エラボトックスは失敗するとどうなる?失敗例や失敗しないための対策を解説

2024/09/24 公開

2024/09/26 更新

エラボトックスは失敗するとどうなる?失敗例や失敗しないための対策を解説

エラボトックスは、注射のみでエラ張りを改善できる人気の治療ですが、失敗が不安に感じる方も多くいらっしゃいます。治療を受ける前にリスクや副作用、失敗例を確認し、原因となる行動を回避できるよう、知識をつけておくことは大切です。
このコラムでは、エラボトックスの失敗例や失敗しないための対策、失敗した時の対処法について解説します。ぜひ治療を受ける前の参考にしてください。

エラボトックス注射とは

エラボトックス注射とは、筋肉を萎縮する働きがある「ボトックス」と呼ばれる成分を、エラの筋肉(咬筋)に注入してエラ張りを改善する治療です。エラ張りの改善によって、小顔効果や歯ぎしり・食いしばりの改善も期待できます。注射のみで行う治療のため、ダウンタイムや治療時間が短いのが特徴です。治療後2週間程度で効果が現れ始め、2~3ヶ月程度は効果が持続します。さらに効果を持続させるには、3ヶ月に1回の頻度で3~5回程度繰り返し治療を受けてください。症状によって打つ頻度は個人差があるため、医師に相談する必要があります。

エラボトックスの失敗例

エラボトックスは、注入量が多すぎたり注入箇所を間違えたりすると、失敗につながる可能性があります。エラボトックスの失敗例は、下記4つが挙げられます。ボトックスの効果は時間の経過とともに弱まるため、下記の失敗例は一時的に起こりうる症状です。

  • 頬がこける
  • 皮膚がたるむ
  • 表情が不自然になる
  • 注入部位がボコボコになる

頬がこける

頬骨が出ている・目の周りがくぼんでいる・もともと頬がこけている・エラの張りが小さいなどの方は、ボトックスの効果で咬筋が小さくなると、頬がこけて見えたり、より一層頬コケが目立ったりする可能性があります。医師によるカウンセリングで、ご自身の症状はボトックスによる治療が適しているかを確認してください。

皮膚がたるむ

ボトックスによって咬筋の厚みがなくなると、咬筋を覆っていた皮膚が余り、たるみが生じる可能性があります。もともとたるみのある方や繰り返し治療を受けている方、注入量が多く変化が大きい方によく見られる症状です。

表情が不自然になる

注入量や注入する位置を間違えると、効きすぎや他の筋肉を抑制する原因となり、表情が不自然になる可能性があります。表情筋をうまく動かせなくなると、顔が引きつる・表情が硬くなる・うまく笑えなくなるなどの症状が現れます。注入位置が正しい場合でも、治療後にマッサージやエステなどで患部を強く刺激すると、他の筋肉に成分が分散されて、同様の症状を引き起こす可能性があるため注意が必要です。

注入部位がボコボコになる

表情筋は複数の筋肉が連動しているため、一部の筋肉を抑制すると、他の筋肉や骨が目立ってしまい、注入部位がでこぼこになる可能性があります。表情筋の癖を把握し、適切な位置や量、深さに注意したうえで、ボトックスを注入してもらう必要があります。解剖学を熟知した経験豊富な医師による治療を受けることが大切です。

失敗しないために

エラボトックスで失敗しないためには、以下のような対策をしてください。

  • 実績のあるクリニック・医師を選択する
  • 治療後の過ごし方を注意する

ボトックスは注射のみで行う治療ですが、医師の技術力や経験によって効果に差が出てしまいます。経験豊富な医師を選択すると、失敗のリスクを低減できるため、専門的な知見をもって解説してくれる医師を選択してください。理想のフェイスラインに近づくためには、仕上がりのイメージを医師と共有しておくことも重要です。
より効果を持続させ、適切な筋肉のみに効果を与えるためには、治療後の過ごし方に気をつける必要があります。治療後1週間程度は、体温を上げる行為や患部に刺激を与える行為は避けてください。ボトックスは熱に弱いため、運動や入浴、サウナなどの体温を上げる行為は効果を薄める可能性があります。また、マッサージやエステなどの患部を触ったり強く刺激を与えたりする行為は、薬剤を分散させて他の筋肉を抑制する恐れがあるため控えてください。

失敗した時の対処法

エラボトックスは筋肉に成分を注入するため、修正が難しい治療です。失敗例のような症状が発生した際には、効果がなくなるまで待つ必要があります。エラボトックスの性質上、効果は3~6ヶ月程度で消失するため、2~3ヶ月程度待つと症状は徐々に目立たなくなり、もとに戻ります。
継続して治療を受ける場合は、治療後に違和感のある症状が出たことを必ず医師に相談したうえで、再治療を受けてください。

まとめ

エラボトックスの失敗例は、頬がこける・皮膚がたるむ・表情が不自然になる・ボコボコになるなどの症状があります。エラボトックスは、注射のみで行う治療ですが、医師の技術や経験によって効果の感じ方が異なります。失敗しないためには、経験豊富な医師を選択することが大切です。また、治療後は体温を上げる行為や患部に刺激を与える行為を避けて過ごすよう注意してください。
TCB東京中央美容外科は、患者様一人ひとりを丁寧に診察し、お悩みに適した治療をご提案します。まずは、お気軽にカウンセリングでご相談ください。

このQAを監修したドクター

寺西 宏王

梅田大阪駅前院 院長

寺西 宏王

TCB「エリア総括院長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】

経歴
2004年
兵庫医科大学 卒業
2004年
兵庫医科大学病院
2006年
京都医療センター 外科
2007年
京都大学医学部付属病院 心臓血管外科
2007年
静岡県立総合病院 心臓血管外科
2012年
小倉記念病院 心臓血管外科
2016年
小倉記念病院 心臓血管外科 副部長
2019年
東京中央美容外科 京都駅前院 院長
2020年
東京中央美容外科 梅田大阪駅前院 院長
備考
ボトックスビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医
日本外科学会 専門医
日本心臓血管外科学会 専門医
日本胸部外科学会 正会員
日本血管外科学会 正会員
日本冠動脈外科学会 正会員
日本美容医療学会 正会員

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