ボトックス後に二重幅が狭くなる症状はいつまで続く?原因についても解説

2024/09/09 公開

2024/09/09 更新

ボトックス後に二重幅が狭くなる症状はいつまで続く?原因についても解説

おでこや眉間のボトックス注射は、老けた印象を与えるしわやたるみを改善できる治療です。しかし、ボトックス注射のあと「二重幅が狭くなった」「まぶたが重くなった」などの話を聞いて不安になった方もいるかもしれません。
このコラムでは、ボトックス注射の後に二重幅が狭くなる症状はいつまで続くのか、原因や防ぐ方法についてご紹介しています。おでこや眉間のボトックス注射を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

二重幅が狭くなる症状はいつまで続く?

二重幅が狭くなる症状はいつまで続く?

通常、ボトックス注射後に二重幅が狭くなる症状が出る期間は、1~2週間程度です。ボトックス注射の効果が薄れるとともに、症状も徐々に治まっていきます。1ヶ月以上症状が続く場合は、治療を受けたクリニックに速やかに相談してください。

ボトックス注射の後に二重幅が狭くなる原因

ボトックス注射の後に二重幅が狭くなる原因

ボトックス注射の後に二重幅が狭くなる原因として、以下の3つが考えられます。

  • 注入するボトックスの量が多すぎる
  • もともとまぶたがたるんでいる
  • 眼瞼下垂や眉毛下垂

ここでは、それぞれの原因について詳しく解説していきます。

注入するボトックスの量が多すぎる

注入するボトックスの量が多すぎると、まぶたを持ち上げる筋肉の動きが抑制されて、二重幅が狭くなってしまいます。特に、無意識のうちにおでこの筋肉を使って目を開けている方は、まぶたが重く感じやすいと考えられます。おでこの筋肉で目を開く癖のある方は、ボトックス注射により顔の印象が変わってしまう場合があるため、ヒアルロン酸注入がおすすめです。ご自身での判断が難しい場合は、医師に相談してください。

もともとまぶたがたるんでいる

ボトックス注射の作用でおでこの筋肉の動きが抑えられると、たるんだまぶたが目に覆いかぶさる可能性があります。おでこの筋肉でたるみを引き上げられなくなるため、二重幅が狭くなる、視界が悪くなるなどの症状が出てしまいます。

眼瞼下垂や眉毛下垂

眼瞼下垂や眉毛下垂の方は、おでこのボトックス注射により症状が悪化する恐れがあります。眉毛やまぶたがさらに下がり、二重幅も狭くなります。眼瞼下垂や眉毛下垂は自分で気づかない場合もあるため、まぶたがたるんでいると感じる方はまず医師に相談してください。

ボトックス注射の後に起こる可能性がある症状

二重幅が狭くなる症状の他に、おでこや眉間のボトックス注射後に起こる可能性がある症状として、以下の2つがあります。

  • 一重になる
  • 目が小さくなる

ボトックスの作用よってまぶたの筋肉の働きが抑制されることで、目が開きにくくなって一重になる場合があります。また、もともとたるみが強い方や眼瞼下垂の方は、ボトックス後にたるみが目にかぶさって、目が小さく見えてしまう症状を引き起こします。
二重幅が狭くなる症状と同様に、注入量や部位が適切でない場合や、まぶたを引き上げる筋肉の抑制が主な原因です。一時的に表情が変わる可能性があるため、注意してください。

二重幅が狭くなる症状を防ぐ方法

二重幅が狭くなる症状を防ぐ方法

ボトックス注射で二重幅が狭くなる症状を防ぐ方法は、以下の4つです。

  • ボトックスの注入量を減らす
  • 注入部位を工夫する
  • たるみの原因である眼瞼下垂を治療する
  • 信頼できるクリニックを選ぶ

ボトックスの注入量を減らす

ボトックスの注入量が多いと、まぶたを動かす筋肉が過度に抑制されて重く感じる場合があります。適切な量には個人差があるため、初めての治療では医師と相談しながら少量ずつ注入してください。適切な注入量がわかると、2回目以降の治療では副作用が出にくくなります。

注入部位を工夫する

眉毛に近い部位にボトックスを注入すると、まぶたに影響するリスクが高まります。しかし、注入部位を眉毛から離しすぎると、しわを改善する効果が不十分になってしまいます。注入部位は医師が判断するため、可能な限りまぶたに影響を与えず、しわを改善できる適切な部位について事前に確認してください。

たるみの原因である眼瞼下垂を治療する

眼瞼下垂と診断された場合、ボトックス注射より先にまぶたのたるみの治療が必要です。眼瞼下垂を治療すると、おでこの筋肉を使って目を開ける癖が改善され、おでこのしわも解消される可能性があります。

信頼できるクリニックを選ぶ

ボトックス注射は、適切な注入量や部位の判断が必要な施術です。医師の実績や口コミ、アフターケア制度などを確認し、信頼できるクリニックを選んでください。

まとめ

ボトックス注射の後に二重幅が狭くなる症状は、一般的に1~2週間程度続きますが、ボトックスの効果が薄れるとともに改善します。二重幅が狭くなる原因として、過剰な量のボトックス注入や、眼瞼下垂、眉毛下垂によるまぶたのたるみがあげられます。症状を防ぐには、注入量や部位の調整、眼瞼下垂の治療などの方法が効果的ですが、もっとも重要なのは信頼できるクリニック選びです。
TCB東京中央美容外科では、患者様のお顔を丁寧に診察し、適切な注入量や部位、治療方法をご提案します。無料カウンセリングもご用意しているため、お気軽にご来院ください。

このQAを監修したドクター

安本 匠

新宿三丁目院 院長

安本 匠

TCBの「エリア総括院長」として活躍。
患者様の理想に近づけるための治療プランを複数提案し、術式や予算、リスクについてご納得いただいた上でお選びいただけるよう、丁寧な説明を心がけています。
日本外科学会認定専門医

経歴
2010年
山形大学医学部 卒業
2010年
山形大学医学部附属病院 循環器病センター
2011年
山形大学医学部附属病院 救命救急センター
2011年
日本海総合病院 外科
2012年
山形大学医学部附属病院 心臓血管外科
2013年
日本海総合病院 心臓血管外科 副医長
2014年
山形大学医学部附属病院 心臓血管外科 病院助教
2015年
TCB 東京中央美容外科 福島院 院長
2016年
TCB 東京中央美容外科 郡山院 院長
2017年
TCB 東京中央美容外科 仙台駅前院 院長
2023年
TCB 東京中央美容外科 新宿三丁目院 院長
備考
ボトックスビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ®バイクロス 認定資格医
日本美容外科学会(JSAS) 正会員
日本外科学会 専門医
日本脈管学会 専門医
下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による指導医

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