ひどいニキビの原因は?ニキビが悪化する順番や治し方を紹介

2024/10/24 公開

2024/10/24 更新

ひどいニキビの原因は?ニキビが悪化する順番や治し方を紹介

ニキビは、多くの人が一度は経験する肌トラブルの1つです。ストレスやホルモンバランスの乱れ、生活習慣など、日常に潜むさまざまな要因が発生に関わっています。
このコラムでは、ニキビの原因やニキビが悪化する順番、ニキビの治し方について解説します。ニキビに対する正しい理解を深め、健康的な肌を取り戻すための参考にしてください。

重症化したひどいニキビとは

重症化したニキビとは、炎症性の赤ニキビや黄ニキビがさらに炎症を起こし、皮膚の内部に膿を内包する症状です。ニキビ同士が繋がってしまい、肌に傷が残る場合もあります。色素沈着やニキビ跡、クレーター肌などの原因になるため、早めの対策が必要です。

ニキビがひどくなる原因

ニキビがひどくなる原因は下記の6つが考えられます。

  • ストレス
  • 間違ったスキンケア
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 栄養バランスが偏った食事
  • 睡眠不足
  • 紫外線対策が不十分

ストレス

ストレスによる自律神経の乱れで、免疫力が低下すると、ニキビが増殖する原因になります。ストレスを感じると、皮脂の分泌を促すアンドロゲンが体内で増加して毛穴が詰まるため、ニキビができやすく治りにくい状態になります。ご自身に合うストレス発散方法を見つけ、ストレス管理を行うことが大切です。

間違ったスキンケア

過度な洗顔や刺激の強い洗顔料の使用は、ニキビを悪化させる原因の1つです。皮脂を落としすぎたり、必要な潤い成分を洗い流したりすることによって、肌の乾燥やバリア機能の低下を引き起こす可能性があります。クレンジングが不十分な場合もメイクが毛穴に残り、ニキビを作る可能性があるため、肌に負担をかけない適切な洗顔が必要です。

ホルモンバランスの乱れ

生理前や思春期にできるニキビは、ホルモンバランスの乱れが影響しています。性別関係なく、女性ホルモンと男性ホルモンのバランスが崩れると、皮脂の分泌が増加したり、乾燥したりします。ストレスや生活習慣によってもホルモンバランスの乱れは起こるため、規則正しい生活を心がけてください。

栄養バランスが偏った食事

栄養バランスの偏った食事は、ニキビの原因の1つです。脂質や糖分の多い食品を摂りすぎると、皮脂の分泌が過剰になり、毛穴が詰まりやすくなります。また、ビタミンやミネラルが不足すると、肌の再生能力が低下し、ニキビが悪化する可能性があります。健康的な食生活を心がけ、栄養バランスのとれた食事を摂ることが大切です。

睡眠不足

睡眠は、成長ホルモンを分泌し、肌のターンオーバーを促す働きがあります。睡眠が不足すると、ホルモンバランスが崩れて肌の再生や修復がうまく行われず、ニキビの原因になります。また、不規則な睡眠は成長ホルモンの分泌を低下させる恐れがあるため、毎日同じ時間帯に、十分な睡眠を摂ることが必要です。

紫外線対策が不十分

不十分な紫外線対策は、ニキビの原因の1つです。紫外線は肌にダメージを与え、皮脂の分泌を促進し、毛穴を詰まりやすくします。また、ニキビは紫外線によるダメージを受けると、色素沈着する場合もあります。日焼け止めや帽子、日傘などで紫外線対策を行ってください。

ニキビが悪化する順番

ニキビは毛穴の詰まりによって始まり、一般的に白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビ、黄ニキビの順番で悪化します。
最初に現れる白ニキビは、皮脂や古い角質が毛穴に詰まり、まだ炎症が起きていない状態です。潰すと皮膚を傷つけたり、雑菌が入ったりする可能性があるため、なるべく触らないよう注意してください。
次に、詰まった皮脂が空気に触れて酸化し、黒ニキビに進行します。まだ炎症は起きていないため痛みはありませんが、毛穴が目立ち始めます。放置すると悪化してしまうため、正しいスキンケアが必要です。
毛穴内部にアクネ菌が増殖し、免疫反応によって炎症が起こると、赤ニキビになります。患部が赤く腫れ上がり、痛みを伴うことが多い状態です。早めに炎症を抑えるために、医療機関への受診がおすすめです。
さらに炎症が進行し、毛穴内に膿がたまると黄ニキビの状態になります。皮膚の内部に深い炎症が広がっており、適切な処置をしないと肌に跡が残る可能性が高くなります。最も深刻な場合は膿ニキビになり、治癒後もクレーター状の跡が残る状態です。
ニキビは早い段階で適切な対策をすると、悪化を防ぎ、肌へのダメージを抑えられます。赤ニキビや黄ニキビなどの炎症があるニキビができた場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。

ニキビを治す方法

ニキビを治すためには、過剰な皮脂の分泌を抑え、殺菌し、傷を修復させる必要があります。基本的なスキンケアや生活習慣の改善が効果的です。
皮脂や汚れをしっかり落とすために、刺激の少ない洗顔料で適度に顔を洗ってください。洗顔後はクリームなどで保湿して乾燥を防ぎ、肌を清潔に保つ必要があります。
脂質や糖分の多い食事は、皮脂の分泌を促進するため、野菜や果物を多く摂取し、バランスの良い食事を心がけてください。また、ストレスや睡眠不足もニキビの原因となるため、ストレス管理や十分な睡眠もニキビを治す方法の1つです。
さらに症状がひどい場合は、医療機関での治療が必要です。医師による処方薬やレーザー治療などが効果的な場合もあります。セルフケアをするだけではなく、医療機関を受診し、適切な治療法を選択してください。

まとめ

ニキビがひどくなる原因は、ストレスや間違ったスキンケア、ホルモンバランスの乱れ、栄養バランスの偏った食事、睡眠不足などが考えられます。ニキビは、初期の白ニキビから炎症性の黄ニキビまで、早めの適切な対策が必要です。
TCB東京中央美容外科は、患者様一人ひとりの肌の状態を丁寧に診察し、お悩みに適した治療をご提案します。まずは、お気軽にカウンセリングでご相談ください。

このQAを監修したドクター

寺西 宏王

梅田大阪駅前院 院長

寺西 宏王

TCB「エリア総括院長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】

経歴
2004年
兵庫医科大学 卒業
2004年
兵庫医科大学病院
2006年
京都医療センター 外科
2007年
京都大学医学部付属病院 心臓血管外科
2007年
静岡県立総合病院 心臓血管外科
2012年
小倉記念病院 心臓血管外科
2016年
小倉記念病院 心臓血管外科 副部長
2019年
東京中央美容外科 京都駅前院 院長
2020年
東京中央美容外科 梅田大阪駅前院 院長
備考
ボトックスビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医
日本外科学会 専門医
日本心臓血管外科学会 専門医
日本胸部外科学会 正会員
日本血管外科学会 正会員
日本冠動脈外科学会 正会員
日本美容医療学会 正会員

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