ニキビを潰した後の正しいケアとは?リスクや傷を残さないための対処法を解説

2024/11/01 公開

2024/11/01 更新

ニキビを潰した後の正しいケアとは?リスクや傷を残さないための対処法を解説

ニキビができた際、潰してしまったことがある方は少なくありません。しかし、ニキビを潰した後、適切なケアをしないとニキビ跡や炎症が残るリスクがあります。
このコラムでは、潰した後に起こり得るリスクや潰したニキビの対処法、潰れたニキビのケア方法について詳しく解説します。正しい知識を身につけて、肌トラブルを防ぎ、美しい肌を保つための参考にしてください。

ニキビを潰した後に起こり得るリスク

ニキビを潰してしまうと、下記2つのリスクが伴う場合があります。

  • 炎症や感染を起こす
  • ニキビ跡が残る

炎症や感染を起こす

潰したニキビからは血や膿が出てしまい、開いた毛穴に外部からの細菌が付着する可能性があります。細菌が入ると、潰れた部分が炎症を起こして赤く腫れるなど、症状を悪化させてしまいます。感染が広がると新たなニキビや肌トラブルを引き起こす原因になるため、注意が必要です。

ニキビ跡が残る

潰したニキビが肌にダメージを与え、赤みや色素沈着、クレーター状などのニキビ跡を残す恐れがあります。無理に潰した場合は、ニキビ跡が深く残りやすくなります。ニキビ跡は、セルフケアのみで改善するのは難しいため、ニキビ跡をつくらないよう、肌を清潔に保つことが大切です。

ニキビを潰した後の対処法

ニキビを潰してしまった場合は、早急に適切な対処をすると、症状の悪化を防げます。ニキビを潰した後は、下記4つの対処法があげられます。

  • 血や膿を拭き取る
  • 消毒をする
  • メイクをしない
  • 手で触らない

血や膿を拭き取る

ニキビを潰した後は、雑菌の侵食による悪化を防ぐため、血や膿を清潔なティッシュやガーゼで優しく拭き取ってください。無理に押さえたり、拭いたりするとさらにダメージを与えるため、注意が必要です。

消毒をする

潰した部分は細菌が入りやすいため、アルコールや抗菌剤を使用して、傷口をしっかりと消毒する必要があります。消毒は感染症のリスクを下げ、傷が早く治るようサポートをします。

メイクをしない

潰した直後のニキビにメイクをするのは控えてください。メイクの成分が傷口に入り込むと、肌がさらに悪化するリスクが高まります。ニキビを回復させるために治るまでは、患部のメイクは避けるよう注意してください。

手で触らない

潰した後のニキビは非常に敏感な状態のため、手で触れると細菌が広がり、感染のリスクが増します。できるだけ触れないように注意し、洗顔後も清潔なタオルで軽く押さえる程度にしてください。

潰れたニキビがある時のケア方法

潰れたニキビがある時のケア方法

潰れたニキビが残っている場合は、下記3つのケアを行ってください。

  • 適切なスキンケアをする
  • 抗生剤を塗る
  • 絆創膏で保護する

適切なスキンケアをする

刺激の少ない洗顔料を泡立てて、肌に負担をかけないよう優しく洗顔してください。過剰な洗顔や肌を擦るのは、ニキビを悪化させる恐れがあるため注意が必要です。洗顔後は、肌のバリア機能を高めるために、保湿をしっかりと行ってください。肌が敏感になっているため、低刺激性の化粧水や保湿クリームを使い、ケアをすることが大切です。

抗生剤を塗る

医師から処方された抗生剤の使用は、潰れたニキビに効果的です。抗生剤は、細菌感染を防ぎ、炎症の軽減に役立ちます。抗生剤を塗る際には、素手で塗らずに綿棒などを使用して塗ると、清潔に保つことができます。抗生剤は、自己判断では使用せず、必ず医師の診断を受けて使用してください。

絆創膏で保護する

外部からの刺激を避けるために、潰したニキビを絆創膏で覆うのも効果的です。素手で触ったり、寝具に擦れたりするのを予防でき、外部からの汚れや細菌の侵入を防ぐため、早い回復が期待できます。

ニキビを潰す前に医療機関に相談

ニキビが気になる場合、自己判断で潰すのではなく、医療機関への相談が必要です。専門医の診断により、適切な治療を受けると、ニキビ跡が残りにくく、肌トラブルのリスクを低減できます。ニキビが潰れると生じるリスクを未然に防ぐために、早めに医療機関を受診することをおすすめします。

まとめ

ニキビを潰した後には、適切なケアを行い、症状の悪化を防ぐことが重要です。炎症や感染のリスクを軽減し、ニキビ跡を残さないためのケア方法を実践すると、症状を悪化させずに肌を守ります。ニキビを潰す前に医療機関に相談すると、より効果的な治療を受けられ、ニキビの改善が期待できます。
TCB東京中央美容外科は、患者様のニキビやニキビ跡の状態に合う治療をご提案します。ニキビや潰れたニキビにお悩みの方は、お気軽にカウンセリングにお越しください。

このQAを監修したドクター

寺西 宏王

梅田大阪駅前院 院長

寺西 宏王

TCB「エリア総括院長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】

経歴
2004年
兵庫医科大学 卒業
2004年
兵庫医科大学病院
2006年
京都医療センター 外科
2007年
京都大学医学部付属病院 心臓血管外科
2007年
静岡県立総合病院 心臓血管外科
2012年
小倉記念病院 心臓血管外科
2016年
小倉記念病院 心臓血管外科 副部長
2019年
東京中央美容外科 京都駅前院 院長
2020年
東京中央美容外科 梅田大阪駅前院 院長
備考
ボトックスビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医
日本外科学会 専門医
日本心臓血管外科学会 専門医
日本胸部外科学会 正会員
日本血管外科学会 正会員
日本冠動脈外科学会 正会員
日本美容医療学会 正会員

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