ヒアルロン酸注射でリフトアップできる?デメリットも解説

2025/05/14 公開

2025/05/14 更新

ヒアルロン酸注射は、しわの改善やパーツ形成に加えて、皮膚のたるみに注入してリフトアップも可能な場合があります。ただし、治療を受ける前には効果やメリットだけでなく、デメリットについても理解しておくことが重要です。
このコラムでは、ヒアルロン酸注射でリフトアップする場合のデメリットについて解説します。メリットや失敗を防ぐ方法、糸リフトとの違いについても詳しく紹介するため、ヒアルロン酸注射によるリフトアップを検討している方はぜひ参考にしてください。

ヒアルロン酸注射でリフトアップできる?

加齢による顔のたるみは、肌に弾力を与えるコラーゲン・エラスチンの不足や、組織を支える靭帯のたるみ、骨の萎縮などが原因です。さらに、紫外線ダメージや体重減少などの外的要因も影響します。
ヒアルロン酸注射は、顔の組織を補強して肌に潤いや弾力を与え、自然なリフトアップが可能です。特に、硬めのヒアルロン酸製剤を使用すると皮膚をしっかりと持ち上げ、より大きなリフトアップ効果が期待できます。

ヒアルロン酸注射でリフトアップするデメリット

ヒアルロン酸注射でリフトアップするデメリットは、以下の4つです。

  • 継続して治療を受ける必要がある
  • 注射の針を刺す痛みがある
  • 治療部位に腫れや内出血、細菌感染が起こる可能性がある
  • 後遺症のリスクがある

ヒアルロン酸は徐々に体内で吸収されるため、リフトアップ効果を持続させるためには継続した治療が必要です。また、ヒアルロン酸注入時の痛みや治療後の腫れ、内出血などが起こる可能性があります。一般的には2週間程度で治まりリフトアップ効果を実感できますが、腫れや内出血が長期間続く場合は細菌感染を起こしている恐れがあるため、クリニックに相談してください。
まれに、医師の技術不足により、ヒアルロン酸製剤が「異物肉芽腫症」と呼ばれるしこりになって残るリスクがあります。ヒアルロン酸注射でリフトアップする場合は、丁寧に診察し、適切な注入量や注入部位を判断してくれるクリニックを選んでください。

ヒアルロン酸注射でリフトアップするメリット

ヒアルロン酸注射でリフトアップするメリットは、以下の4つです。

  • 仕上がりを調整できる
  • 肌にハリや潤いを与える
  • ダウンタイムが短く、治療翌日からメイクできる
  • 即効性がある

ヒアルロン酸注射のリフトアップは、注入量によって自然な仕上がりからはっきりとした仕上がりまで調整可能です。さらに、ヒアルロン酸の成分が肌にハリや潤いを与え、若々しくツヤのある肌を叶えます。皮膚の切開がないためダウンタイムが短く、即効性があるため、手軽にリフトアップ治療を受けたい方におすすめです。

ヒアルロン酸注射のリフトアップで失敗を防ぐ方法

ヒアルロン酸注射のリフトアップにおいて治療方法が適切でないと、先に述べた細菌感染や後遺症、仕上がりの不自然さなど失敗と感じてしまう事象が起こる恐れがあります。ここでは、失敗を避けるためのポイントを3つ解説します。

  • 信頼できるクリニックを選ぶ
  • カウンセリングで仕上がりのイメージをすり合わせる
  • 適切なヒアルロン酸製剤を選択する

信頼できるクリニックを選ぶ

治療を行う医師の技術力によって、リフトアップ効果の左右差や仕上がりの不自然さが生じる可能性があります。医師の経歴や症例数、クリニックの口コミなどを確認し、信頼できるクリニックを選んでください。

カウンセリングで仕上がりのイメージをすり合わせる

ヒアルロン酸注射のリフトアップは、注入量や注入部位によって仕上がりが大きく異なります。治療前のカウンセリングでは希望の仕上がりを医師に伝え、しっかりとイメージをすり合わせることが大切です。

適切なヒアルロン酸製剤を選択する

ヒアルロン酸の製剤にはさまざまな種類があり、硬さや効果の持続期間が異なります。リフトアップしたい部位や希望の仕上がりによって適切な製剤があるため、カウンセリングで医師と相談して選択してください。取り扱っている製剤は、クリニックのホームページなどで事前に確認しておくと安心です。

糸リフトとの違い

ヒアルロン酸注射によるリフトアップと糸リフトは、どちらもたるみを改善する治療ですが、それぞれ治療方法や特徴が異なります。ヒアルロン酸注射は、ヒアルロン酸で組織を補強して肌に弾力を与え、リフトアップをする治療です。一方、糸リフトはコグ(棘)のついた医療用の糸を挿入し、皮膚や脂肪を物理的に引き上げます。使用する糸によっては効果が3~5年程度持続するため、長期間の効果を求めている方には糸リフトがおすすめです。
ヒアルロン酸注射と糸リフトにはそれぞれメリット・デメリットがあり、適応部位やダウンタイムも異なるため、医師と相談のうえ適切な治療を選んでください。

まとめ

このコラムでは、ヒアルロン酸注射でリフトアップするデメリットやメリット、糸リフトとの違い、失敗を防ぐ方法について詳しく解説しました。
ヒアルロン酸注射は、顔の組織を補強して肌に潤いや弾力を与え、自然なリフトアップが可能です。ただし、針を刺す際の痛みや術後の腫れ、内出血が起こる可能性や、細菌感染、後遺症のリスクなどのデメリットもあります。失敗やリスクを避けるために、信頼できるクリニックを選び、仕上がりイメージのすり合わせや適切なヒアルロン酸製剤の選択をしてください。
TCB東京中央美容外科では、リフトアップ治療には3種類の糸リフトや医療ハイフなどをご提案しております。また、ヒアルロン酸注射は、リフトアップ以外にも顔のパーツ形成やしわ・たるみの改善など、さまざまな美容効果が期待できます。
無料カウンセリングもご用意しているため、ご興味がある方はぜひご来院ください。

このQAを監修したドクター

寺西 宏王

梅田大阪駅前院 院長

寺西 宏王

TCB「理事長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】

経歴
2004年
兵庫医科大学 卒業
2004年
兵庫医科大学病院
2006年
京都医療センター 外科
2007年
京都大学医学部付属病院 心臓血管外科
2007年
静岡県立総合病院 心臓血管外科
2012年
小倉記念病院 心臓血管外科
2016年
小倉記念病院 心臓血管外科 副部長
2019年
東京中央美容外科 京都駅前院 院長
2020年
東京中央美容外科 梅田大阪駅前院 院長
備考
ボトックスビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医
日本外科学会 専門医
日本心臓血管外科学会 専門医
日本胸部外科学会 正会員
日本血管外科学会 正会員
日本冠動脈外科学会 正会員
日本美容医療学会 正会員

関連したご質問

全国のTCBを探す

  • 都内
  • 関東
  • 北海道
  • 東北
  • 中部
  • 関西
  • 中国・四国
  • 九州・沖縄
  • Web予約をする
  • お電話・クリニック一覧
  • LINE相談・予約

電話予約受付時間:9:00~23:00 
診療時間:9:00~19:00(不定休)
※一部クリニックは異なります。
LINE相談・Web予約24時間受付中

公式SNS
 X
LINE