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2024/11/19 公開
2024/11/19 更新
セルフダーマペンは、自宅で気軽に肌のケアを行えますが、正しい知識や技術を身につけないと、肌トラブルを招く危険があります。
このコラムでは、セルフダーマペンで失敗する原因や肌への影響について解説します。また、クリニックでの施術が推奨される理由についても紹介するので、ダーマペンを検討している方はぜひ参考にしてください。
ダーマペンとは微細な針がついたペン型の機器で、肌の表面に穴を開けて再生力を促進する美容医療です。肌が自己修復する過程で、コラーゲンやエラスチンの生成が活発化され、毛穴の開きやしわ、たるみを改善します。肌のターンオーバーを正常化する効果もあるため、ニキビ跡やくすみの改善も期待できます。
ダーマペンは、FDA(アメリカ食品医薬品局)からの承認を得ていて、医療機関のみで使用が可能です。
セルフダーマペンは、ご自身でダーマペンを使ってケアをする方法です。美容クリニックに通う手間や費用を省けるメリットもありますが、市販のダーマペンは、医療機関で使用されている機器の模造品で、安全性は保障されていません。ダーマペンは技術が必要な医療行為であり、セルフで行うと十分な効果を得られない場合や肌トラブルを引き起こすなど、危険が伴います。
セルフダーマペンで失敗する原因は、以下の3つがあげられます。
ダーマペンの針の適切な深さや角度は、肌の状態や部位に応じて異なるため、調整する技術が必要です。深すぎると肌の内部に傷がつき、炎症や傷跡が残る原因になります。また、角度が正しくないと均等に刺激を与えられず、効果が不十分になる可能性もあります。
ダーマペンの針は直接肌に触れるため、衛生管理が重要です。クリニックでは使い捨ての針を使用し、消毒が徹底されていますが、セルフで行う場合は不十分な管理になることが多くあります。消毒が不十分だと、細菌が肌に入り込み、炎症や感染を引き起こす原因になります。セルフで行う際には、使用する道具や肌を清潔に保つことが必要不可欠です。
ダーマペンは肌に塗布する薬剤を併用すると、より高い効果を発揮しますが、セルフで行う際は肌に合わない薬剤を使用してしまうリスクがあります。成分の刺激が強すぎると、肌トラブルが起きる可能性があるため、注意が必要です。
セルフダーマペンを使用すると、肌にさまざまな影響を与える可能性があります。下記3つは、セルフダーマペンによって引き起こされる可能性がある症状です。
針を深く刺しすぎたり、間隔を空けずに頻繁に行ったりすると、色素沈着が発生する場合があります。セルフで行うと適切な針の深さや頻度が難しく、色素沈着のリスクが高まります。施術後の日焼けも色素沈着の原因になるため、紫外線対策も必要です。
肝斑はシミとは別物で、ダーマペンで改善することができない症状です。肝斑がある方がセルフダーマペンを行うと、肝斑が刺激され、症状が悪化する可能性があります。肝斑がある場合には、医師と相談したうえで適切な治療方法を選ぶ必要があります。
セルフでダーマペンを行う際に角度や圧力が適切でないと、肌に傷がついてしまう恐れがあります。斜めに針を刺したり、過度に圧力をかけたりすると、表皮が擦れて傷ができ、治癒に時間がかかる可能性もあります。
ダーマペンは効果的な施術ですが、効果を引き出すためには、知識や技術のあるクリニックで受けるのが適切です。クリニックでは、医師が患者様の肌の状態を診断し、適切な針の深さや薬剤を選んで施術を行います。衛生面も徹底されているため、感染リスクが低く、安心して施術を受けられます。
セルフダーマペンは手軽に行えますが、針の深さや衛生管理、薬剤の選び方など、多くの注意点があります。針を刺す行為は医療行為であり、セルフで行うのは肌トラブルを招く可能性が高いです。ダーマペンを安全かつ効果的に受けたい方は、美容外科や美容皮膚科などの医療機関で医師と相談のうえ、施術を受けてください。
TCB東京中央美容外科は、肌トラブルでお悩みの患者様に適切な治療法をご提案します。ダーマペンを検討している方や肌にお悩みがある方は、お気軽にカウンセリングにお越しください。
TCB「理事長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】