涙袋にヒアルロン酸注射をした後のメイクはいつからできる?ポイントを解説

2025/01/16 公開

2025/01/16 更新

涙袋にヒアルロン酸注射をした後のメイクはいつからできる?ポイントを解説

毎日のメイクでのひと手間が減る涙袋のヒアルロン酸注射は、目の下の膨らみをヒアルロン酸でつくる治療です。涙袋は笑ったときに目立つ部位であり、若々しい見た目を保ちたい方に人気の治療ですが、メイクはいつから可能なのか気になる方も少なくありません。
このコラムでは、涙袋のヒアルロン酸注射について、メイクのポイント、日常生活での注意点を紹介します。涙袋にヒアルロン酸を注入してメイクを楽にしたい方や、注射後のメイクについて気になる方は、ぜひご覧ください。

涙袋のヒアルロン酸注射とは

涙袋のヒアルロン酸注射とは

ヒアルロン酸は体内にもともと存在する成分で、涙袋を形成する製剤として優れています。涙袋のヒアルロン酸注射の特徴を紹介します。

  • 治療方法
  • 効果
  • 馴染むまでの期間
  • 副作用

治療方法

涙袋のヒアルロン酸注射は、注射のみで行えるため、人気がある治療です。注射器で、涙袋に合ったヒアルロン酸製剤を注入します。数か所に分けてヒアルロン酸を注入し、自然な膨らみを実現させます。治療自体は数分で完了する場合が多いですが、カウンセリングを受けた後の治療となるため、1時間程度の時間を確保しておいてください。

涙袋形成(ヒアルロン酸注射)の施術ページはこちら

ヒアルロン酸注射の施術ページはこちら

効果

ヒアルロン酸を涙袋に注入すると、ぷっくりと自然な膨らみができます。近年はメイクで涙袋を描く方も多いですが、治療を受けるとメイクの時間を大幅に削減可能です。涙袋があると、目が大きく見える効果も期待でき、笑ったときに表情が豊かに見えるため、自然な若々しさを表現できます。

馴染むまでの期間

ヒアルロン酸が自然に馴染むまでの期間には個人差がありますが、一般的には1~2週間程度で自然な仕上がりになります。少しずつ製剤が定着していくため、治療直後は違和感を覚える可能性もありますが、時間の経過とともに落ち着きます。ヒアルロン酸は徐々に体内に吸収されていく成分であるため、仕上がりを維持したい方は定期的な治療を受ける必要があります。どの程度の頻度で受けるべきか、医師とのカウンセリングでしっかりと相談してください。

副作用

涙袋のヒアルロン酸注射では、以下の副作用が生じる可能性があります。

  • 腫れ
  • 痛み
  • 内出血

副作用は数日〜2週間程度続く可能性がありますが、自然に回復するため、過度に心配する必要はありません。症状が長引く場合は、治療を受けたクリニックに連絡してください。まれに起こるリスクとして、熱感、感染症、むくみ、左右差などがあげられます。

治療後のメイクのポイント

治療後のメイクのポイント

涙袋のヒアルロン酸注射をした後は、以下のポイントに気をつけてメイクをしてください。

  • 治療直後のメイクは控える
  • 刺激を与えない
  • 敏感肌用のアイテムを使用する
  • 丁寧なスキンケアをする

治療直後のメイクは控える

ヒアルロン酸注射は、治療直後からメイクが可能ですが、可能な限り、注入した部位のメイクは24時間程度控えてください。ヒアルロン酸注射の針は極細であるため、針を刺した部分がわからない場合もありますが、涙袋全体へのメイクを控えることを推奨します。翌日からは通常通りのメイクが可能です。治療の当日は大事な予定を入れず、患部を清潔に保ち、安静に過ごしてください。

刺激を与えない

ヒアルロン酸が安定するまでは1~2週間かかるため、その間は涙袋に大きく刺激を与えないように注意が必要です。メイクをする際に強く圧迫したり、クレンジングの際にこすりすぎたりしないでください。目元はマスカラやアイシャドウを落とすために強くこすりがちですが、涙袋にヒアルロン酸を注入してから1~2週間は刺激を与えないよう心がけることが大切です。

敏感肌用のアイテムを使用する

注射による針穴からの感染や副作用の悪化を防ぐために、刺激が強い化粧品は使用しないでください。スキンケアアイテムだけではなく、メイクアップアイテムも敏感肌用を選ぶと安心です。低刺激のアイテムを使用すると、肌への刺激を抑えて感染や副作用の悪化を防げます。

道具を清潔に保つ

メイクをする際に使用するブラシやコットンなどは、清潔な状態を保ってください。道具が汚れていると、針穴からの感染や副作用の悪化が心配です。ブラシは毎回洗浄し、コットンは新しいものを使用するなど、道具にも気を配る必要があります。

丁寧なスキンケアをする

メイク前の丁寧なスキンケアによって、肌を保湿、保護できます。洗顔後は化粧水、美容液、乳液、クリームなどを使用して保湿を丁寧に行ってください。また、ファンデーションを塗る前に下地を使用すると、肌の保護につながります。涙袋部分のファンデーションは薄く伸ばす程度にして、強く圧迫したり叩いたりしないように注意が必要です。また、リキッドタイプは針穴から皮膚内に入り込んでしまう可能性があるため、パウダータイプを使用してください。

日常生活での注意点

日常生活での注意点

涙袋にヒアルロン酸注射を行う場合、以下の点に注意が必要です。

  • 血行がよくなる行為はしない
  • 副作用が出ていたら冷却する
  • 治療部位に刺激を与えない

副作用として現れる腫れ、痛み、内出血などは、血行がよくなると悪化する可能性があります。飲酒、激しい運動、長時間の入浴、サウナなどは治療後の副作用が落ち着くまでは控えてください。副作用が出ている場合は、冷たいタオルなどで冷却すると、腫れや痛みを軽減できます。また、目をこすったり強く押したりする行為は、副作用が悪化するだけではなく、ヒアルロン酸が移動してしまう恐れもあるため、注意してお過ごしください。

まとめ

涙袋のヒアルロン酸注射の直後は、メイクを控えることをおすすめします。また、メイクを開始してからも製剤が定着するまでは強くこすったり、押したりしないよう気をつけてください。
TCB東京中央美容外科では、涙袋のヒアルロン酸注射を行っています。治療後の注意点も、カウンセリングで丁寧にご説明いたしますので、ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

このQAを監修したドクター

寺西 宏王

梅田大阪駅前院 院長

寺西 宏王

TCB「理事長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】

経歴
2004年
兵庫医科大学 卒業
2004年
兵庫医科大学病院
2006年
京都医療センター 外科
2007年
京都大学医学部付属病院 心臓血管外科
2007年
静岡県立総合病院 心臓血管外科
2012年
小倉記念病院 心臓血管外科
2016年
小倉記念病院 心臓血管外科 副部長
2019年
東京中央美容外科 京都駅前院 院長
2020年
東京中央美容外科 梅田大阪駅前院 院長
備考
ボトックスビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医
日本外科学会 専門医
日本心臓血管外科学会 専門医
日本胸部外科学会 正会員
日本血管外科学会 正会員
日本冠動脈外科学会 正会員
日本美容医療学会 正会員

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