ニキビの炎症を抑える方法は?原因から効果的な治し方まで徹底解説

2024/11/01 公開

2024/11/18 更新

ニキビの炎症を抑える方法は?原因から効果的な治し方まで徹底解説

ニキビの炎症に悩んでいる方は多いのではないでしょうか。特に赤ニキビや黄ニキビは炎症が進行すると見た目にも影響を与えるため、早急な対処が必要です。
このコラムでは、ニキビの炎症を引き起こす原因や効果的な対処方法、予防方法について詳しく解説します。正しい知識を身につけ、肌トラブルに悩まない生活を目指しましょう。

炎症ニキビの種類

炎症を伴うニキビにはいくつかの種類があります。それぞれ症状が異なるため、適切なケアや治療が必要です。

赤ニキビ

赤ニキビは、毛穴に詰まった皮脂を餌として過剰に増殖したアクネ菌が炎症を起こし、毛穴周辺が赤く腫れ上がった状態です。炎症が進行すると痛みを伴うこともあります。この段階で適切な治療を行わずに放置すると、さらに悪化するリスクがあります。

黄ニキビ(膿疱)

黄ニキビは、赤ニキビがさらに進行し膿を持った状態です。強い炎症を伴うため、治療が遅れると跡が残る可能性があります。自己処理をせず、適切な医療機関での治療をおすすめします。

しこりニキビ(硬結)

しこりニキビは、強い炎症を伴ったニキビが同じところに繰り返しでき、硬く盛り上がっている状態です。通常のニキビよりも治りにくく、放置するとクレーター状のニキビ跡になる場合があります。また、触るとますます硬くなり悪化してしまうため専門的な治療が必要です。

ニキビが炎症を引き起こす原因

ニキビが炎症を引き起こす原因は、主に以下の4つが考えられます。

  • 過剰な皮脂分泌
  • 毛穴の詰まりやアクネ菌の増殖
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 生活習慣やストレスの影響

過剰な皮脂分泌

毛穴内部にある皮脂腺が活発に働きすぎると、肌表面に余分な皮脂が溜まります。余分な皮脂は毛穴内部で蓄積し、アクネ菌が繁殖しやすくなる環境を作り出します。さらに皮脂の酸化により炎症が進行し、赤みや腫れを伴う炎症ニキビへと発展します。

毛穴の詰まりやアクネ菌の増殖

皮脂や古い角質が毛穴を塞ぐと、毛穴内部の環境が悪化しアクネ菌が増殖します。アクネ菌は本来皮膚に常在する無害な菌ですが、増殖すると炎症を引き起こし赤ニキビや膿を伴う黄ニキビへと変化します。

ホルモンバランスの乱れ

思春期や生理前、更年期などのホルモンバランスが変動する時期には皮脂の分泌が増加しやすくなります。ホルモンバランスの変化もニキビが悪化する原因となり、特に女性は生理周期に伴うホルモン変動で炎症ニキビが発生しやすくなります。

生活習慣やストレス

不規則な生活習慣やストレスもニキビの炎症につながります。ストレスを感じると自立神経が乱れ、体内のホルモンバランスが崩れるため皮脂分泌が促進されます。また、睡眠不足や食生活の乱れは肌のターンオーバーを妨げ、ニキビの悪化を招く可能性があります。

炎症ニキビの治し方

炎症ニキビの治し方

ニキビの炎症を抑えるためには、専門的な治療や適切なケアが不可欠です。
皮膚科や美容外科で行われる治療法、市販薬でのセルフケアについて紹介します。

市販薬でのケア

ドラックストアなどの市販薬でも、ニキビの炎症を抑える成分を含んだクリームやジェルが多く販売されています。炎症を抑える成分が配合されている製品や抗炎症成分が配合された製品がおすすめです。初めての方はクリニックに相談してから使用することをおすすめします。

皮膚科での治療

皮膚科では、炎症を抑えるための抗生物質やアクネ菌の増殖を抑える内服薬や外用薬の処方が一般的です。
また、内服薬や外用薬による治療以外にもレーザー治療などを取り扱っているクリニックもあります。

美容外科・美容皮膚科での治療

美容外科や美容皮膚科では、レーザー治療や光治療、ピーリングなど炎症ニキビを抑えるための効果的かつ、より高度な治療が受けられます。
カウンセリングを通じて、肌の状態に適した治療プランを提案してもらうことができます。

ニキビの炎症を予防する方法

ニキビの炎症を防ぐためには、日々のスキンケアや生活習慣の見直しが重要です。予防方法を実践することで炎症ニキビを抑え、再発を防止できます。

適切なスキンケア

スキンケアの基本は清潔な肌を保つことです。過剰な皮脂を取り除くためには正しい方法で洗顔を行い、保湿を怠らないようにしましょう。刺激の少ない成分が配合されているニキビ用のスキンケア商品を選ぶことも、肌への負担の軽減につながるため効果的です。

栄養バランスの整った食事

抗酸化作用のあるビタミンやミネラルが豊富な食材を摂取することは、ニキビ予防におすすめです。特にビタミンCやビタミンEは、炎症を抑える効果が期待できます。また、脂肪分の多い食事は皮脂分泌を促進してしまうため、控えるよう意識しましょう。

生活習慣の見直し

規則正しい生活リズムを心がけ、十分な睡眠を確保することで肌のターンオーバーを正常に保ちます。ストレスを軽減するためのリラクゼーション方法を取り入れることも効果的です。精神的な負担の軽減は、ホルモンバランスを整えることにつながります。

まとめ

ニキビの炎症を抑えるためには、原因の理解と早めの対処が必要です。日常的なスキンケアや食生活の見直しを意識し、ニキビ予防に努めましょう。また、セルフケアで改善しない場合は、クリニックでの治療を検討してください。TCB東京中央美容外科は、無料カウンセリングをご用意しています。相談だけでも構いませんので、ニキビにお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。

このQAを監修したドクター

寺西 宏王

梅田大阪駅前院 院長

寺西 宏王

TCB「エリア総括院長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】

経歴
2004年
兵庫医科大学 卒業
2004年
兵庫医科大学病院
2006年
京都医療センター 外科
2007年
京都大学医学部付属病院 心臓血管外科
2007年
静岡県立総合病院 心臓血管外科
2012年
小倉記念病院 心臓血管外科
2016年
小倉記念病院 心臓血管外科 副部長
2019年
東京中央美容外科 京都駅前院 院長
2020年
東京中央美容外科 梅田大阪駅前院 院長
備考
ボトックスビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医
日本外科学会 専門医
日本心臓血管外科学会 専門医
日本胸部外科学会 正会員
日本血管外科学会 正会員
日本冠動脈外科学会 正会員
日本美容医療学会 正会員

関連したご質問

全国のTCBを探す

  • 都内
  • 関東
  • 北海道
  • 東北
  • 中部
  • 関西
  • 中国・四国
  • 九州・沖縄
  • Web予約をする
  • お電話・クリニック一覧
  • LINE相談・予約

電話予約受付時間:9:00~23:00 
診療時間:10:00~19:00(不定休)
※一部クリニックは異なります。
LINE相談・Web予約24時間受付中

公式SNS
 X
LINE
official-sponsor

TCB東京中央美容外科は福岡ソフトバンクホークスの
オフィシャルスポンサーです