糸リフト(スレッドリフト)

糸リフト(スレッドリフト)

糸リフト(スレッドリフト)とは

糸リフト(スレッドリフト)は、コグ(棘)のついた医療用糸を皮下組織に挿入し、たるみを引き上げることで、切らずにリフトアップを目指せる施術です。ほうれい線やマリオネットライン、フェイスラインのもたつきが気になる方に適しており、輪郭をすっきり見せる効果が期待できます。また、糸を挿入する刺激で皮膚内の組織が活性化し、コラーゲンやエラスチンの生成が促進されるため、肌のハリ・ツヤの向上をサポートする美肌効果も期待できます。
TCBでは、「小顔美肌再生」「TCB小顔リフト」「クリアファインリフト」の3種類の施術プランをご用意しています。溶ける糸・溶けない糸や、挿入する糸の本数、角度など、症状に合わせたプランの選択が可能です。

糸リフト(スレッドリフト)の症例写真

施術名:
TCB小顔リフト
施術の説明:
医療用の糸で皮膚を引き上げ、たるみやほうれい線の改善を目指す施術です。
施術の副作用(リスク):
腫れ・痛み・内出血:1週間程度
まれに起こる副作用(リスク):
違和感・感染症・むくみ・しびれなど
施術の価格:
13,800円 ~ 239,800円(税込)

監修医:銀座有楽町院 院長 鎌田 紀美子

糸リフト施術一覧

TCBの糸リフト比較表

TCB小顔リフト クリアファインリフト 小顔美肌再生(リフトアップ)
効果 たるみの改善・予防、小顔 肌のハリ・弾力の回復、たるみの予防 リフトアップ、エイジングケア
適応部位
  • 小顔
  • ほうれい線
  • 口元
  • マリオネットライン
  • フェイスライン
  • 眉間
  • 目の下
  • ほうれい線
  • フェイスライン
  • 首、腹部、ヒップなどのボディ
  • 小顔
  • ほうれい線
  • 口元
  • マリオネットライン
  • フェイスライン
特徴 コグ(棘)がついた溶ける糸でたるみを引き上げる 細い針で糸を挿入するため、身体への負担が少ない 溶ける糸・溶けない糸を選択できる
効果の持続期間 6ヶ月~1年程度 1~2年程度 3~5年程度

糸リフト(スレッドリフト)の効果

たるみの改善・予防

糸リフトでたるみを引き上げるイラスト

コグのついた糸で皮下組織を引き上げて、たるみやしわの改善を目指します。特に、ほうれい線やマリオネットラインなど、加齢とともに気になりやすい部位にアプローチ可能です。
さらに、糸の周辺にできた線維化組織が皮膚を支えるため、糸の吸収後もたるみを予防する効果が期待できます。

小顔に導く

糸リフトの小顔効果のイラスト

下がっていた脂肪や皮膚を持ち上げると輪郭が整い、小顔効果が期待できます。さらに、糸の挿入による傷を修復する過程で皮下組織が収縮するため、引き締まったフェイスラインに導きます。

肌のハリ・ツヤを回復

糸リフトで肌のハリ・ツヤが回復するイラスト

糸リフトは、エイジングケアや肌質改善効果も期待できる施術です。糸を挿入する際の刺激で真皮層の細胞が活性化し、コラーゲンの生成が促されます。肌のハリ・ツヤが回復するため、しわや乾燥肌、たるみ毛穴などにアプローチ可能です。

溶ける糸・溶けない糸の特徴と違い

糸リフトで使用する糸は、溶けない素材と溶ける素材とがあります。

溶ける糸
(小顔美肌再生ソフト、TCB小顔リフト、クリアファインリフトなどで使用)

溶ける糸(TCB式小顔美肌再生ソフト、TCB小顔リフト、クリアファインリフトなどで使用)

溶ける糸は、PDO(ポリジオキサン)やPCL(ポリカプロラクトン)・PLLA(ポリ-L-乳酸)といった、もともと血管に使用する医療分野で広く使用されている素材でできています。

吸収には個人差があるものの、多くはPDOは6ヶ月~12ヶ月ほどかけて、PCL+PLLAは18ヶ月~36ヶ月かけて徐々に吸収されてなくなります。

PDOは吸収スピードが早く美肌効果がメイン、PCL+PLLA素材の糸は伸縮性もあり、リフトアップ効果と美肌効果がバランスよく期待出来るのが特徴です。

糸の素材 持続時間 リフトアップ効果 糸の特徴
PDO
(ポリジオキサノン)

