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2025/01/16 公開
2025/01/16 更新
豊胸は、バストを大きくするだけではなく、形を整えることもできるため、理想のバストを形成する手段として利用される美容外科で行う手術です。豊胸手術にはさまざまな種類があり、どの手術を受けるべきか悩む方は少なくありません。
このコラムでは、各手術の特徴やメリット・デメリットを解説します。また、手術の値段や痛みについても紹介しているため、豊胸手術を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
豊胸とは、バストを大きくする手術を指します。ヒアルロン酸や脂肪を注入する方法、シリコンバッグを挿入する方法などがあり、バストを大きくしたり、形を整えたりすることが可能です。
主な豊胸手術は、以下の3種類です。
各手術によって、手術後のバストの見た目や持続性などの特徴が異なります。ご自身に合った手術を選択するには、それぞれの特徴を把握することが大切です。各手術の特徴は、下記の表を参考にしてください。
ヒアルロン酸注入 | 脂肪注入 | シリコンバッグ挿入 | |
---|---|---|---|
大きさ | 1カップ程度 | 1~2カップ程度 | 希望のサイズを選択可能 |
見た目 | 自然 | 自然 | 目立つ場合がある |
触り心地 | やや硬い | 自然 | 硬い |
持続性 | 半年~2年程度 | 半永久 | 10年程度 |
※ヒアルロン酸注入の触り心地や持続性、シリコンバッグの見た目や触り心地は、ヒアルロン酸やシリコンバッグの種類によって異なります。
※シリコンバッグは体内に吸収されませんが、10年程度で劣化するため、入れ替えを推奨しています。
ヒアルロン酸豊胸とは、ヒアルロン酸を注入してバストを大きくしたり、形を整えたりする施術です。ヒアルロン酸は体内にもともと存在する物質で、肌の水分を保つ役割を持ちます。TCBで使用するヒアルロン酸は、医師の経験と患者様の意見をもとに独自開発した「PURE JEWEL」「PURE FEEL」です。本物のバストに近い触り心地や、従来のヒアルロン酸と比べて長い持続時間を実現しました。注射のみで行えるため、切開に抵抗がある方にもおすすめです。
ヒアルロン酸注入による豊胸の主なメリットは、下記の4点です。
ヒアルロン酸注入のメリットは、切開を伴わずにサイズアップできる点です。身体に傷を付けたくない方でも、注射針の挿入だけで効果を得られます。注射のみで行う施術のため、施術時間が短く、ダウンタイムが少ない点もメリットとしてあげられます。また、注入する部位を調整できるため、ボリュームを出したい箇所に注入してバストの形を整えることが可能です。
ヒアルロン酸注入による豊胸の主なデメリットは、下記の2点です。
ヒアルロン酸は時間の経過とともに徐々に体内に吸収されるため、ヒアルロン酸注入による豊胸は永久的な効果を得られません。一般的なヒアルロン酸は半年~2年程度で吸収され、効果を失います。また、サイズアップに限りがある点もデメリットの1つです。持続時間の延長や大幅なサイズアップを目的に、規定量よりも多くのヒアルロン酸を注入すると、バストが硬くなり、不自然な仕上がりになる場合があるため、ご注意ください。
脂肪細胞をバストに注入して豊胸を行う方法もあります。脂肪注入による豊胸は、ご自身のお腹や太ももなどから採取した脂肪細胞を注入してサイズアップする施術です。
脂肪注入による豊胸の主なメリットは、下記の3点です。
脂肪注入による豊胸は、脂肪でバストを膨らませるため、自然な見た目や触り心地に仕上がります。また、ご自身の脂肪を採取して注入することから、身体の拒絶反応が起こりにくい点も脂肪注入による豊胸施術の特徴です。脂肪はお腹や太ももから採取する場合が多く、部分痩せの効果も期待できます。
脂肪注入による豊胸の主なデメリットは、下記の3点です。
脂肪の吸引によって部分痩せができる点はメリットですが、身体に負担がかかる点はデメリットとも考えられます。また、脂肪を採取できる量には限度があり、大幅なサイズアップは期待できません。採取した脂肪からは不純物を取り除きますが、十分に取り除かれていない場合はしこりが発生する恐れがあるため、症例件数の多い信頼できる医師による施術を受けてください。
シリコンバッグ挿入は、バストにシリコン製のバッグを挿入する豊胸手術です。シリコンバッグにはさまざまな種類があり、大きさや形、触り心地などが異なります。ご自身の希望に合ったシリコンバッグを選び、脇の下やバストの下などの目立たない部位を切開して挿入します。
シリコンバッグ挿入による豊胸の主なメリットは、下記の2点です。
