重症ニキビとは?原因や効果的な治療法を解説

2024/11/01 公開

2024/11/18 更新

重症ニキビとは?原因や効果的な治療法を解説

重症ニキビは、放置すると肌に大きなダメージを与え、クレーター状のニキビ跡を残す可能性があります。ニキビは誰にでも起こり得る肌トラブルですが、重症化する前に適切なケアや治療を行うことが重要です。
このコラムでは、重症ニキビの原因や予防法、治療法について詳しく解説します。ニキビにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

重症ニキビとは

重症ニキビは、通常のニキビが進行し、炎症が深部に及んだ状態です。赤みや腫れが目立ち、膿や痛みを伴う場合も少なくありません。適切な治療を行わずに放置をすると、クレーター状のニキビ跡を残す可能性が高くなります。早期に医師の診察を受け、適切な治療を受ける必要があります。

重症ニキビとは
施術名:
ニキビ内服薬
施術の説明:
内服薬の服用によりニキビの原因を抑制し、ニキビ肌を改善する治療です。
施術の副作用(リスク):
食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢など
施術の価格:
4,590円(税込) ~

監修医:銀座有楽町院 院長 鎌田 紀美子

 

重症ニキビの原因

重症ニキビはさまざまな原因によって、ニキビが悪化し、炎症が深部まで進行します。重症ニキビの原因は以下の3つが考えられます。

  • 皮脂分泌の増加
  • 毛穴の詰まり
  • アクネ菌の増殖

皮脂分泌の増加

皮脂は肌を保護する役割を果たしますが、過剰に分泌されると毛穴が詰まりやすくなり、ニキビの原因になります。ホルモンバランスの乱れやストレス、食生活の乱れによって、皮脂分泌を促進します。

毛穴の詰まり

ターンオーバーが低下すると、古い角質が残り、皮脂や老廃物の蓄積によって毛穴が詰まるため、炎症を引き起こします。毛穴が詰まる原因は、洗顔料のすすぎ残しや汚れたメイク道具の使用などがあげられます。

アクネ菌の増殖

アクネ菌は肌に常在する細菌ですが、皮脂が過剰に分泌され、毛穴が詰まると増殖する特徴があります。アクネ菌が増殖すると、炎症を引き起こし、ニキビの症状が悪化します。

重症ニキビの治療法

重症化したニキビには、セルフケアだけではなく、皮膚科や美容皮膚科などの医療機関での治療が必要です。以下3つの治療法があげられます。

  • 治療薬
  • ピーリング
  • レーザー治療

治療薬

ニキビの治療薬には、内服薬と外用薬があり、抗酸化作用や抗菌作用によって、ニキビを改善します。医師の診断を受け、処方された場合のみ購入できる治療薬で、市販薬よりもニキビの改善に効果的です。内服薬は身体の内側にアプローチし、ニキビができにくい体質をつくります。即効性のある外用薬は、短期間で炎症を抑えたい場合に効果的です。内服薬と外用薬を併用すると、身体の内側と外側の両方に作用するため、相互作用によりニキビの改善が早まります。

ピーリング

ピーリングは、古い角質や皮脂を取り除き、毛穴の詰まりを解消することで、重症ニキビの改善を促進する治療法です。酸を用いて肌のターンオーバーを促し、古い角質をはがすため、ニキビの改善だけではなく、肌のバリア機能の向上や美肌効果も期待できます。ピーリングは炎症を抑える効果もあり、重症ニキビの再発予防にも効果的です。

レーザー治療

レーザー治療は、ターンオーバーの促進やコラーゲンを生成する効果があり、ニキビ跡に効果的な治療法です。高密度のレーザーを照射すると、衝撃波によって表皮の内側に微小な空洞をつくり、レーザーの刺激がコラーゲン生成を促します。肌表面へのダメージが少ないため、痛みが軽く、ダウンタイムもほとんどありません。

重症ニキビの予防法

重症ニキビの予防法

重症ニキビを予防する方法は、以下の2つが考えられます。

  • 正しいスキンケア
  • 生活習慣の改善

正しいスキンケア

洗顔や保湿は、肌の状態を整えるために重要なケアです。ニキビ肌の場合、皮脂を落としすぎないよう刺激の強い洗顔料は避け、適度な洗浄力のあるクレンジングや洗顔料を使用してください。また、油分の少ない化粧水やクリームで保湿をし、肌を整えると、ニキビの予防に効果的です。

生活習慣の改善

睡眠不足やストレス、偏った食生活は、ニキビの原因になります。バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠を心がけ、ホルモンバランスを整えることがニキビ予防につながります。

まとめ

重症ニキビは、放置すると肌に深刻なダメージを与えますが、早期に適切な治療を行うと、改善が期待できます。皮脂分泌の増加や毛穴の詰まり、アクネ菌の増殖など、重症ニキビの原因を抑えるためには、スキンケアや生活習慣の見直しが必要です。また、専門的な治療を受けることで、ニキビの悪化を防ぎ、健康な肌を取り戻せます。
TCB東京中央美容外科は、患者様のニキビの症状やお悩みに合う治療をご提案します。重症ニキビにお悩みの方や、セルフケアでニキビが改善されない方は、お気軽にカウンセリングにお越しください。

このQAを監修したドクター

寺西 宏王

梅田大阪駅前院 院長

寺西 宏王

TCB「エリア総括院長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】

経歴
2004年
兵庫医科大学 卒業
2004年
兵庫医科大学病院
2006年
京都医療センター 外科
2007年
京都大学医学部付属病院 心臓血管外科
2007年
静岡県立総合病院 心臓血管外科
2012年
小倉記念病院 心臓血管外科
2016年
小倉記念病院 心臓血管外科 副部長
2019年
東京中央美容外科 京都駅前院 院長
2020年
東京中央美容外科 梅田大阪駅前院 院長
備考
ボトックスビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医
日本外科学会 専門医
日本心臓血管外科学会 専門医
日本胸部外科学会 正会員
日本血管外科学会 正会員
日本冠動脈外科学会 正会員
日本美容医療学会 正会員

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