6ヶ月~12ヶ月

★★★☆☆

細かいシワなどに有効で、
自然なリフトアップを目指せる

PCL
(ポリカプロラクトン)

24ヶ月~36ヶ月

★★★★☆

柔らかく強度に優れた糸で、
長期持続が期待できる

PLLA
(ポリ-L-乳酸)

18ヶ月~24ヶ月

★★★★★

糸が硬く、引き上げ効果を実感しやすい

溶けない糸
(小顔美肌再生ストロングで使用)

溶けない糸(TCB式小顔美肌再生ストロングで使用)

溶けない糸は、芯はポリエステル、外面とコグ(棘)はシリコンでできており、このコグが4方向に設置されているのが特徴です。また、糸そのものの伸縮性が高いため直接のリフトアップ力が高く、主に40代以降のエイジングケア目的に使用します。

吸収されず糸はそのまま残りますので、引き上げる力はキープしやすくなります(ただし老化によりたるみは再発はします)。

溶ける糸と溶けない糸の比較

溶ける糸 溶けない糸
素材・施術名
  • 小顔美肌再生ソフト
  • TCB小顔リフト
  • クリアファインリフト
  • 小顔美肌再生ストロング
おすすめの方
  • 年齢20~30代
  • 主に小顔目的
  • 異物を体内に残したくない方
  • 今後もメンテナンス治療を考慮している方
  • 年齢40代以降
  • エイジングケア目的
  • 大きなリフトアップ効果を期待する
  • たるみが強い方
  • リフトアップ効果を持続させたい方
持続性

最長3年

3~5年以上
※5年を過ぎても引き上げ効果は持続しますが、加齢とともにたるみの進行はあります

メリット
  • やがては吸収され糸はなくなる
  • ダウンタイムは軽度
  • 糸が吸収される過程で、コラーゲンが増生し美肌効果を期待できる
  • リフトアップ効果が強く、長期持続が期待できる
  • 糸挿入の刺激で美肌効果を期待できる
デメリット
  • 術後時間経過すると糸の抜去自体は難しい
  • 糸が吸収される過程で、徐々にリフトアップ効果も減少する
  • 長期の経過の中で糸が露出するリスクがある
  • 持続性は一生ではないため、効果を保つには何回も繰り返し糸を入れる必要がある
ダウンタイム

※どちらの糸も共通
<直後~1、2週間>突っ張り感、口の開けづらさ、違和感、腫れ、笑った時などの痛み、内出血

挿入直後1、2週間は皮膚のひきつれが残ることがある

【参考文献】
Mini-midface Lift Using Polydioxanone Cog Threads
Combined press cog type and cog PDO threads in comparison with the cog PDO threads in facial rejuvenation
Outcomes in Thread Lift for Facial Rejuvenation: a Study Performed with Happy Lift™ Revitalizing

症例写真

施術名:
糸リフト(スレッドリフト)
施術の説明:
コグ(棘)のついた医療用糸を皮下組織に挿入し、たるみを引き上げて切らずにリフトアップを目指す施術です。
施術の副作用(リスク):
腫れ、痛み、内出血、針穴の赤みなど:数日~2週間程度
まれに起こる副作用(リスク):
引きつれ、口が開けにくい、神経障害、感染症など
施術の価格:
13,800円 ~ 2,053,800円(税込)

監修医:銀座有楽町院 院長 鎌田 紀美子

TCBの糸リフトの特徴

ニーズに合わせた治療プラン・糸の種類をご用意
TCBでは、TCB小顔リフト、クリアファインリフト、小顔美肌再生と3種類の糸リフト治療をご用意しており、小顔美肌再生では溶ける糸・溶けない糸の2種類から選択可能です。カウンセリングで患者様のお顔の状態を確認し、お悩みや仕上がりイメージに合わせて適切な治療プランをご提案します。
ダウンタイムや身体への負担を軽減
切開を伴わず、カニューレや細い針を使用して糸を挿入するためダウンタイムを軽減できます。また、治療時間も比較的短いため、身体への負担を抑えたい方や、初めて美容医療を受ける方にもおすすめです。
さまざまな種類の麻酔で痛みを軽減
治療では、痛みを抑えて患者様の負担を軽減するために局所麻酔や表面麻酔を使用します。オプションで各種麻酔もご用意していますので、痛みが心配な方はお気軽にお声かけください。

