プラセンタ注射の打ちすぎはどうなる?続けるメリットや注意点も解説

2025/11/10 公開

2025/11/14 更新

プラセンタ注射は、ホルモンバランスを整えて心身の不調や更年期障害の軽減を目指す治療法です。たくさん打つほど効果が増強するものではないため、適切な頻度・回数を守って受ける必要があります。
このコラムでは、プラセンタ注射を打ちすぎるリスクや、治療回数を減らすための工夫を紹介します。

プラセンタ注射を打ちすぎるとどうなる?

プラセンタ注射の打ちすぎによるトラブルや副作用の可能性は低いとされています。ただし、打ちすぎても効果が増すわけではなく、効果を実感しにくくなる可能性もあります。医師と相談のうえ、適切な頻度と回数で治療を受けることが大切です。静脈内に直接投与するプラセンタ点滴は、副作用のリスクが高いためTCBでは行っておりません。

プラセンタ注射を続けるメリット

プラセンタ注射は、適切な方法で続けると以下のお悩みを改善する効果が期待できます。

  • 更年期障害
  • 肌トラブル
  • 睡眠障害
  • 肩コリ・腰痛・冷え
  • 疲れやすさ
  • 肝機能の低下
  • ノイローゼ・心身症

プラセンタ注射を続けると、ホルモンバランスを整えてさまざまな悩みを改善に導く効果が期待できます。イライラや気分の落ち込みなどを緩和する作用があるため、PMSや生理不順の方にもおすすめです。
長期間打ち続けることで、睡眠障害を緩和したり、疲れを感じにくくなったりするなど、快適な生活をもたらす作用が見込めます。年齢制限がなく、一定期間に限定して受けることも可能です。

プラセンタ注射は急にやめてもいい?

プラセンタは、やめた際の副作用や離脱症状が起こるリスクが低い治療法です。合わないと感じる場合や、続けるのが難しくなった際はやめても問題ありません。ただし、治療を受ける前の身体の不調や肌の悩みが再発する可能性があります。特に、プラセンタ注射を長期間続けてきた方が突然やめると、更年期障害の症状や肌トラブルを強く感じる場合があります。徐々に減らすか、頻度を落として続けるなどの工夫を検討しましょう。

プラセンタ注射の打ちすぎを防止する方法

プラセンタ注射の打ちすぎを防止するためには、以下の工夫を検討してみましょう。

  • 適切な回数・頻度で治療を受ける
  • 他の治療を検討する
  • 内服薬やサプリメントを取り入れる

適切な回数・頻度で治療を受ける

プラセンタ注射は、1週間に1回のペースで5〜10回程度受けるとより効果を実感しやすいです。効果がないと感じる場合は、急に回数を増やすのではなく、現在の治療頻度を見直してみてください。思ったような効果が得られない場合は、医師に相談のうえで治療方法を変えたり、継続して治療を受けたりすることをおすすめします。

他の治療を検討する

プラセンタ注射で限定的な効果を得たいと考えている方は、お悩みに適した他の治療を検討してみましょう。更年期障害にはホルモン補充療法、肌トラブルの改善にはレーザー治療や光治療など、少ない治療回数で効果が持続しやすい選択肢があります。改善したいお悩みが明確な場合は、医師と相談のうえ、お悩みに特化した治療法を探すのがおすすめです。

内服薬やサプリメントを取り入れる

プラセンタ注射の治療回数を減らす代わりに、内服薬やサプリメントを併用する方法もあります。注射とは異なり、自宅でも取り入れられるため、続けやすいのがメリットです。ただし、過剰に服用する状態が続くと症状が悪化する恐れがあります。いずれの場合も、医師に相談のうえで摂取量を決定し、必要以上の利用を避けることが大切です。

