ニキビができる場所ごとの原因と対策｜部位別に詳しく解説

2024/11/12 公開

2024/11/18 更新

ニキビは顔だけでなく身体のさまざまな場所に現れ、見た目に影響を及ぼしたり、痛みを伴う恐れもあります。原因や対策はニキビができる部位によって異なります。このコラムでは、部位ごとのニキビの原因と対策について詳しく解説します。気になる場所のニキビの知識を知り、適切な対策を行いましょう。

1 ニキビができる場所とその原因
2 部位ごとのニキビ対策
3 まとめ

ニキビができる場所とその原因

ニキビは、部位によって発生原因が異なります。部位ごとの原因を理解し、それぞれにあった対策を行いましょう。

背中・胸・首のニキビ

背中、胸、首のニキビは、主に汗や皮脂が原因です。衣服が摩擦を起こし、毛穴が詰まりやすくなるため、通気性の良い素材を選び清潔に保ちましょう。入浴時には、シャンプーやボディソープが身体に残ってしまうと菌が繁殖しニキビの原因となるため、すすぎ残しが無いよう気をつけてください。シャワー後は乾燥させないよう十分な保湿が大切です。

鼻のニキビ

鼻のニキビは、皮脂腺が多いことが原因で発生しやすいです。鼻周りは毛穴が開きやすく深さがあるため、毛穴が詰まりやすくなります。皮脂分泌を抑えるケアが重要です。
また、花粉の時期や鼻炎などで鼻をかむことが増えると、必要以上に皮脂を拭き取ってしまい、反動で余分に皮脂を分泌しようとして鼻ニキビができやすくなる場合があります。

あご・フェイスラインのニキビ

あごやフェイスラインにできるニキビは、主にホルモンバランスの変化や食生活が原因です。油分の多い食事やストレスによってホルモンが変動しやすくなり、皮脂が過剰に分泌されるため食生活の改善とストレス管理を行いましょう。

口周りのニキビ

口周りのニキビは、胃腸の不調や生活習慣の乱れが影響します。食事のバランスが崩れると、消化器官に負担がかかりニキビができやすくなります。バランスの良い食事と規則正しい生活を心がけましょう。

おでこ・眉間

おでこや眉間にできるニキビは、思春期ニキビが多く、主に皮脂の過剰分泌やストレス、ホルモンバランスの乱れが原因です。また、前髪が皮膚に触れると毛穴が詰まりやすくなるため、定期的な洗顔と刺激を与えないよう気をつけましょう。

ほほ

ほほにできるニキビは、外部刺激や化粧品による影響が大きいです。特に、手で顔を触れると菌が付着し、炎症が起こりやすくなります。清潔なタオルや寝具を使うなど、衛生面の改善が効果的です。

部位ごとのニキビ対策

ニキビの発生場所に応じた対策が必要です。スキンケア方法や生活習慣の改善によって、ニキビの発生を抑えられます。自身のニキビの原因を理解し、適切なケアを行いましょう。

スキンケア方法

ニキビの場所によって必要なスキンケアは異なります。顔は洗顔と保湿が基本であり、背中や胸は清潔を保つためには、シャワー後の保湿と刺激の少ないボディタオルの使用が効果的です。また、皮脂の分泌が多い額や鼻などの部位には、皮脂バランスを整える成分が配合された化粧水やクリームを使用しましょう。

生活習慣の改善

ニキビの発生には、生活習慣の乱れが大きく影響しています。脂質の多い揚げ物や糖分の多い甘いものを控えると、あごやフェイスライン、鼻など皮脂が多い部分のニキビができにくくなります。栄養バランスの整った食生活が大切です。ストレス管理も重要なポイントになり、入浴でお湯に浸かると汗をかくため、身体のニキビの解消につながります。十分な睡眠、適度な運動を心がけるとホルモンバランスが整い、ニキビの発生が抑えられます。

まとめ

ニキビは場所によって原因や対策が異なるため、正しい知識を持ち適切な対策が大切です。セルフケアでの改善が難しい場合は、皮膚科や美容皮膚科の受診をおすすめします。医師との相談を通じて、早期の改善を目指しましょう。顔や身体の各部位に合ったスキンケアと生活習慣の改善を取り入れ、ニキビを予防し健康的な肌を維持しましょう。