糸リフトの糸はレントゲンに写りますか?

2022/01/04 公開

2024/01/04 更新

糸リフトの糸は基本的にレントゲンに写りません。

レントゲンは透過性の低いものが白っぽく写り、透過性の高いものが黒っぽく写ります。硬い組織、たとえば骨や歯などは透過性が低く、白く浮き上がってくるのに対し、空洞部分や液体、脂肪組織などは黒く写ります。

糸リフトの糸は吸収糸で透過性は脂肪などの組織と同じなので、レントゲンにはほとんどの場合写りません。ただし、歯科のレントゲンやCT、MRIなどではより解析度が上がるためかすかに写る場合があります。かすかに写ったとしてもほとんどの場合は問題ありませんが、レントゲン等の検査を受ける場合は糸リフトの経験があると念の為伝えるとよいでしょう。

このQAを監修したドクター

高柳 佑衣子

新宿東口院 院長

高柳 佑衣子

都内大学病院皮膚科で外科手術だけでなく、患者様のお肌の悩みと向き合って参りました。
ご要望を丁寧に伺った上で患者様に適した手術方法をご提案し、リスクやご予算などに合わせてベストな治療を一緒に考えていきます。
日本皮膚科学会正会員
日本美容外科学会員

経歴
東京女子医科大学医学部 卒業
順天堂大学附属順天堂医院 皮膚科
越谷市立病院 皮膚科
東京曳舟病院 皮膚科
同愛会病院 皮膚科
東京中央美容外科 新宿東口院 副院長
東京中央美容外科 渋谷西口院 院長
東京中央美容外科 秋葉原院 院長
東京中央美容外科 新宿東口院 院長
備考
日本皮膚科学会 正会員
日本医師会 認定産業医

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