黒いニキビとは?原因や改善方法を紹介

2024/10/25 公開

2024/10/25 更新

黒いニキビとは?原因や改善方法を紹介

黒ニキビは見た目に影響を与えるため、悩んでいる方は少なくありません。ニキビが黒ずんでしまうと、スキンケアだけでは改善しにくい場合が多く、適切な対策が必要になります。
このコラムでは、黒ニキビの原因や黒ニキビができた際の注意点だけではなく、改善方法についても詳しくご紹介します。黒ニキビでお悩みの方に役立つ情報を解説するので、ぜひ参考にしてください。

黒ニキビとは

黒ニキビとは

黒ニキビは、毛穴に蓄積した皮脂や老廃物、汚れが酸化することで黒く見えるニキビです。毛穴にたまった皮脂が空気に触れると、通常の白ニキビが酸化し、黒ニキビへと進行します。黒ニキビは炎症が起きていないため、痛みや腫れが少ないですが、放置をすると悪化し、赤ニキビや黄ニキビに進行する可能性があるため、早期のケアが重要です。

ニキビが黒くなる原因

黒ニキビができる原因は、下記の3つが考えられます。

  • 過剰な皮脂分泌
  • 洗顔料のすすぎ残し
  • ターンオーバーの乱れ

黒ニキビができやすいおでこや眉間、鼻などが含まれるTゾーンは、皮脂分泌が多い部位です。皮脂腺が活発に働き、皮脂分泌が過剰になると、毛穴に皮脂がたまりやすくなります。脂っこい食事やホルモンバランスの乱れは、皮脂分泌を促進するため、注意が必要です。
すすぎ残しは洗顔料が肌に残り、毛穴が詰まる原因となります。洗顔料が皮脂や汚れと混ざり合い、酸化して黒ニキビを引き起こしたり、肌に刺激を与えたりするため、丁寧に洗い流してください。
また、ストレスや睡眠不足、栄養不足などが原因で肌のターンオーバーが正常に機能しなくなると、古い角質が肌に残りやすくなります。角質が毛穴を塞ぎ、皮脂がたまると酸化をするため、黒ニキビが発生します。ニキビの原因となる習慣を見直し、規則正しい生活を心がけると、ニキビの改善や予防につながります。

黒ニキビができた時の注意点

黒ニキビができた際は、状態が悪化しないように適切なケアをすることが重要です。下記2つの注意点があげられます。

  • 刺激の強い洗顔料を使用しない
  • ニキビを押し出さない

刺激の強い洗顔料を使用しない

黒ニキビができた時は、肌への負担を減らすため、刺激の強い洗顔料の使用は控える必要があります。強い洗顔料を使用すると、皮脂のバランスが崩れてニキビが悪化する可能性があります。肌に優しい低刺激の洗顔料で、擦らず丁寧に洗い流し、洗顔後は十分に保湿してください。

ニキビを押し出さない

黒ニキビを無理に押し出すと、肌に傷がつき、炎症を引き起こすリスクがあります。また、ニキビを押し出すと、色素沈着や傷跡が残る場合があるため、避けてください。正しいケアを行い、自然に治るまで待つことが大切です。

黒ニキビの改善・予防方法

黒ニキビの改善・予防方法

黒ニキビを改善し、再発を防ぐためには、下記4つの日常的なケアと生活習慣の見直しが必要です。

  • 正しいスキンケアを行う
  • 紫外線対策をする
  • 生活習慣の改善
  • 皮膚科・美容皮膚科を受診する

正しいスキンケアを行う

黒ニキビを改善するためには、適切なスキンケアが重要です。毎日の洗顔を丁寧に行うと、毛穴の詰まりを防げます。また、洗顔後は保湿をしっかりと行い、肌のバリア機能を維持してください。週に1回は角質ケアを行い、古い角質を取り除くことで、黒ニキビの改善や予防ができます。

紫外線対策をする

紫外線は、黒ニキビを悪化させる要因の1つです。紫外線を浴びると肌がダメージを受け、色素沈着が進行しやすくなります。外出時には日焼け止めを塗り、帽子や日傘で紫外線対策をしてください。また、曇りの日でも紫外線は降り注いでいるため、年間を通じて対策を行う必要があります。

生活習慣の見直し

黒ニキビを改善するためには、生活習慣の見直しは不可欠です。食生活は、脂っこい食べ物や糖分の摂取を控え、ビタミンやミネラルが豊富な野菜や果物を積極的に摂るよう心がけてください。また、十分な睡眠を確保すると、肌のターンオーバーが正常に保たれます。ストレス管理を行うことも、ニキビ予防に役立ちます。

皮膚科・美容皮膚科を受診する

黒ニキビがセルフケアで改善しない場合は、早めに皮膚科や美容皮膚科などの医療機関を受診してください。処方薬・レーザー治療・ピーリングなどの効果的な治療が受けられます。医師の指導のもとで行うケアは、セルフケアよりも効果的であるため、専門的なアドバイスを受けることをおすすめします。

まとめ

黒ニキビは、毛穴に蓄積した皮脂や老廃物、汚れが酸化すると発生します。適切なスキンケアや生活習慣の見直しで黒ニキビの改善や予防が可能です。また、セルフケアで改善しない場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。医師による診断を受け、ご自身の肌に合う治療方法を選択してください。
TCB東京中央美容外科は、患者様一人ひとりの肌の状態やお悩みに合う治療をご提案します。ニキビの炎症が進行している場合や改善しない場合は、お気軽にカウンセリングでご相談ください。

このQAを監修したドクター

寺西 宏王

梅田大阪駅前院 院長

寺西 宏王

TCB「理事長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】

経歴
2004年
兵庫医科大学 卒業
2004年
兵庫医科大学病院
2006年
京都医療センター 外科
2007年
京都大学医学部付属病院 心臓血管外科
2007年
静岡県立総合病院 心臓血管外科
2012年
小倉記念病院 心臓血管外科
2016年
小倉記念病院 心臓血管外科 副部長
2019年
東京中央美容外科 京都駅前院 院長
2020年
東京中央美容外科 梅田大阪駅前院 院長
備考
ボトックスビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医
日本外科学会 専門医
日本心臓血管外科学会 専門医
日本胸部外科学会 正会員
日本血管外科学会 正会員
日本冠動脈外科学会 正会員
日本美容医療学会 正会員

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