ほうれい線のヒアルロン酸注射の効果は?メリットについても解説

2025/03/31 公開

2025/04/02 更新

ほうれい線は加齢とともに目立ちやすくなり、老けて見える原因になってしまいます。ほうれい線の改善効果が期待できる美容医療として、ヒアルロン酸注射があります。
このコラムでは、ほうれい線のヒアルロン酸注射の効果やメリット・デメリットについて詳しく解説します。ほうれい線が気になる方や、ヒアルロン酸注射を検討している方はぜひ参考にしてください。

ほうれい線ができる原因

ほうれい線ができる主な原因は、加齢による変化です。加齢によって皮下脂肪が減少して頬のボリュームがなくなると、肌の弾力が失われてたるみやすくなるため、ほうれい線が目立ってしまいます。
同じく加齢に伴う表情筋や靭帯の衰えもほうれい線ができる原因の1つです。表情筋や靭帯は顔の構造を支える役割を担っていますが、働きが弱まると皮膚がたるみ、ほうれい線が深くなります。近年では、マスク着用の影響で表情筋を動かす機会が減り、若年層でもほうれい線が目立つケースが増えています。ほうれい線が目立つ原因は個人差が大きいため、複数の要因が重なっている場合も少なくありません。

ほうれい線へのヒアルロン酸注射の効果

ほうれい線へのヒアルロン酸注射は、ほうれい線やしわの改善に効果的です。ほうれい線の凹みにヒアルロン酸を注入すると、肌が内側から押し上げられ、ボリュームが出て溝が目立ちにくくなります。

ほうれい線のヒアルロン酸注射のメリット

ほうれい線のヒアルロン酸注射は、さまざまなメリットがあります。ここでは、以下の4つについて詳しく解説します。

  • 副作用のリスクが低い
  • 注入量や固さを調整しやすい
  • ダウンタイムが短い
  • 即効性がある

副作用のリスクが低い

ヒアルロン酸は体内にもともと存在する成分であるため、アレルギー反応が起こりにくく、副作用のリスクを軽減できます。初めて美容医療を受ける方にとっても、気軽に行える治療です。

注入量や固さを調整しやすい

ヒアルロン酸注射は、注入量や使用する製剤の硬さを選択できます。患者様のほうれい線の状態やご希望の仕上がりに応じて、細かく調整できる点が魅力です。

ダウンタイムが短い

皮膚を切開せず注射針のみ使用するため、ダウンタイムが短く、跡がほとんど残りません。治療後に腫れや内出血が起こる場合がありますが、1~2日程度で治まります。施術時間は片側5分程度であるため、忙しい方やダウンタイム期間が取れない方にもおすすめです。

即効性がある

ヒアルロン酸を注入すると、肌が内側から押し上げられるため、すぐに効果を実感できます。ただし、ヒアルロン酸が馴染んで安定するまでには2週間程度かかるため、顔のマッサージやむやみに触る行為は避けましょう。

ほうれい線のヒアルロン酸注射のデメリット

さまざまなメリットがあるほうれい線のヒアルロン酸注射ですが、デメリットもあります。ここでは、以下の3つをご紹介します。

  • 効果が永続的ではない
  • 仕上がりが不自然になる可能性がある
  • 肌質の改善はできない

効果が永続的ではない

ヒアルロン酸は体内で徐々に吸収されるため、効果は永続的ではありません。注入する製剤によって異なりますが、一般的に効果の持続期間は4ヶ月~2年程度です。効果を持続させたい場合は、定期的な注入をおすすめします。

仕上がりが不自然になる可能性がある

注入量や注入部位が適切でない場合、顔のバランスが崩れて仕上がりが不自然になるリスクがあります。過剰な量を注入すると不自然に膨らんでしまう可能性があるため、カウンセリング時に医師と相談してください。

肌質の改善はできない

ヒアルロン酸注射によってほうれい線が押し上げられると、肌の弾力が改善されて潤ったように見えるかもしれませんが、肌質が根本から改善されるわけではありません。肌全体の質を改善したい場合は、レーザー治療やピーリングなど、他の施術との併用をおすすめします。

まとめ

このコラムでは、ほうれい線へのヒアルロン酸注射の効果やメリット・デメリットについて解説しました。ほうれい線のヒアルロン酸注射は、肌を内側から押し上げ、ほうれい線やしわを目立たなくする効果があります。副作用のリスクが低い点や、注入量や固さを調整しやすい点などがメリットです。ただし、効果が永続的ではなく、仕上がりが不自然になる場合があるなどのデメリットもあります。信頼できるクリニックを選び、メリットやデメリットを理解してから治療を受けてください。
TCB東京中央美容外科では、患者様のお顔の状態を丁寧に診察し、適切な治療をご提案しています。ほうれい線のヒアルロン酸注射を検討している方は、お気軽に無料カウンセリングにお越しください。

このQAを監修したドクター

寺西 宏王

梅田大阪駅前院 院長

寺西 宏王

TCB「理事長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】

経歴
2004年
兵庫医科大学 卒業
2004年
兵庫医科大学病院
2006年
京都医療センター 外科
2007年
京都大学医学部付属病院 心臓血管外科
2007年
静岡県立総合病院 心臓血管外科
2012年
小倉記念病院 心臓血管外科
2016年
小倉記念病院 心臓血管外科 副部長
2019年
東京中央美容外科 京都駅前院 院長
2020年
東京中央美容外科 梅田大阪駅前院 院長
備考
ボトックスビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医
日本外科学会 専門医
日本心臓血管外科学会 専門医
日本胸部外科学会 正会員
日本血管外科学会 正会員
日本冠動脈外科学会 正会員
日本美容医療学会 正会員

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