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2025/01/16 公開
2025/01/16 更新
ヒアルロン酸注射は、しわやたるみを改善したり、涙袋や鼻を形成するために使用されたりと、さまざまなお悩みに対応しています。
ダウンタイムが少ない治療として人気ですが、副作用が現れている間は飲酒に制限があるため、普段からお酒を嗜む方はどのくらいの期間飲酒を控える必要があるのか気になるのではないでしょうか。
このコラムでは、ヒアルロン酸注射後にお酒を飲んではいけない理由、飲酒以外でやってはいけないこと、治療後の飲酒可能な期間について紹介します。
ヒアルロン酸注射を検討していて飲酒について知りたい方は、ぜひご覧ください。
目次
ヒアルロン酸注射後にお酒を飲んではいけない理由は、主に以下の2点です。
ヒアルロン酸注射後の副作用として現れる内出血や腫れなどは、お酒を飲むと症状が悪化してしまう可能性があります。お酒は血管を拡張し血流を増やし浮腫みも引き起こします。特に浮腫みやすい体質の方は、ダウンタイム中の飲酒には注意が必要です。
術後にお酒を飲んで副作用が悪化すると、ダウンタイムが長引いてしまいます。一般的に、ヒアルロン酸注射のダウンタイムは症状が出ても1~2週間程度で落ち着きます。ダウンタイム中の症状を長引かせないためにも、お酒は控えるように意識しましょう。
ヒアルロン酸注射後は、飲酒以外にも以下3つの行動は控えるようにしてください。
ヒアルロン酸注射後に激しい運動を行うと、体温が上昇し血行がよくなり、飲酒をしたときと同様にダウンタイムや副作用が悪化する可能性があります。ジョギングや筋トレを日常的にしている方は、治療後1週間程度は軽い散歩やゆっくりとしたウォーキングにとどめるようにしてください。
長風呂やサウナが好きな方も多いですが、ヒアルロン酸注射後は控えてください。長風呂もサウナも血行をよくする行為であるとともに、発汗によって治療部位の炎症が強くなる可能性があります。激しい運動と同様に、1週間程度は長風呂やサウナは避け、ぬるめのお湯で短時間の入浴をおすすめします。
ヒアルロン酸注射後は、肌に過度な刺激を与えると、製剤の定着を妨げたり、移動してしまったりする可能性があります。マッサージやうつ伏せで寝るなどの行為は避けましょう。
また、通常のスキンケアや洗顔は問題ありませんが、刺激の強いスキンケアは避けてください。ヒアルロン酸が定着するまでは、低刺激のスキンケアを使用しましょう。
ヒアルロン酸注射後には、以下のようなダウンタイムや副作用が現れます。
ヒアルロン酸注射は細い注射針によって行われますが、治療で細かい血管が傷つくと皮膚内に血液が漏れて内出血となって現れます。内出血は皮膚表面から見ると紫色のアザのように見えますが、1~2週間程度でもとの状態に戻ります。特に、皮膚が薄く毛細血管が多い部位で起こりやすいため、治療後2~3日は内出血している部位を冷たいタオルで冷やして様子を見ましょう。
治療時や治療後に痛みを感じる場合がありますが、痛みが心配な方は麻酔で軽減できます。ただし、麻酔が切れたら治療後に痛みが生じる場合があり、特に額やあごへの治療は狭い部位を広げる際の痛みが生じやすいです。通常は1~2週間程度で治まりますが、感じ方は人それぞれであるため、強い痛みを感じるようなら医師に相談してください。
針を刺した刺激で腫れが生じる場合があります。目元、唇、額などの皮膚が薄い部分で生じる場合が多いです。治療直後の皮膚を触ると硬く腫れていると感じる場合がありますが、ヒアルロン酸が馴染むとともに皮膚のやわらかさももとに戻ります。腫れは、通常であれば1~2週間程度で治まります。
ヒアルロン酸注射をすると部分的に水分が集まって浮腫みが生じる場合があります。ヒアルロン酸は吸水性が高く、皮膚内で水分を保持するため、皮膚が薄い、水分量が多いなどの場所は特に浮腫みが生じやすく、目の周りや涙袋などで起こる可能性が高いです。他の副作用と同様に、1~2週間で治まります。
飲酒をしてよい時期は、一般的には治療後2~3日経ってからですが、その間も腫れや浮腫みなどのダウンタイムや副作用がある場合は、症状が落ち着くまで控えることをおすすめします。副作用が治まったからといって過度に飲酒をすると、飲酒による浮腫みで腫れや痛みが再発する可能性もあるため、浮腫みやすい方や副作用を長引かせたくない方は、飲酒量に気をつけましょう。
また、治療前日の飲酒もおすすめできません。飲酒の影響で出血量が多くなったり、二日酔いで気分が悪かったりすると治療の効果を十分に感じられない可能性があります。
ヒアルロン酸注射を受ける際は、前日から治療の2~3日後までは飲酒できないと考えておきましょう。
ヒアルロン酸注射後にお酒を飲んでしまった場合、少量であれば水分補給と経過観察で問題ありません。万が一副作用が悪化するようであれば患部を冷やす必要があります。ただし、大量にお酒を飲んでしまった場合は、水分補給をしたうえで医療機関に連絡をして適切な指示を仰ぐようにしましょう。
激しい運動や長時間の入浴・サウナの際も同様で、腫れや内出血などが悪化している場合は冷却して安静に過ごす必要があります。対処しても症状が改善しない、徐々に悪化していくなどであれば、治療をしたクリニックにて医師の指示を仰いでください。
ヒアルロン酸注射の治療を受けた後は、お酒を飲むと副作用が悪化する可能性があります。前日~2、3日後までは飲酒は控え、安静に過ごしましょう。
万が一飲酒をしてしまって副作用が悪化してしまった、どんどん症状が酷くなっているなどの場合は、すぐに治療を受けたクリニックに連絡してください。
TCB東京中央美容外科では、患者様にリスクやダウンタイムをしっかりとご説明するとともに、治療後の注意点も丁寧にお話させていただきます。
ヒアルロン酸注射を検討している方は、ぜひTCB東京中央美容外科の無料カウンセリングにお越しください。
TCB「理事長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】