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2024/09/20 公開
2024/09/25 更新
ボトックス注射と医療ハイフは、小顔効果やシワ改善を目的とした人気のある美容医療です。どちらかの施術だけでも効果は得られますが、同時に施術を受けることで相乗効果を発揮します。
このコラムでは、ボトックス注射とハイフを併用する際の、施術を受ける順番や相乗効果、注意点について解説します。顔の大きさやしわでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
ボトックス注射とは、筋肉を萎縮させる「ボツリヌストキシン」を患部に注入する治療です。神経伝達物質(アセチルコリン)の放出を抑える効果があるため、注入した部位の筋肉の働きを弱めます。注入する部位により得られる効果が異なり、顔に注入した場合は主に以下の効果が得られます。
エラの筋肉(咬筋)の発達により顔が大きく見えている方は、エラにボトックスを注入して咬筋を萎縮させると、エラ張りが改善されて小顔効果を得られます。また、ボトックス注射は表情筋によるしわの改善にも効果的です。おでこ・眉間・目尻のしわは筋肉の動きによって現れるため、前頭筋・鼻根筋と皺眉筋・眼輪筋など、しわの原因となる表情筋の働きを弱めると、しわができにくくなります。
ボトックスは小顔効果やシワ改善の他にも、部分痩せ・ガミースマイルの改善・肩こりの改善・多汗症の改善・花粉症の改善など、さまざまな目的で活用されています。
ハイフ(HIFU)とは、高密度焦点式超音波の意味である「High Intensity Focused Ultrasound」の略称で、超音波の熱エネルギーを肌に照射する治療です。皮膚の浅い層から深い層にまで作用し、主に以下の効果を得られます。
顔の皮膚をたるませる原因は、皮膚の内部にある筋膜(SMAS層)の緩みです。ハイフでSMAS層に熱エネルギーを与えると、タンパク質が凝縮して緩んだ筋膜が引き締まるため、たるみを改善できます。また、熱エネルギーを受けた皮膚は、ダメージを治癒する過程でコラーゲンが生成されます。コラーゲンの効果により皮膚にハリが生まれると、顔全体が引き締まり、細かいしわの改善が可能です。
同日中にボトックス注射とハイフの併用を希望する方は、ハイフを先に受けてください。ハイフの照射は肌の表面を傷つけないため、照射直後でもボトックス注射を受けられます。ハイフ直後に、肌の赤みや痛みが発生すると、ボトックス注射を受けられない場合があります。赤みや痛みの症状が出た状態でボトックス注射を受けると、症状が悪化する可能性もあるため、医師と相談して治療を受けることが大切です。
また、ボトックスの成分は熱に弱いため、注入直後にハイフを受けた場合は、熱エネルギーによりボトックスの効果が薄れる恐れがあります。ボトックス注射の後にハイフを受ける際は、2週間以上の間隔を空け、効果が安定して腫れや内出血などの症状が治まったうえで治療を受けてください。
ボトックス注射とハイフを併用して受けると、以下の相乗効果が期待できます。
エラ張りと頬のたるみ、どちらの症状も見られる場合は、ボトックス注射とハイフの併用がおすすめです。ボトックス注射はエラ張りを改善し、ハイフは頬のたるみを改善してリフトアップさせる効果があるため、顔が大きく見えている原因を一度に改善できます。また、エラ張りが強い方がボトックスを打った場合、咬筋が小さくなった分の皮膚が余ることで、たるみが生じる可能性があります。ボトックス注射を受ける前にハイフを受けておくと、咬筋の萎縮による皮膚のたるみを事前に防ぐことも可能です。
顔のしわが気になる方も、ボトックス注射とハイフの併用がおすすめです。ボトックス注射は筋肉の動きによって現れる深いしわ、ハイフは肌のハリ不足による細かいしわに効果があるため、同時に治療を受けると、より効果的なエイジングケアが可能です。また、ハイフには頬のたるみを改善する効果もあります。たるみが原因でほうれい線が深くなっている場合は、ほうれい線改善にも繋がるため、より若々しい印象を与えます。
ボトックス注射とハイフは、メスを使用しないためデメリットが少ない治療ですが、副作用が発生する可能性はあります。ボトックス注射は針の刺激による腫れ・赤み・内出血、ハイフは熱エネルギーによる赤み・内出血が生じることがあります。通常、発生から3日程度で治まりますが、症状が治まらずに悪化する場合は、担当の医師にご相談ください。また、どちらの治療も、効果が持続する期間には限りがあります。個人差はありますが、一般的にボトックス注射は3〜6ヶ月程度、ハイフは6ヶ月~1年程度持続します。効果を持続させるためには、定期的に治療を受けていただく必要があります。
エステサロンでハイフの治療を受けたことによる健康被害が多数報告されています。
厚生労働省は令和6年6月7日付けで、医師による管理のもとのみ、ハイフの使用を許可しました。治療を受ける際は、医師法に基づいた適切な治療を提供するクリニックをお選びください。
今回は、ボトックス注射とハイフの併用について解説しました。単独の治療でも効果はありますが、同時に受けると相乗効果を発揮して効率的に顔の大きさやしわを改善できます。併用した治療を希望される方は、ハイフを先に受けると同日中の治療が可能です。それぞれの注意点を把握し、正しい順序で治療を受けてください。
TCB東京中央美容外科は、無料カウンセリングをご用意しています。顔の大きさやしわでお悩みの患者様一人ひとりに対し、適切な治療プランをご提案いたします。相談だけでも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。
TCB「エリア総括院長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】
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