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2023/12/28 公開
2024/10/09 更新
鼻中隔延長とは、鼻の穴を左右に仕切る壁(鼻中隔)の長さを伸ばし、鼻先の高さや角度を調整する手術です。患者様ご自身から採取した軟骨を移植する鼻中隔延長は、半永久的に効果が続きますが、5年、10年など長期間経過すると、まれに以下の不具合が発生します。
これら鼻中隔延長のトラブルはどうすれば回避できるのでしょうか?
このコラムでは、鼻中隔延長の10年後はどうなるのか、鼻中隔延長によるトラブルを回避するために注意することなどを解説します。
鼻中隔延長は、適切な手術を受ければ10年後もトラブルは生じませんが、まれに以下のような変化が起こる場合があります。
鼻中隔延長を受けた後、以下の2つの理由で鼻中隔が将来曲がる可能性があります。
手術後、鼻先の皮膚に強い張力がかかっていると、皮膚が引き伸ばされて薄くなるため、10年後に移植軟骨の輪郭が浮き出る可能性があります。浮き出ても不自然にならないよう軟骨を成形するか、移植軟骨の大きさを調整することで軟骨が浮き出るリスクは回避可能です。もともと皮膚が薄い方は軟骨が浮き出やすいため、特に注意する必要があります。
鼻中隔延長の手術後は患部が腫れ、むくみが生じるため、術後1~2週間程度は鼻がつまって鼻呼吸しづらい症状が現れます。通常であればこれらの症状は時間経過とともに落ち着きますが、ごくまれに術後6ヶ月程度経過しても症状が治まらない場合があります。
鼻閉症状は、鼻中隔延長で鼻中隔が太くなり、または鼻先が高くなった影響で鼻の穴が縦に引き伸ばされたため、鼻の穴が狭くなってしまったことが原因です。
鼻呼吸しづらい症状が続く場合は、移植した軟骨を一部削るか、すべて摘出することで症状が改善する可能性があります。しかし修正手術を受けると、鼻中隔延長後の鼻中隔よりも短くなるのは当然のことながら、本来の長さと同じか、それよりも鼻中隔が短くなる可能性がある点を十分に理解して修正に挑む必要があります。
鼻中隔延長には、腫れ・内出血・術後の痛み・発熱などの他にも、注意すべき以下の4つのリスクがあります。
「鼻が曲がる」「鼻づまり」は、前述したとおり、鼻中隔延長の10年後に起こり得るリスクです。リスクを避けるためには、知識や症例実績が豊富な医師のもとで手術を受けることが重要です。
移植軟骨や鼻中隔軟骨が曲がる・歪むと、「鼻孔の左右差」が現れる可能性もあります。適切な軟骨組織を用いて適切な長さを延長すれば、大きな左右差は回避可能です。
「過度な延長・延長不足・延長する方向が違う」といったリスクも考えられます。医師の知識や症例実績はもちろんのこと、医師がこれまでに執刀した鼻のデザインがご自身の希望するデザインと似ているか、美的センスがご自身と合うかなどにも注意して医師を選んでください。
鼻中隔延長を受けてもキスができなくなることはありません。しかし、術後然り10年後にトラブルへ発展しないよう、あらゆるリスクは回避したほうが賢明です。まずは以下の3点に注意してください。
自身の軟骨を移植する鼻中隔延長は、拒絶反応が現れるリスクが低いというメリットがあります。しかし5年後、10年後に鼻中隔が曲がる、軟骨が浮き出る、鼻呼吸しづらいなどの経年変化が生じると、再度手術を受けて身体に負担をかける必要があるというデメリットも併せ持ちます。
望まない経年変化を回避するために、以下の3点に注意して手術を受けましょう。
鼻中隔延長のやり直しは、ダウンタイムが過ぎ、鼻中隔が安定する術後6ヶ月程度経過してから医師に相談するようにしてください。再手術を希望する理由により、術後3週間程度で手術する方が良い場合もありますが、基本的には身体への負担を考慮して6ヶ月程度は期間を開けてから再手術することが多いです。
万が一、違和感がある場合は早めに担当医へご相談ください。
自身の軟骨を移植する鼻中隔延長は、拒絶反応のリスクを抑えながら鼻先の高さや角度を調整できる優れた手術です。
しかし、経年変化による影響を視野に入れず、その時になりたいデザインのみ追い求めると、5年後や10年後に望まないトラブルを引き起こす可能性があります。鼻中隔延長を受ける際は、10年後に起こり得るリスクも考慮して、医師と相談しながらご自身の鼻の状態やご希望に適した手術やデザインを選択してください。
当院の鼻中隔延長は、身体への負担が大きい肋軟骨は使用せず、耳の入り口付近にある耳珠軟骨や、耳の形を支えている耳介軟骨を使用します。患者様の鼻の状態や皮膚の特徴を細かに診察し、できる限りご希望を叶えながら、10年後も美しい鼻でいられるようにデザインを調整して治療します。まずはお気軽にカウンセリングでご相談ください。
TCB「エリア総括院長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】
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