糸リフトのダウンタイムと合併症

ダウンタイム

施術時間 TCB小顔リフト:20分程度
クリアファインリフト:5~10分程度
小顔美肌再生:30分程度
※挿入部位や本数によって異なります。
通院 なし
麻酔 TCB小顔リフト・小顔美肌再生:局所麻酔
クリアファインリフト:表面麻酔クリーム
※オプションで各種麻酔もご用意しています。
ダウンタイム 痛み・腫れ:1週間程度
内出血:1~2週間程度
副作用・リスク 口の開けづらさ:1週間程度
皮膚の引きつれ:1週間~1ヶ月程度
糸刺入部の凹み:2週間~3ヶ月程度
施術後の過ごし方 メイク・洗顔・シャワー・入浴:当日から可能
※当日は挿入部位を避けてください。
洗髪:当日から可能
※挿入部位にシャンプーやコンディショナーが当たらないようご注意ください。
術後1ヶ月程度は、強い力でのマッサージを避けてください。

合併症

糸リフトの合併症については、糸の溶ける・溶けないに関わらず共通して発生することがあります。

引きあがりすぎて目つきが変わってしまっている
引きあがりすぎに関しては、直後修正可能です。ただ溶けない糸を使用した、特にエイジングケア目的では、皮膚の引き連れを逆にあえて許容して引き上げすぎくらいで終了するのも悪い方法ではありません。この場合、ダウンタイムは1ヶ月以上かかることはありますが、その後のリフトアップ効果を期待できます。
左右差が著しい
左右差に関しては、引き上げが不足した場合、もともとたるみの程度に左右差がある場合などで発生することがあります。不足分を追加で施術し治療が必要になる場合もまれにあります。また、直後は麻酔の作用で顔面神経が麻痺していたり、翌日以降では腫れの程度により左右差があるように見えることがあります。
糸の飛び出し
刺入部位もしくは、フェイスラインあたりから糸が飛び出してくることがあります。出てきた部分をカットして処置が必要になりますので、触れる場合などは受診していただく必要があります。
感染症
髪の毛が生えている部位から刺入するため、その際一緒に髪の毛を巻き込むなどしてしまうと刺入部の炎症を起こします。巻き込んだ髪を除去し、必要に応じて抗生剤を処方いたします。
これとは別に最も重篤な合併症は、何らかの原因で挿入した糸に沿って感染を起こした場合(蜂巣織炎)です。この場合は抗生剤が必要で、挿入した糸も抜去しなくてはいけない可能性があります。

糸リフトの施術とビフォーアフターを公開!

TCB小顔リフトの料金

カテゴリー 施術名/価格(税込)
TCB小顔リフト
1本 ¥13,800(税込)
2本 ¥25,000(税込)
4本 ¥47,400(税込)
6本 ¥69,800(税込)
8本 ¥99,800(税込)
10本 ¥124,800(税込)

その他の糸リフト(スレッドリフト)料金表

TCB東京中央美容外科では患者様にご満足いただける施術を多数ご用意しております。
施術ごとの詳しい価格については料金表をご覧ください。

料金表を見る

施術の流れ

STEP1.カウンセリング・シミュレーション
カウンセリングルームで、患者様のお悩みやご希望を詳しくお聞きします。
その後、リフトアップのシミュレーションをして完成イメージを共有し、現在のお顔の状態やご予算を踏まえて、適切なプランをご提案します。
STEP2.デザイン・麻酔
局所麻酔または表面麻酔クリームを使用します。
痛みが不安な方は、オプションとして笑気麻酔などの各種麻酔も使用可能です。
STEP3.施術
効果を確認しながら、丁寧に糸を挿入します。挿入部位や本数によって異なりますが、施術時間は5~30分程度です。
STEP4.アフターケア
挿入部位以外は、施術当日からメイク可能です。
通院の必要はありませんが、気になる点がありましたら、些細なことでもお気軽にご相談ください。

よくある質問

糸リフトは何本入れる必要がありますか?

お顔の状態やご希望の仕上がりによって異なりますが、TCB小顔リフトは片側5本以上、クリアファインリフトは片側10本以上、小顔美肌再生は両側4本以上が目安です。カウンセリングで丁寧に診察し、適切な本数をご提案します。

糸リフトを受けると将来たるみますか?

糸リフトの施術が原因で将来たるむという根拠はありません。ただし、時間経過によって徐々に効果が弱まり、たるんだように感じる場合があります。

糸リフトをやりすぎるとどうなりますか?

