おでこボトックスの効果はいつから?効果の持続方法やメリット・デメリットを紹介

2024/09/05 公開

2024/09/05 更新

おでこボトックスの効果はいつから?効果の持続方法やメリット・デメリットを紹介

おでこ(額)のボトックス注射とは、おでこの筋肉である前頭筋にボトックスを打ち、筋肉を萎縮させておでこのしわを改善する治療です。治療時間は5~10分程度と短く、ダウンタイムが少ない特徴があります。ボトックス注射はさまざまな部位に適用できる治療で、各部位によって効果が現れる時期は異なります。
このコラムでは、おでこボトックスの効果が現れる時期について解説します。おでこのしわの原因や効果を持続させる方法、おでこボトックスのメリット・デメリットについても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

おでこのしわの原因

おでこのしわの原因は、以下の3つが考えられます。

  • 表情の癖
  • 肌ダメージ
  • 肌の弾力低下

目を見開いたり、眉毛を上げ下げしたりなどの表情の癖は、おでこにしわを作る原因となります。目や眉毛の動きはおでこにも関連しているため、日常的に繰り返すとおでこにしわが定着してしまいます。
また、紫外線や乾燥など、肌にダメージを受けるとハリや潤いが低下し、しわができやすくなります。おでこは太陽光を直接浴びやすく、紫外線や乾燥によるダメージを受けやすいため、紫外線対策や保湿を十分に行ってください。加齢や紫外線による肌の弾力の低下は、たるみやシミなどの原因にもなるため、日常的にケアをすることが大切です。

おでこボトックスの効果が現れる時期

おでこボトックスの効果が現れる時期

おでこボトックスは、治療後3日〜1週間程度で効果が現れ始め、治療後1ヶ月が効果のピークです。2〜3ヶ月程度で効果が薄れていき、徐々にもとの状態に戻っていきます。再度治療を行う際には、3〜6ヶ月の間隔を開けて治療を受けてください。効果の持続期間は個人差があるため、治療のタイミングは医師と相談したうえで判断すると、副作用やリスクを回避できます。

効果を持続させるために

ボトックスの効果を持続させるための方法は、以下の3つです。

  • 体温を上げない
  • 治療後すぐに横にならない
  • 定期的に治療を受ける

体温を上げない

ボトックスの成分は熱に弱いため、運動や飲酒、サウナ、入浴、マッサージなどの体温を上げる行為をすると、効果が弱まります。また、マッサージなどの患部を触る行為は、ボトックスの成分を他の筋肉に分散させ、注入した部位に成分が定着しない場合があります。治療後1週間程度は、体温を上げる行為や患部を触る行為は控えてください。

治療後すぐに横にならない

治療後はボトックスの成分が定着していないため、すぐに横になると成分が流れてしまう場合があります。効果を高めるために治療後4時間程度は横にならないよう注意してください。また、横向きやうつ伏せで寝ると、患部を圧迫する可能性があるため、できるだけ仰向けで寝るよう意識することが大切です。

定期的に治療を受ける

定期的にボトックスを打つと、注入部位の筋肉の抑制が継続されて再発する時期を遅くできるため、1回の持続期間が長くなります。3〜6ヶ月に1回の頻度で治療を受けると、より効果的です。治療のタイミングは医師と相談し、適切な間隔で治療を受ける必要があります。

おでこボトックスのメリット

おでこボトックスのメリットは、以下の3つが挙げられます。

  • 注射のみで改善できる
  • ダウンタイムが少ない
  • 他の治療と比較して料金が安い

おでこボトックスは、切開せずに注射のみで治療ができるため、ダウンタイムやリスクが少ないのが特徴です。メスを使用する手術に抵抗がある方や、十分なダウンタイム期間を取れない方でも治療が可能です。
また、ボトックス注射は他の治療と比較して1回あたりの料金が安く、複数回治療を受けやすいメリットもあります。しかし、安さだけで選ばず、安全性の認められたボトックス製剤を使用しているクリニックで治療を受けるよう、ご注意ください。

おでこボトックスのデメリット

おでこボトックスのデメリットは、以下の3つが挙げられます。

  • 目が開きにくくなる
  • 眉毛が吊り上がる
  • 永久的な効果がない

おでこボトックスは、注入量が多すぎる場合や注入位置がずれた場合に、目や眉に影響を与える可能性があります。目が開きにくくなる・二重幅が狭くなる・眉尻が上がるなど、改善したい部位以外の顔の印象を変える恐れがあるため、医師を選択する際は慎重にご検討ください。
また、効果は永久ではなく、2〜3ヶ月程度で薄れるため、効果を持続させるには継続して治療を受ける必要があります。
ボトックス注射は、医師の技術や知識によって仕上がりが左右されるため、実績のある医師を選択し、適切な治療を受けることが大切です。

まとめ

おでこのボトックス注射は、3日〜1週間程度で効果を実感できるダウンタイムが少ない治療です。リスクやデメリットもありますが、切らずに治療ができたり、ダウンタイムを軽減できたりと、メリットも多くあります。失敗しないためには、実績のある信頼できる医師を選択し、治療を受けることが重要です。
TCB東京中央美容外科は、患者様一人ひとりを丁寧に診察し、お悩みに適した治療をご提案します。まずは、お気軽にカウンセリングでご相談ください。

このQAを監修したドクター

寺西 宏王

梅田大阪駅前院 院長

寺西 宏王

TCB「エリア総括院長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】

経歴
2004年
兵庫医科大学 卒業
2004年
兵庫医科大学病院
2006年
京都医療センター 外科
2007年
京都大学医学部付属病院 心臓血管外科
2007年
静岡県立総合病院 心臓血管外科
2012年
小倉記念病院 心臓血管外科
2016年
小倉記念病院 心臓血管外科 副部長
2019年
東京中央美容外科 京都駅前院 院長
2020年
東京中央美容外科 梅田大阪駅前院 院長
備考
ボトックスビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医
日本外科学会 専門医
日本心臓血管外科学会 専門医
日本胸部外科学会 正会員
日本血管外科学会 正会員
日本冠動脈外科学会 正会員
日本美容医療学会 正会員

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