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2025/02/25 公開
2025/02/25 更新
ヒアルロン酸注射は、顔のたるみやしわの改善や涙袋をふっくらさせたい方にとって魅力的な選択肢です。しかし、「アレルギー反応が起きたらどうしよう」と不安に感じる方も少なくありません。このコラムでは、ヒアルロン酸注射によりアレルギー反応が起こる原因や、具体的な症状、対処法について詳しく解説します。また、安全に施術を受けるための事前準備についてもご紹介します。
ヒアルロン酸は体内にもともと存在する成分であり、多くの場合、アレルギーのリスクは低いとされています。しかし、まれに施術後にアレルギー反応が起こるため注意が必要です。
アレルギー反応のケースとして、ヒアルロン酸製剤に含まれる安定剤や防腐剤などの添加物を免疫システムが異物と判断し、過剰反応を起こす場合があります。また、ヒアルロン酸製剤は、体内にあるヒアルロン酸と完全に一致するわけではないため、ヒアルロン酸そのものが異物と認識されるケースもあります。アレルギー体質で不安な方は、事前にアレルギーや既往歴の確認をしておくと安心です。
さらに、注入されたヒアルロン酸が非純正品や品質が不確かな製剤である場合、アレルギーのリスクが高くなります。医療機関で施術を受ける際は、使用する製剤が安全性の高いものか確認することが重要です。
ヒアルロン酸注射によって起こるアレルギー反応には、即時型アレルギー反応と遅延型アレルギー反応の2種類があります。
即時型アレルギー反応は、注射直後から数時間以内に症状が現れます。軽度の症状としては、腫れや赤み、かゆみ、発疹などがあります。重症化すると、呼吸困難や全身の腫れといったアナフィラキシーショックが発生する可能性もあるため、速やかな対応が必要です。
注射後、数日から数ヶ月後に症状が現れる場合は、遅延型アレルギー反応と言われます。注射部位の赤み、しこり、持続的な腫れなどの症状があり、悪化して硬くなったり熱を持ったりした場合は注意が必要です。
ヒアルロン酸注射のダウンタイムは、一般的に2週間で治まります。2週間を過ぎても腫れや痛みが引かない場合は、アレルギー反応が出ている可能性があります。アレルギー反応が出ている場合は、施術を行った医療機関に速やかに相談してください。
ヒアルロン酸製剤に対するアレルギー反応であれば、原因の製剤自体を取り除く治療が効果的です。ヒアルロン酸を溶かす酵素であるヒアルロニダーゼを注入すると、個人差はありますが数日から数週間で症状が改善します。ヒアルロン酸を取り除いても良くならない場合、抗アレルギー薬などの服用が必要です。
アレルギー反応を予防するために、アレルギー体質の有無を事前に医師に伝えましょう。また、信頼性の高い医療機関選びも重要です。医療機関で使用される製品の種類や製造元、純度などを確認すると、アレルギー反応が起こるリスクを減らせます。さらに、施術前にパッチテストをしておくと、アレルギー反応のリスクを把握できます。施術後は適切な過ごし方を心がけ、異常を感じた場合は速やかに医師に相談してください。
ヒアルロン酸注射は、まれにアレルギー反応が起こるケースがあります。体内に存在するヒアルロン酸とヒアルロン酸製剤の違いによって発症するため、アレルギー体質の人は注意が必要です。事前のパッチテストや適切な医療機関選びによって、リスクを最小限に抑えられます。ヒアルロン酸注射を検討している人は、信頼できる医師と十分に相談した上で治療を受けるようにしましょう。
TCB東京中央美容外科では、患者様ひとり一人のご希望と体質に合わせた、ヒアルロン酸注射による治療をご提案しています。詳しくは無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。
TCB「理事長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】