ボトックス注射の効果はいつから?効き始める時期や長持ちさせるポイントを紹介

2024/09/09 公開

2024/09/09 更新

ボトックス注射の効果はいつから?効き始める時期や長持ちさせるポイントを紹介

ボトックス注射は、エラの張り・顔のしわ・多汗症など、さまざまな悩みに適応する美容医療です。ダウンタイムが少なく、注射のみで行える美容医療として人気がある施術ですが、効果に即効性はなく、効き始めるまでに時間がかかります。
このコラムでは「予定までにボトックス注射の効果を得たい」「ボトックス注射を受けたけれど効果が出ない」とお悩みの方に向け、ボトックスが効き始める時期について解説します。効果の持続期間や、長持ちさせるポイントについても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ボトックスとは

ボトックスとは、ボツリヌス毒素という成分を含む薬剤です。神経伝達物質(アセチルコリン)の放出を抑えることで脳からの伝達を阻害し、注入した部位の筋肉の発達を抑制する効果があります。部分痩せや肩こりの改善、花粉症の改善など、さまざまな目的で活用されています。

ボトックス注射の効果

ボトックスは注入する部位により、以下の症状の改善効果が得られます。

  • エラ張り
  • ふくらはぎ・太もも・二の腕の張り
  • ガミースマイル
  • 肩こり
  • 顔のしわ
  • 多汗症
  • 花粉症

発達したエラの筋肉(咬筋)にボトックス注射を打つと、咬筋が萎縮して小顔効果を得られます。また、筋肉が原因で痩せにくいふくらはぎや太もも、二の腕にボトックスを注入すると、部分痩せが可能です。他にも、上唇を動かす筋肉を抑制するとガミースマイルの改善、僧帽筋の過緊張を緩和させると肩こりの改善、表情筋の動きを弱めると顔のしわが改善できるなど、注入した部位の筋肉に作用し、さまざまな効果を得られます。
ボトックスは神経伝達物質の放出を抑えるため、交感神経や副交感神経にも作用します。脇や手のひらなど、汗が気になる箇所に注入すると多汗症を改善し、鼻粘膜に注入すると花粉症も改善可能です。

ボトックスの効果はいつから効き始めるか

ボトックスの効果はいつから効き始めるか

ボトックス注射は、効果が現れるまでに時間がかかる治療です。一般的には治療後1週間以内に効き始めて2週間程度で安定し、1ヶ月程度で効果のピークを迎えます。効果を得たいタイミングに間に合わせるには、予定の2週間~1ヶ月前に治療を受けることをおすすめします。注入する部位により期間が異なるため、ご自身が希望する効果はどのくらいで得られるのかを確認したい方は、カウンセリングの際に医師にご相談ください。

ボトックスの効果はいつまで続くのか

ボトックスは体内で分解されるため、持続期間は一般的に3~6ヶ月程度です。時間の経過とともに効果は薄まり、徐々にもとの状態に戻っていきます。効果を維持したい場合は、定期的なボトックスの注入が必要です。

効果を長持ちさせるポイント

ボトックスの効果には限りがありますが、以下の4点に気をつけると、効果を長持ちできます。

  • 定期的に治療を受ける
  • 適切な製剤を選ぶ
  • 体温を上げすぎない
  • 患部を刺激しない

定期的に治療を受ける

ボトックスの効果を長持ちさせるには、定期的に治療を受けることをおすすめします。筋肉は長く抑制されるほど回復が遅くなるため、3ヶ月に1回の間隔で繰り返し治療を受けると、1回あたりのボトックスの持続期間が長くなります。消失するまでの期間には個人差があるため、適切なタイミングは担当医師にご確認ください。

適切な製剤を選ぶ

ボトックスの製剤は、アメリカや韓国などのさまざまな国で生産されており、それぞれの種類によって品質や価格が異なります。持続期間にも影響があるため、治療を受けるクリニックではどのような製剤を取り扱っているのか、予めご確認ください。

体温を上げすぎない

サウナや長時間の入浴、激しい運動、過度な飲酒などの体温を上げる行為は、ボトックスを注入後1週間程度はお控えください。ボトックスに含まれている成分は熱に弱いため、体温が上がると効果が弱まり、長持ちしない可能性があります。

患部を刺激しない

ボトックスの効果が安定するまでは、マッサージやエステなどで、患部を刺激しないようにご注意ください。体温が上がり効果の持続期間が短くなるだけでなく、周囲に成分が広がる可能性があるため、思わぬ部位でボトックスの効果が現れる恐れもあります。

ボトックス注射のダウンタイム

ボトックス注射の治療後には、以下の症状が現れる可能性があります。

  • 赤み
  • 腫れ
  • 内出血

ボトックス注射の治療は針を刺すため、赤み・腫れ・内出血などの症状が発生する可能性があります。通常は1~3日程度で自然に治まりますが、飲酒や運動など、血行を促進する行為は症状が悪化する恐れがあるため、ダウンタイム中はお控えください。
まれに、ボトックスの成分でアレルギー反応を引き起こし、かゆみ・赤み・腫れなどの症状が現れる場合があります。1週間~1ヶ月程度で治まることがほとんどですが、長引く際は、医師にご相談ください。

まとめ

今回は、ボトックスが効き始める時期について解説しました。予定までにボトックス注射の効果を得たい方は、2週間以上前に注入することをおすすめします。また、効果を長持ちさせるには、定期的に治療を受け、治療後の過ごし方に注意してください。
TCB東京中央美容外科のボトックス製剤は、MFDS(韓国食品医薬品安全処)が認可しているボツラックスを使用しています。患者様のお悩みに合う、適切な量の治療プランをご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

このQAを監修したドクター

寺西 宏王

梅田大阪駅前院 院長

寺西 宏王

TCB「エリア総括院長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】

経歴
2004年
兵庫医科大学 卒業
2004年
兵庫医科大学病院
2006年
京都医療センター 外科
2007年
京都大学医学部付属病院 心臓血管外科
2007年
静岡県立総合病院 心臓血管外科
2012年
小倉記念病院 心臓血管外科
2016年
小倉記念病院 心臓血管外科 副部長
2019年
東京中央美容外科 京都駅前院 院長
2020年
東京中央美容外科 梅田大阪駅前院 院長
備考
ボトックスビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医
日本外科学会 専門医
日本心臓血管外科学会 専門医
日本胸部外科学会 正会員
日本血管外科学会 正会員
日本冠動脈外科学会 正会員
日本美容医療学会 正会員

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