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2024/10/24 公開
2024/10/24 更新
顔にニキビができた時、日焼け止めを塗るべきか迷うことはありませんか?かえってニキビを悪化させてしまうのではないかと、悩む方も多いと思います。
このコラムでは、ニキビができた時に日焼け止めが必要な理由、日焼け止めの選び方や適切な塗り方について解説します。ニキビができた時の紫外線対策の参考にしてください。
ニキビができている時に日焼け止めを塗るか迷う方も多いと思いますが、紫外線から肌を守るために日焼け止めは必要です。理由は、主に以下の3点です。
紫外線により、皮膚の表面に生息するアクネ菌が活性酸素を生成します。活性酸素は皮脂を酸化させて炎症を起こすため、ニキビの悪化や治りが遅くなる原因です。日焼け止めは紫外線の影響を抑え、活性酸素の生成を防ぎます。皮脂の酸化も抑えられるため、ニキビの悪化や炎症を予防できます。
日焼けをすると皮脂の分泌量が増え、毛穴が詰まってニキビの原因になります。日焼け後の肌は乾燥しやすく、乾燥を補おうとして皮脂が過剰に分泌されるため、ニキビが悪化するリスクが高まります。日焼け止めは紫外線から肌を守り、皮脂の過剰な分泌や乾燥を防ぐ効果があります。さらに、日焼けによる色素沈着も防げるため、ニキビ跡の予防にも効果的です。
紫外線が皮膚のバリア機能を低下させてターンオーバーが乱れ、古い角質が溜まってニキビの原因になります。日焼け止めは紫外線のダメージを抑えて刺激から肌を守り、バリア機能の低下を防ぐ役割を果たします。
ニキビができている時に日焼け止めを選ぶ際のポイントは、以下の4点です。
飲む日焼け止めは、肌に直接塗るタイプではなく、体内から紫外線ダメージを軽減できるサプリメントです。塗る日焼け止めとの併用で、より効果的に紫外線対策ができ、肌の負担を抑えられます。敏感肌の方やアレルギー反応が心配な方にもおすすめです。
ノンコメドジェニックテストとは、製品を繰り返し使用して、ニキビの原因となるコメドができないか確認するテストです。毛穴が詰まりにくく刺激が少ないため、ニキビができやすい方におすすめです。
紫外線吸収剤とは、紫外線を吸収し、無害なエネルギーに変換してから放出して、肌に紫外線が届かないようにする成分です。ただし、紫外線吸収剤は肌に負担をかける場合もあるため、ニキビが気になる時は、紫外線吸収剤を含まない日焼け止めをおすすめします。
ニキビ肌には、軽いつけ心地の日焼け止めがおすすめです。こすらなくてもよくのびるため、肌への負担を軽減できます。
ニキビができている時は、肌に負担をかけないよう日焼け止めを適切に塗る必要があります。日焼け止めを塗る際に気をつける点は、以下の3つです。
日焼け止めは少量で済ませず、製品に記載されている使用量を守ることで効果が高まります。顔全体に塗る場合、ローションタイプの日焼け止めは100円玉2個分程度、クリームタイプやミルクタイプの日焼け止めはパール粒2個分程度が目安です。汗をかきやすい時期は落ちやすいため、こまめに塗り直すようにしてください。
日焼け止めを塗る際は、肌をこすらないように優しく塗ってください。ニキビができている肌は非常にデリケートであるため、摩擦や刺激によってニキビが悪化する場合があります。
日焼け止めを長時間塗りっぱなしにしていると、肌に負担がかかり肌荒れの原因になる恐れがあります。帰宅後は、クレンジングや洗顔料を使って優しく洗い落としてください。
このコラムでは、ニキビができた時に日焼け止めが必要な理由、日焼け止めの選び方や適切な塗り方について解説しました。ニキビができている時も、紫外線による酸化やダメージを防いで肌のバリア機能を守るために、日焼け止めは必要です。肌への負担が少ない日焼け止めを選び、適切に塗って紫外線対策を行ってください。長期間改善しない場合やニキビ跡が残りそうな場合は、医療機関の受診をおすすめします。
TCB東京中央美容外科では、患者様のお悩みに合わせたニキビ治療をご提案しています。相談だけでもかまいませんので、無料カウンセリングにてお気軽にお問い合わせください。
TCB「理事長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】