糸リフトを繰り返し受けても悪影響はありませんが、過剰に引き上げすぎると表情が不自然になる可能性があります。TCBでは、施術前に仕上がりイメージをシミュレーションし、適切な糸の本数や施術間隔をご提案するためご安心ください。

糸リフトの施術後に傷跡は残りますか?

糸の挿入部位に針穴程度の傷ができますが、ほとんど目立ちません。カニューレや細い針で糸を挿入するため、ダウンタイムや身体への負担を抑えられる施術です。

糸リフトの効果は何年くらいもちますか?

個人差はありますが、TCB小顔リフトは6ヶ月~1年程度、クリアファインリフトは1~2年程度、小顔美肌再生は3~5年程度です。定期的な施術によって、より長期間の効果が期待できます。

糸リフトが向いていないのはどんな人ですか?

たるみが強すぎる方や、顔の脂肪が極端に多い方は、糸リフトで十分に引き上げきれない可能性があります。また、顔の脂肪が少なすぎると糸が透けて見える可能性があるため、別の施術をおすすめする場合があります。

糸リフト・リフトアップ・たるみを取る

お顔の肉を落とす

お顔の脂肪を減らす・顔やせ

フェイスラインをシャープに

本ページの監修医師

年齢を重ねるにつれて、目元や頬、口元のたるみが気になる方は多いかと思います。顔のたるみは実年齢よりも老けて見えるだけではなく、不機嫌に見えるといったネガティブな印象を与えることに繋がります。TCBでは、糸リフトや医療用HIFU、ヒアルロン酸注射など豊富な治療プランをご用意しております。顔のたるみを取りたい、小顔になりたい方はぜひ一度ご相談ください。患者様にご納得いただける結果が得られるよう、担当医師が全力でサポートいたします。

東京中央美容外科【TCB銀座有楽町院】
院長 鎌田 紀美子

鎌田 紀美子 医師

詳しいプロフィールを見る

経歴

1998年
神戸大学法学部 卒業
2013年
東海大学医学部 卒業
2013年
板橋区医師会病院 形成外科
2013年
日本大学附属病院 麻酔科
2015年
品川美容外科 品川本院 部長
2017年
銀座国際美容外科池袋院 院長
2018年
銀座TAクリニック 院長
2021年
東京中央美容外科 八王子院 院長
2022年
東京中央美容外科 六本木院 院長
2024年
東京中央美容外科 銀座有楽町院 院長

備考

日本美容外科学会(JSAS) 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本静脈学会 会員
日本美容医療学会(JAPSA) 会員

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

TCB東京中央美容外科は、日本美容外科学会(JSAS)正会員、日本形成外科学会(JSAPS)専門医・正会員、日本形成外科手術手技学会会員、日本外科学会会員・専門医、日本整形外科学会会員・専門医、日本皮膚科学会会員、日本抗加齢医学会正会員、日本アンチエイジング外科学会会員、乳房再建エキスパンダーインプラント責任医師、日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会正会員、日本静脈学会会員、日本脈管学会専門医、下肢静脈瘤血管内焼灼術指導医、日本創傷外科学会会員・専門医、日本熱傷学会会員・専門医、日本創傷治癒学会会員、皮膚腫瘍外科分野指導医・領域指導医、日本Acute Care Surgery学会会員、日本整容脳神経外科学会会員、日本頭蓋額顔面外科学会正会員、日本口蓋裂学会正会員、日本ペインクリニック学会正会員、日本マイクロサージャリー学会会員、日本麻酔科学会正会員、麻酔科認定医、麻酔科標榜医、臨床研修指導医、日本臨床外科学会会員、医学博士、などの資格を持つ医師が在籍しています。

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医療広告ガイドラインについて

TCB東京中央美容外科では、医師監修のもと「医療広告ガイドライン」に従い、以下の2点についてホームページの見直し・改善を適宜行っております。

  1. ①体験談の削除
  2. ②症例写真を掲載する際、施術内容・施術のリスク・施術の価格などの記載

患者様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

TV・CM放映情報

TCB東京中央美容外科がTVやCMで放映された
情報についてご紹介します。

2025/11/4 テレビ

tbc東北放送2025/11/4放送「ひるおび!ニュース内ローカルニュース」に、TCBと利久がコラボした子ども食堂について取り上げられました。

2025/11/3 テレビ

ミヤギテレビ2025/11/3放送「ミヤギnews every.」に、TCBと利久がコラボした子ども食堂について取り上げられました。

2025/11/3 テレビ

khb東日本放送2025/11/3放送「チャージ!」に、TCBと利久がコラボした子ども食堂について取り上げられました。

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