ニキビを潰す行為はNG！潰すリスクや対処法を紹介

2024/11/01 公開

2024/11/01 更新

ニキビができるとつい潰したくなりますが、ニキビを潰す行為によって肌に悪影響を及ぼす可能性があるため、おすすめできません。
このコラムでは、ニキビを潰すことで発生するリスクや、潰す以外の対策、潰してしまった際の対処法について解説します。ニキビでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

1 ニキビを潰してはいけない理由
2 ニキビを潰すリスク
3 潰す以外のニキビ対策
4 ニキビを潰してしまった場合の対処法
5 まとめ

ニキビを潰してはいけない理由

ニキビを潰すと一時的に目立たなくなりますが、肌に大きなダメージを与えてしまいます。ニキビを押して潰すと、症状の悪化や、新たな皮膚トラブルを引き起こす恐れがあるため、潰さないよう注意が必要です。

ニキビを潰すリスク

ニキビを潰すことで発生する主なリスクは、下記の2点です。

雑菌が入り炎症が悪化する
ニキビ跡が残る

雑菌が入り炎症が悪化する

ニキビを潰す行為は、炎症が悪化する原因の1つです。膿を出す際にニキビに傷がつくと、手に付着している雑菌や細菌が傷口に侵入し、炎症を悪化させる恐れがあります。また、潰した際に飛び散った膿は、健康な肌に炎症が広がる原因になります。

ニキビ跡が残る

ニキビを潰すと、肌の深層にダメージが加わり、ニキビ跡が残りやすくなります。強く潰すと皮膚組織が壊れ、クレーター状のニキビ跡ができる可能性が高まります。ニキビ跡を自然に治すのは難しく、改善するには長期的な治療が必要です。

潰す以外のニキビ対策

潰す以外の方法でも、ニキビ対策は可能です。リスクを負わずに、ニキビを改善できる方法を3つ紹介します。

正しいスキンケア
市販薬の使用
皮膚科・美容皮膚科での治療

正しいスキンケア

日々のスキンケアは、ニキビ対策に効果的です。クレンジングや洗顔で余分な皮脂や汚れを取り除き、保湿で肌のバリア機能を保ってください。継続的な正しいスキンケアは、ニキビの改善につながります。

市販薬の使用

ドラッグストアで購入できる市販薬も、ニキビの悪化を防ぐ効果があります。抗炎症作用を持つ成分が含まれる薬を適切に使用すると、ニキビのケアが可能です。市販薬の種類によって含まれる成分が異なるため、ご自身に合った薬を使用してください。

皮膚科・美容皮膚科での治療

セルフケアで治らないニキビには、皮膚科や美容皮膚科での治療が効果的です。内服薬や外用薬、レーザーなど、ご自身の症状に合った治療が受けられます。医療機関を受診すると、市販では販売していないニキビに効果的な治療薬が処方されるため、早期の改善が期待できます。

ニキビを潰してしまった場合の対処法

誤ってニキビを潰してしまった場合、適切な対処を行うと、悪化を抑えることができます。潰してしまった場合の主な対処法は、以下の3点です。

清潔な状態を保つ
炎症を抑えるためのケア
早めに医療機関に相談する

清潔な状態を保つ

ニキビを潰してしまった場合は、可能な限り早めに消毒を行い、感染を防いでください。また、肌に触れる前は手洗いを徹底するなど、雑菌や細菌の侵入を防ぐ対策を行い、清潔な状態を保つことが大切です。

炎症を抑えるためのケア

潰してしまった後は、炎症を抑えるためのケアが大切です。抗炎症作用を含む治療薬を使い、炎症の悪化を防いでください。また、肌を傷つける恐れがあるため、強い刺激を与えないように注意してください。

早めに医療機関に相談する

潰したニキビが悪化しそうな場合は、早めに皮膚科や美容皮膚科に相談することをおすすめします。クレーター状のニキビ跡が発生すると、セルフケアでは改善できません。医療機関では、症状に合った適切な治療を受けられるため、効果的にニキビを改善できます。

まとめ

ニキビを潰す行為は多くのリスクが伴います。炎症が悪化したり、跡が残ったりする可能性があるため、可能な限り潰さないでください。誤って潰してしまった場合は、適切に対処をすると、症状の悪化を防げます。
TCB東京中央美容外科では、ニキビに効果的な治療を行っています。無料カウンセリングをご用意しているため、ニキビが治らない方やニキビを潰してしまい跡が残ってしまった方は、お気軽にお問い合わせください。