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2024/11/29 公開
2024/11/29 更新
ダーマペンは、先端に微細な針が装着された機器で肌に穴を開け、穴を修復しようとする自然治癒力で肌トラブルを改善する施術です。色素沈着の改善にも効果がありますが、施術方法や施術後の過ごし方によっては、色素沈着が発生してしまう場合があります。
このコラムでは、ダーマペンの施術後に色素沈着する原因や、施術後の過ごし方について解説します。ダーマペンを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
ダーマペンで開けた穴を修復する過程で、古い皮膚を新しい皮膚に入れ替えるサイクルである、ターンオーバーが促進されます。ターンオーバーが活性化すると、メラニン色素が自然に排出されるため、色素沈着やシミの改善が可能です。また、修復する過程で増生されるコラーゲンやエラスチンによって、肌にハリや弾力を与える効果も期待できます。
ダーマペンには色素沈着を改善する効果がありますが、施術の方法や施術後の過ごし方によっては、色素沈着を引き起こす可能性もあります。ダーマペンの施術後に色素沈着する主な原因は下記の4点です。
ダーマペンは針の深さの調整が可能です。適切な深さよりも深く針を刺した場合、色素沈着の原因であるメラノサイトが活性化し、色素沈着を引き起こす恐れがあります。症状によっては針を深く刺さないと効果を実感できないため、ご自身の症状に適切な深さを事前に確認しておくことが大切です。
紫外線を浴びると、色素沈着の原因であるメラニン色素の生成が促進されます。ダーマペンの施術後の肌は紫外線の影響を受けやすいため、色素沈着やシミが発生する可能性が高まります。
ダーマペンの施術後は、肌が敏感な状態になります。バリア機能が低下しているため、化粧品の刺激によって色素沈着が発生する可能性があります。また、顔を強く擦るなどの直接的な刺激が原因で、色素沈着が起こる場合もあります。
ダーマペンは1回の施術でも効果を得られますが、症状によっては3~10回程度の施術を受ける必要があります。施術を受ける間隔が短いと、肌に必要以上の負担がかかり、色素沈着を起こす可能性があります。
ダーマペンの施術後は、過ごし方に気を付けると色素沈着を防げます。色素沈着を抑える主な方法は下記の4点です。
睡眠不足や過度なストレスによりホルモンバランスを崩すと、ターンオーバーが乱れやすくなります。ターンオーバーが乱れると、色素沈着が残りやすくなるため、睡眠時間を十分に確保し、趣味や適度な運動などでストレスを解消してください。
施術後の肌は、紫外線の影響を受けやすい状態です。外出する際は日傘や帽子を使用し、紫外線対策を徹底してください。紫外線対策には日焼け止めも有効ですが、肌に合わない製品を使用すると思わぬ肌トラブルを引き起こす可能性があるため、注意が必要です。
施術後のスキンケアは、敏感肌用の低刺激な製品の使用をおすすめします。また、施術後は乾燥しやすい状態です。スキンケアをする際は、丁寧に洗顔をして十分に保湿を行ってください。
短い間隔で施術を受けると、肌に負担がかかります。繰り返し施術を受ける場合は、次の施術を受けるまでに1ヶ月半~2ヶ月程度の間隔を空けてください。適切な間隔は肌質や症状によって異なるため、ご自身に合った間隔は担当の医師に確認してください。
ダーマペンの施術後はダウンタイムの症状で、赤みやむくみ、かゆみなどが発生する場合があります。ダウンタイムの症状は一般的に数日~1週間程度で治まりますが、施術後の過ごし方によっては長引く恐れがあるため、刺激を与えたり、体温を上げたりしないように注意してください。
また、ダウンタイムの症状以外にも、ニキビが悪化したり、肝斑が悪化したりする可能性があります。肌の状態によっては施術が適していない場合があるため、カウンセリングの際に医師に確認してください。
セルフダーマペンは、市販のダーマペンを使用する方法です。ご自身で針を刺すため、適切な深さや角度が分からず、色素沈着や感染症などを引き起こすリスクがあります。本来、針を刺す行為は医師の技術が必要な医療行為です。セルフダーマペンは安全性が保障されておらず、多くのデメリットを伴うため、医療機関で施術を受けることをおすすめします。
ダーマペンは色素沈着を改善する効果がありますが、施術の方法や施術後の過ごし方によっては色素沈着を引き起こす恐れがあります。施術後の色素沈着を防ぐには、生活習慣を整え、紫外線対策をすることが大切です。
TCB東京中央美容外科では、施術後の肌トラブルを防ぐため、施術後の過ごし方や注意点を丁寧に説明しています。無料カウンセリングをご用意しているので、ダーマペンを検討している方はお気軽にお問い合わせください。
TCB「エリア総括院長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】
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