ニキビとヘルペスの違いとは?原因や見分け方、治療法について解説

2024/10/22 公開

2024/11/18 更新

ニキビとヘルペスの違いとは?原因や見分け方、治療法について解説

ニキビとヘルペスは、どちらも皮膚にできるトラブルですが、原因や治療法は異なります。このコラムでは、ニキビとヘルペスの違いをわかりやすく解説し、それぞれの見分け方や効果的な治療法、予防法について詳しく紹介します。自分の症状がどちらなのかを正しく理解し、適切なケアを行うための参考にしてください。

ニキビとヘルペスの違い

ニキビとヘルペスは見た目や症状に違いがあります。ニキビは皮脂の分泌が多い毛穴に発生し、炎症を伴う場合が多いです。ヘルペスは毛穴がない部位にも発生し、水疱が集まってできる特徴があります。

ニキビとは

ニキビとは

ニキビは、毛穴に皮脂や汚れが詰まり、炎症を引き起こして発生する皮膚トラブルです。赤みや膿を伴う場合が多く、皮脂腺の詰まりが原因で腫れや痛みを伴います。ホルモンバランスの変化で発生しやすく、主に額や鼻、顎回りなど、皮脂腺が多い部位に発生します。

ヘルペスとは

ヘルペスとは

ヘルペスは、ヘルペスウイルスが感染すると発症する皮膚疾患です。透明な水疱が集まってできるのが特徴で、1週間程度でかさぶたになります。ウイルスの感染が原因であるため、ニキビとは異なり感染力がある点が大きな特徴です。唇や口の周辺、鼻の周辺、性器などに水疱ができ、かゆみや痛みを伴います。

ニキビとヘルペスの原因

ニキビとヘルペスは、それぞれ異なる原因により発生します。原因を理解しておくと、発生前の予防や、発生後の適切な対応が可能です。

ニキビの原因

ニキビの主な原因は、皮脂分泌の増加や毛穴の詰まりです。ホルモンバランスの乱れや乾燥肌により皮脂の分泌が活発になり、毛穴が詰まりやすくなります。また、ストレスや睡眠不足、食生活の乱れもニキビの原因です。アクネ菌の繁殖が炎症を引き起こし、ニキビを悪化させます。

ヘルペスの原因

ヘルペスの原因は、主にヘルペスウイルスの体内感染です。感染した時点ではヘルペスは発生しませんが、ストレスや疲労などで免疫力が低下した際に症状が現れます。一度感染すると体内に潜伏するため、再発する可能性があります。ウイルスを完全に除去することはできませんが、ウイルスを抑制する治療で、再発の防止が可能です。

ニキビとヘルペスの治療法

ニキビとヘルペスは、それぞれ異なる治療法が必要です。適切な治療を受けると症状の悪化を防げます。

ニキビの治療法

ニキビの治療法には、スキンケア製品の使用や薬剤治療があります。重度の場合は、皮膚科や美容皮膚科での治療が必要です。クリニックでは薬を処方される場合が多く、市販品よりも効果的にニキビを改善できます。また、美容皮膚科や美容クリニックでは、ニキビやニキビ跡の改善効果がある美容医療機器による治療も可能です。ご自身の症状に合う治療法は、医師による診察を受けて判断してください。

ヘルペスの治療法

ヘルペスの治療には、抗ウイルス薬が使用されます。初期段階で治療を行うと、効果的に症状を改善できます。また、症状は免疫力の低下によって現れるため、疲労の回復やストレスの軽減など、免疫力を高める行動をとることも大切です。

ニキビとヘルペスの予防法

ニキビやヘルペスは、日常のケアや生活習慣の見直しによって予防できます。主なポイントは下記の2点です。

  • スキンケア
  • 生活習慣の改善

スキンケア

ニキビ予防には、適切な洗顔と保湿が必須です。毛穴の詰まりを防ぐために、過剰な皮脂を落としつつ、肌の乾燥を防ぐケアを行ってください。ヘルペスは、ウイルスによる感染を避けるために、肌を触る際は手指消毒などを行い、清潔に保つことが大切です。ウイルスとの接触を可能な限り避けるようご注意ください。

生活習慣の改善

ビタミンCやEを多く含む食材は肌の健康を保ち、ニキビの発生を防ぐ効果があるため、栄養バランスが整った食事を摂取してください。ヘルペスを予防するには、十分な睡眠や適度な運動など、免疫力を高める行動が効果的です。また、ストレスはニキビやヘルペスが発生する原因となるため、ストレス管理も大切になります。 生活習慣を改善し、ストレスを溜めないように意識してください。

まとめ

ニキビとヘルペスは、見た目や原因が異なるため、正しく見分けることが大切です。それぞれの原因や症状を理解すると、適切な治療と予防ができ、肌トラブルを防げます。日常生活でのケアと生活習慣を改善し、健康的な肌を保つよう意識してください。
TCB東京中央美容外科は、無料カウンセリングをご用意しています。口周りの肌トラブルでお悩みの方は、相談だけでも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。

このQAを監修したドクター

寺西 宏王

梅田大阪駅前院 院長

寺西 宏王

TCB「理事長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】

経歴
2004年
兵庫医科大学 卒業
2004年
兵庫医科大学病院
2006年
京都医療センター 外科
2007年
京都大学医学部付属病院 心臓血管外科
2007年
静岡県立総合病院 心臓血管外科
2012年
小倉記念病院 心臓血管外科
2016年
小倉記念病院 心臓血管外科 副部長
2019年
東京中央美容外科 京都駅前院 院長
2020年
東京中央美容外科 梅田大阪駅前院 院長
備考
ボトックスビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医
日本外科学会 専門医
日本心臓血管外科学会 専門医
日本胸部外科学会 正会員
日本血管外科学会 正会員
日本冠動脈外科学会 正会員
日本美容医療学会 正会員

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