打ちすぎる前に確認!プラセンタ注射で効果がないと感じる原因

プラセンタ注射の効果が思うように感じられない場合、以下の原因が考えられます。むやみに打ちすぎることは避け、一度受け方を見直してみましょう。

  • 治療の間隔が空きすぎている
  • 治療回数が少ない
  • 気になる不調をピンポイントで改善できると考えている

治療の間隔が空きすぎている

プラセンタ注射は、適切な頻度で受けることによって効果を得やすい治療です。効果の持続期間が短いため、通院の間隔が空きすぎると、十分な効果を実感しにくい可能性があります。効果を持続させるためには、1週間に1回程度のペースで受けるのがおすすめです。

治療回数が少ない

プラセンタ注射は回数を重ねることでより効果を実感しやすいため、すぐに効き目を感じられなくても続けてみましょう。思うように効果が得られない方は、少ない回数で治療をやめてしまっている可能性があります。個人差もありますが、5〜10回程度受けるのが推奨されます。

気になる不調をピンポイントで改善できると考えている

プラセンタ注射には、お悩みの改善に直接アプローチする効果はないため、特定の目的のために治療を受けている方には物足りなく感じる場合があります。また、補修を必要としている組織に優先的に働きかける作用があるため、求めている以外の効果を得られていることに気がついていない可能性もあります。シミやそばかすを目立ちにくくしたい、イライラのしやすさを改善したいなど、一部のお悩みに特化した効果を期待している方は、効き目がないと感じるケースもあるでしょう。

プラセンタ注射との相乗効果が期待できる治療法

プラセンタ注射の効果をより実感したい場合は、以下のような治療との併用をおすすめします。

  • にんにく注射
  • 白玉点滴・白玉注射
  • 高濃度ビタミンC点滴療法

にんにく注射

にんにく注射は、乳酸の分解促進や新陳代謝の向上に働きかけるビタミンB1を主成分とした美容注射です。プラセンタ注射と併用することで、疲労感や倦怠感を軽減して身体に疲れにくさをもたらします。

白玉点滴・白玉注射

白玉点滴・白玉注射は、メラニンの生成抑制や抗酸化作用をもつグルタチオンを点滴や注射で体内に直接取り入れる美容治療です。グルタチオンとプラセンタはどちらもアミノ酸を豊富に含むため、併用することで肝機能の強化による二日酔いの予防が目指せます。

高濃度ビタミンC点滴療法

高濃度ビタミンC点滴療法は、ビタミンCを効率よく体内に届けることで、肌のエイジングケアや疲労回復をサポートする美容点滴です。プラセンタ注射との併用で、加齢に伴い気になりがちなシミやしわ、くすみなどを改善に導く効果が期待できます。

まとめ

プラセンタ注射の打ちすぎによる副作用や健康被害のリスクは低いとされていますが、効果が強くなる期待はできないため、適切な頻度と回数を守ることが大切です。効果がないと感じる場合は、むやみに回数を増やさずに他の治療との併用や他の治療法を検討しましょう。
TCB東京中央美容外科では、ボンプラセンタ・ピュアプラセンタDR内服薬・プラセンタ注射の3種類を取り扱っております。プラセンタ治療を検討中の方はぜひ一度ご相談ください。

このQAを監修したドクター

村田 大典

池袋駅前院 院長

村田 大典

美しい仕上がりはもちろんのこと、施術を受けた患者さんの人生が幸せに変化する事を目指す。
全国から指名が殺到するリピーター率トップクラスの予約困難ドクター。

経歴
杏林大学 卒業
東京女子医科大学 形成外科・皮膚科・麻酔科
TCB 東京中央美容外科 宇都宮院 院長
TCB 東京中央美容外科 新宿三丁目院 院長
TCB 東京中央美容外科 新宿西口院 院長
TCB 東京中央美容外科 池袋駅前院 院長
備考
日本美容外科学会(JSAS) 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本アンチエイジング外科学会 会員
日本静脈学会 会員
下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による実施医
ボトックスビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ®バイクロス 認定資格医
日本美容医療学会(JAPSA) 会員

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