脂肪溶解注射はメンズの顔痩せに効果あり?男性特有の顔痩せ効果やデメリットを解説

2024/09/27 公開

2024/10/10 更新

顔痩せ治療や小顔治療は顔周りの脂肪をなくすことができて、より見た目がシャープになり、清潔感やスマートな印象を与えることができます。
顔痩せ治療の中でも、脂肪溶解注射は顔痩せ治療初心者の方でも手軽に始められることから人気を集めています。
今回は、男性ならではの脂肪溶解注射の効果やメリット、他治療との比較も併せて解説します。

脂肪溶解注射とは

脂肪溶解注射は、痩せたい部分の脂肪層に注射して脂肪溶解することにより、部分痩せが叶う痩身治療です。
脂肪細胞を分解し、溶解された脂肪細胞は体内の老廃物と一緒に排出されます。
一度排出された脂肪細胞は再生することはありません。
溶かした脂肪と注入された薬剤は、汗や尿として体外に排出されるため安心して治療できるところも人気の理由です。

脂肪溶解注射のしくみ

顔太りの原因

顔太りの原因

男性の顔に脂肪がついてしまう原因はどのようなことが考えられるでしょうか。
ひとことで「顔太り」と言っても、原因は人それぞれです。
まずは自身の顔太りの原因をしっかり理解することが、より良い解決方法にたどり着くための近道となります。

原因1 食べ過ぎ
男性が太る一番多いケースが食べ過ぎによるものといわれています。
食事の摂取量が多いと、皮下脂肪が蓄積され顔太りの原因となります。
菓子類の間食をしたり、外食の機会が増えるとどうしても摂取量が多くなり、顔に脂肪がついてしまいます。

原因2 浮腫み
アルコールや塩分のとりすぎで余分な水分が溜まることで、顔が浮腫み、顔太りに繋がります。
また、表情筋を動かさないことや噛む回数が少ないと、顔回りの血流も悪くなり、ますます浮腫みやすい状態になります。

原因3 たるみ
年齢とともに表情筋が衰え、皮膚を支える力が弱まってくると顔がたるんできます。
皮膚がたるんでくることで、顔が太って見える、またはそう感じることがあります。

脂肪溶解注射はメンズの顔痩せに効果が期待できる

脂肪溶解注射の顔痩せ効果

脂肪溶解注射は薬剤に含まれる作用で脂肪細胞を溶解させ、脂肪を減少させる働きがあります。顔痩せの効果として下記のような効果が期待できます。

1.脂肪細胞やセルライトの減少
脂肪溶解注射には脂肪細胞だけでなく、変形した脂肪細胞「セルライト」も同様に減らす効果があります。特に頬やあご下は脂肪がたまってセルライト化してしまっているケースも少なくありません。

2.むくみを解消
余分な老廃物を排出し、さらにリンパの循環作用を高める作用があるため、顔のむくみの改善にも効果的です。

3.顔のしわやたるみを引き締める
脂肪溶解注射には、ターンオーバーを正常化させ、血流を良くする成分が含まれているため、顔痩せ以外にも顔のしわやたるみの改善・引き締め効果も期待できます。
顔太りの原因になる要素に対して部分ごとに集中してアプローチができます。

脂肪溶解注射のメリット

脂肪溶解注射には、下記のようなメリットがあります。

  • 自力では難しい部分痩せが期待できる
  • きつい運動・食事制限なしで部分痩せが叶う
  • リバウンドしにくい
  • 他の顔痩せ治療よりダウンタイムが短い
  • 切開不要なので傷跡が目立たない
  • 施術後のつらい痛みが少ない

脂肪溶解注射は治療時間やダウンタイムが短いため、手軽に始められるのが特徴です。
また、傷跡が残りづらく術後の痛みもほぼないため、切開を伴う顔痩せ治療への抵抗がある方や、どうしてもダウンタイムの時間が取れない方におすすめの治療です。

自力で顔痩せを叶えるには、食事制限や運動、継続的なマッサージ等が必要になりますが、
脂肪溶解注射は、注射で脂肪細胞を破壊して脂肪細胞の数自体を減らすため、ラクに効率よく顔痩せが期待できます。

脂肪溶解注射のデメリット

脂肪溶解注射には、下記のようなデメリットがあります。

  • 効果を感じるまでに時間がかかる
  • 複数回の施術が必要
  • 注射の後が残る場合がある
  • 失敗すると輪郭が崩れたり頬がコケたりする

他の治療を比較し、効果を感じるまでに数回の治療が必要といわれており、時間がかかることがあります。
施術直後から完成形が見えにくいということもあり、注入量が適切でないと顔の形が崩れてしまう可能性もあります。

担当医としっかりカウンセリングをおこなったうえで、注入箇所や量を決めることをおすすめします。

脂肪溶解注射は何ccで顔痩せに効果あり?

