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2024/10/22 公開
2024/10/22 更新
ニキビが治らず、鏡を見るたびに落ち込んでしまうことはありませんか?何度も繰り返すニキビや、消えないニキビ跡に効果的とされているのが「レチノール」です。レチノールは、肌のターンオーバーを促進し、ニキビの原因である毛穴の詰まりの改善が期待できます。ただし、効果をしっかりと得るためには、正しい使い方が不可欠です。この記事では、レチノールがニキビにどう作用するのか、そして使用時に注意すべき点を詳しく解説します。また、レチノールより強く作用するトレチノインについてもご紹介します。
レチノールとは、ビタミンAの一種で、肌のターンオーバー促進に作用する成分です。毛穴詰まりや過剰な皮脂分泌を抑えるため、ニキビ治療に効果があります。レチノールにはさまざまな種類があり、濃度や効果の強さは異なります。一般的に市販されているレチノールは、比較的低濃度で肌に優しいタイプが多く、初めて使う方でも安心して使用できます。
レチノールは、皮膚のターンオーバーを促進することで、毛穴の詰まりを防ぎ、過剰な皮脂分泌をコントロールする役割を果たします。これによってニキビの原因であるアクネ菌の繁殖を抑えることができ、ニキビの予防効果が期待できます。また、既にできてしまったニキビに対しても、炎症を抑える効果があります。
さらに、レチノールはニキビ跡の改善にも効果的です。レチノールが肌の再生を促進することで、ニキビ跡の色素沈着や凹凸を改善し、滑らかな肌を取り戻すサポートをします。
レチノールを使うとレチノイド反応(A反応)が起こり、ニキビの増加や、赤みや乾燥が生じる可能性があります。レチノイド反応は、肌にビタミンAが不足していると起こりやすく、ビタミンAへの過剰な反応が原因です。ただし、肌がレチノールに慣れてくると症状は落ち着きます。ニキビの増加や赤み、乾燥も一時的なもので、1週間~1ヶ月程度で治まります。レチノイド反応が不安な方は、低濃度のレチノールから使用して様子を見てください。長く症状が続く場合は、クリニックへ相談しましょう。
レチノールを使用する際は、必ず日焼け止めを使用し、紫外線から肌を保護することが大切です。レチノールが肌のバリア機能を一時的に低下させる可能性があるため、紫外線の影響を受けやすくなります。また、保湿ケアも非常に重要です。レチノールの効果で肌が乾燥しやすくなるため、使用後はしっかりと保湿を行ってください。
ニキビに効果的なビタミンAの誘導体として、レチノールの生理活性の50~100倍の強さがある「トレチノイン」があります。高濃度で強力な効果があるため、医療機関による処方が必要です。
クリニックで処方されるトレチノインは、一般的なレチノールに比べてニキビやニキビ跡に対してさらに有効です。医薬品のため、必ず医師の指示を守って使用してください。
TCB東京中央美容外科では、トレチノインとハイドロキノンを合わせて処方しています。ハイドロキノンはメラニン色素を作らないようにする作用があり、トレチノインと同時に使用することでニキビ跡の改善が可能です。
レチノールは、ニキビ予防やニキビ跡の改善に効果的な成分です。肌のターンオーバーを促進し、毛穴の詰まりを防ぐことで、新しいニキビの発生を抑える効果が期待できます。また、長期的に使用することで、ニキビ跡の改善や肌全体の質感向上にも効果的です。ただし、レチノールは肌に負担をかけることもあるため、使用方法には注意が必要です。
TCB東京中央美容外科では、患者様のニキビのお悩みに沿った治療方法をご提案します。ぜひ無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。
TCB「理事長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】