ダーマペン施術後の正しいスキンケアとは?適切な化粧水や洗顔方法を紹介

2024/11/29 公開

2024/11/29 更新

ダーマペン施術後の正しいスキンケアとは?適切な化粧水や洗顔方法を紹介

ダーマペンの施術後は肌が敏感になるため、適切なスキンケアが重要です。化粧水や乳液などによる保湿を徹底することで、肌トラブルを悪化させず、効果を高めることができます。
このコラムでは、ダーマペン後のスキンケアのポイント、ダウンタイム中の注意点について詳しく解説します。施術後にしっかりとケアを行うための参考にしてください。

ダーマペンとは

ダーマペンは、微細な針で肌に小さな穴を開け、肌の自然治癒力を引き出す美容施術です。自然治癒力によってコラーゲンやエラスチンの生成が促進されるため、肌のハリやツヤが向上し、健康的な美肌を目指せます。毛穴やニキビ跡、クレーター、シミなどのさまざまな肌トラブルを改善する効果があります。

ダーマペンのダウンタイム

ダーマペンの施術後には、一般的に数日~1週間程度のダウンタイムが生じます。赤みや腫れ、痛み、かゆみ、皮むけ、内出血などの症状が現れる場合がありますが、徐々に治まります。ダウンタイム中は肌が敏感になり、外部からの刺激に弱い状態であるため、施術後のスキンケアを丁寧に行うよう注意が必要です。

ダーマペン施術後のスキンケアのポイント

ダーマペン施術後のスキンケアのポイント

施術後のスキンケアは、敏感な状態の肌を守り、効果を引き出すための重要な役割を果たします。ポイントは、下記5つがあげられます。

  • こまめに保湿をする
  • 低刺激のスキンケア用品を使用する
  • 泡立てて洗顔をする
  • 鎮静パックを使用する
  • ワセリンを塗る

こまめに保湿をする

ダーマペンの施術後は肌が乾燥しやすくなるため、こまめな保湿が必要不可欠です。乾燥を防ぐために、保湿成分が豊富な化粧水やクリームを使用し、肌の潤いを失わないよう心がけてください。

低刺激のスキンケア用品を使用する

肌が敏感になっているため、アルコールやレチノールなどの成分が含まれていない低刺激のスキンケア用品を使用してください。ビタミンCが含まれたスキンケア用品も、肌への刺激になり、ヒリヒリ感や赤みを発生させる可能性があるため、注意が必要です。

泡立てて洗顔をする

施術後の肌はバリア機能が低下した状態で摩擦に弱いため、洗顔時はしっかりと泡立ててこすらずに洗ってください。泡で包み込むように優しく洗顔をすると、肌への刺激を抑え、清潔な状態を保てます。
また、洗顔は施術後12時間から可能です。熱めのお湯を使用すると、必要な皮脂まで洗い流してしまう可能性があるため、水やぬるま湯を使用してください。

鎮静パックを使用する

鎮静効果のあるパックは、施術後の赤みや腫れを抑える成分が含まれています。肌を落ち着かせるとともに、保湿効果も得られるため、ダウンタイム中のケアにおすすめです。

ワセリンを塗る

施術直後の敏感な肌には、ワセリンを塗るのも効果的です。少量塗布すると、乾燥を防いで外部の刺激から肌を守ります。継続してワセリンを塗布することで、ダウンタイムを短縮できる可能性もあります。

ダウンタイム中の注意点

ダウンタイム中の注意点

ダウンタイム中は、肌の回復をサポートするために注意すべき行動も多くあります。肌トラブルを起こさないために下記3つの注意点を守り、対策をすることが大切です。

  • 刺激の強いスキンケア用品を使用しない
  • 紫外線対策を行う
  • 血行を促進する行動は避ける

刺激の強いスキンケア用品を使用しない

施術後の肌は敏感な状態であるため、刺激を与えると、新たな肌トラブルを引き起こしたり、肌トラブルを悪化させたりする可能性があります。ピーリングやスクラブなどの角質除去効果がある製品や、アルコールやレチノールなどの刺激が強い成分が含まれる製品は、肌に負担をかけるため、控える必要があります。また、ビタミンCが含まれた化粧水や乳液などのスキンケア用品も、ヒリヒリ感や赤みを強める可能性があるため、注意してください。

紫外線対策を行う

ダーマペン施術後の肌は、紫外線の影響を受けやすくなります。施術後1~2週間程度は、外出時に必ず日焼け止めを塗り、帽子や日傘を活用するなどの徹底した紫外線対策が必要です。施術後12時間を過ぎるまでは、日焼け止めの使用は控える必要があります。

血行を促進する行為は避ける

ダウンタイム中は赤みが増す原因になるため、血行を促進する行為を控える必要があります。激しい運動やサウナ、長時間の入浴、飲酒などの血行を良くする行為は、避けてください。

まとめ

ダーマペン施術後のスキンケアは、効果を引き出し、肌トラブルを防ぐために必要不可欠です。ダウンタイム中は、こすらず優しい洗顔と低刺激のスキンケア用品を使用し、丁寧にケアをしてください。乾燥を防ぐために、こまめな保湿ケアが大切です。また、紫外線対策をしっかりと行い、血行を促進する行為を避けると、ダウンタイムを軽減できます。
TCB東京中央美容外科は、患者様の肌トラブルに適切な治療法をご提案します。毛穴やニキビ、シミなどの肌トラブルでお悩みの方は、お気軽にカウンセリングにお越しください。

このQAを監修したドクター

寺西 宏王

梅田大阪駅前院 院長

寺西 宏王

TCB「エリア総括院長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】

経歴
2004年
兵庫医科大学 卒業
2004年
兵庫医科大学病院
2006年
京都医療センター 外科
2007年
京都大学医学部付属病院 心臓血管外科
2007年
静岡県立総合病院 心臓血管外科
2012年
小倉記念病院 心臓血管外科
2016年
小倉記念病院 心臓血管外科 副部長
2019年
東京中央美容外科 京都駅前院 院長
2020年
東京中央美容外科 梅田大阪駅前院 院長
備考
ボトックスビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医
日本外科学会 専門医
日本心臓血管外科学会 専門医
日本胸部外科学会 正会員
日本血管外科学会 正会員
日本冠動脈外科学会 正会員
日本美容医療学会 正会員

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