目安としては1回につき1部位~5ccで続ける方もいますが、しっかり効果を出したい方は10cc~15cc入れる方もいます。
脂肪溶解注射は数回治療を継続することが推奨されています。
脂肪溶解注射の必要量や回数に関しては、個人差がありますので、担当医へご相談ください。

脂肪溶解注射の施術範囲・目安量

脂肪溶解注射の施術範囲・目安量

※施術可能な範囲は、脂肪溶解注射の種類によって異なります。

他の顔痩せ効果がある治療

顔痩せの効果がある顔痩せ治療として、脂肪溶解注射の他にも脂肪吸引やバッカルファット除去があげられます。

脂肪吸引

脂肪吸引は、皮膚を数ミリ切開し、カニューレといわれる細い管を入れて脂肪を除去していきます。
一度で効果が実感しやすく、除去の箇所や量を調整できるため、仕上がりの形をデザインしやすいのが特徴です。
☆適応箇所:頬・あご下

脂肪吸引の施術ページはこちら

バッカルファット除去

バッカルファットとは頬の内側の深い層にある脂肪のことです。
口内を数ミリ切開し、頬の内側の脂肪を除去することで丸顔を解消する治療です。
主に頬、口元の脂肪が対象になる治療のため、あご下やフェイスラインの脂肪には適応していません。
☆適応箇所:頬・口元

バッカルファット除去の施術ページはこちら

顔痩せ治療の比較

それぞれ特徴やメリットデメリットがあるため、お悩みの内容や、お顔の状態によって適切な治療を行うことが大切です。 自身の状態や理想の完成形をイメージし、カウンセリングにてご相談ください。

比較項目 脂肪溶解注射 脂肪吸引 バッカルファット
適応パーツ
(※顔のみ)
  • あご下
  • まぶた
  • あご下
  • 口元
ダウンタイム 内出血・赤み
※メイクで隠せる程度
腫れ:3日程度
内出血:1週間程度
腫れ・内出血 1~2週間程度
施術後の過ごし方 固定バンド不要 固定バンド必須 固定バンド必須
料金相場 1回数万円 約30~50万円 約20~30万円
メリット
  • 切開が不要
  • 施術時間が短い
  • ダウンタイムがほぼない
  • 即効性があり、確実に細くなれる
  • 一度の施術で効果を実感できる
  • 施術箇所、量によってデザインが可能
  • 即効性があり、確実に細くなれる
  • 一度の施術で効果を実感できる
  • 傷跡が表面上わからない
デメリット
  • 効果を感じるまで複数回の施術が必要
  • 施術回数に応じて費用が必要
  • ダウンタイムがある
  • 費用が高額
  • 切開の傷跡が残る場合がある
  • ダウンタイムがある
  • 費用が高額
  • 適応範囲が限られている

まとめ

脂肪溶解注射は、施術時間も短くダウンタイムも少ないことから、手軽に始められる顔痩せ治療として男性にも人気です。
顔太りにお悩みの男性にも原因はさまざまで、自力での解消が難しいケースも少なくありません。
「顔の脂肪がついてきたのが気になる」「自力での解消は難しい」など感じられている方は、食事制限や運動が不要で始められる脂肪溶解注射を始めてみてはいかがでしょうか?

治療後の理想像や治療期間等、理想は様々ですので、一人ひとりに適した治療を提供いたします。まずはお気軽にカウンセリングでご相談ください。

このQAを監修したドクター

鎌田 紀美子

銀座有楽町院 院長

鎌田 紀美子

天然美人メーカーとして、元から美人であるかのような違和感のない自然な仕上がりを得意としております。
昨日よりも今日が幸せなあなたであるように、お手伝いできる美容外科医を心がけています。

経歴
1998年
神戸大学法学部 卒業
2013年
東海大学医学部 卒業
2013年
板橋区医師会病院 形成外科
2013年
日本大学附属病院 麻酔科
2015年
品川美容外科 品川本院 部長
2017年
銀座国際美容外科池袋院 院長
2018年
銀座TAクリニック 院長
2021年
東京中央美容外科 八王子院 院長
2022年
東京中央美容外科 六本木院 院長
2024年
東京中央美容外科 銀座有楽町院 院長
備考
日本美容外科学会(JSAS) 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本静脈学会 会員

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