑えるためには、ダウンタイム中の注意点を把握することが大切です。
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