シリコンバッグ挿入は、さまざまな種類のなかから挿入するシリコンバッグを選べるため、種類によっては大幅なサイズアップが可能です。種類ごとに形や触り心地も異なり、ご希望のデザインに合ったシリコンバッグを選ぶと、理想のバストを形成できます。また、シリコンは体内に吸収されないため、1回の手術で長期的な効果を得られます。
シリコンバッグ挿入による豊胸の主なデメリットは、下記の3点です。
シリコンバッグの挿入は、切開を伴うダウンタイムが多い手術です。人工物であるシリコンバッグを体内に挿入するため、形や硬さ、揺れ方などが自然なバストと比べて不自然に見える場合があります。
また、挿入したシリコンバッグは破損する可能性がある点もデメリットの1つです。破損の危険性があるため、検査機関によっては乳がん検診が受けられない場合があります。ご自身の通院する検査機関に確認をし、内容を承諾したうえで手術を受けるようご注意ください。
豊胸の手術内容によって、値段の相場は異なります。
ヒアルロン酸注入は、1ccあたりの相場が3,000~4,000円程度です。1カップのサイズアップには100cc程度のヒアルロン酸が必要なため、両胸に100cc注入すると、60~80万円程度の費用がかかります。脂肪注入の相場は、50~220万円程度です。1部位から十分な量の脂肪を採取できなかった場合は、別の部位から採取する必要もあり、追加の料金が発生する可能性があります。また、脂肪の採取と注入で別々の値段を設定しているクリニックもあるため、ご注意ください。シリコンバッグ挿入の相場は50~130万円程度と言われており、シリコンバッグの種類によって値段が異なります。
クリニックによって値段の設定が大きく異なるため、ご自身が希望するバストを形成するにはどのくらいの費用がかかるか、クリニックに直接確認することをおすすめします。
痛みの感じ方には個人差がありますが、シリコンバッグ挿入は豊胸手術のなかでも強い痛みを伴うと言われています。そのなかでも、大胸筋を剥離してシリコンバッグを挿入する大胸筋下法は身体の負担が大きく、特に強い痛みを伴います。痛みが心配な方は、ヒアルロン酸注入がおすすめです。ヒアルロン酸注入は注射器のみで行うため、他の豊胸手術と比べて痛みを抑えられます。施術後は痛みや腫れ、内出血が起こる場合がありますが、一般的には3日~1週間程度で治まります。
豊胸手術で失敗しないためには、ご自身の希望に合った手術を受ける必要があります。理想のバストを形成するにはどの手術が適しているかを確認したい方は、クリニックにご相談ください。多くのクリニックでは無料カウンセリングを実施しているため、ご自身の理想を明確に伝えたうえで適切な手術を提案してくれるクリニックを選ぶと、後悔なく手術を受けられます。また、豊胸手術の実績が豊富で、アフターケアが充実しているクリニックを選ぶことをおすすめします。
触ったときのバレやすさは、豊胸手術の種類によって異なります。できるだけバレずに手術を受けたい場合は、脂肪注入とヒアルロン酸注入がおすすめです。
脂肪注入による豊胸は、ご自身の脂肪を採取して注入するため、自然な触り心地を保ち、バレにくい特徴があります。ヒアルロン酸注入もバレにくいですが、ヒアルロン酸の種類や注入量によって自然なバストよりも硬くなる可能性があるため、注意が必要です。バレずに手術を受けたい方は、シリコンバッグ挿入による手術はおすすめしません。
ご自身の希望に適した種類の豊胸手術を受けないと、後悔する場合があります。種類によって、サイズアップできる大きさや触り心地、持続時間などが異なるため、後悔なく豊胸手術を受けるには、各手術の特徴を把握したうえで種類を選ぶことが大切です。
どの豊胸手術にもリスクは伴いますが、ヒアルロン酸注入による施術は、比較的リスクが少ないです。ヒアルロン酸注入は切開を伴わないため、ダウンタイムや副作用が少なく、身体への負担を軽減できます。
豊胸手術にはヒアルロン酸注入や脂肪注入、シリコンバッグ挿入などの種類があり、それぞれメリットとデメリットが異なります。理想のバストを形成するには、各手術の特徴を把握し、希望に合った手術を受けることが大切です。手術を受けて後悔しないためには、適切な手術プランを提案する、信頼できるクリニックを選んでください。
TCB東京中央美容外科では、ヒアルロン酸注入による豊胸手術を行っています。独自開発した高品質なヒアルロン酸を用意しているため、ヒアルロン酸豊胸を検討している方は、無料カウンセリングにてお気軽にご相談ください。
都内大学病院皮膚科で外科手術だけでなく、患者様のお肌の悩みと向き合って参りました。
ご要望を丁寧に伺った上で患者様に適した手術方法をご提案し、リスクやご予算などに合わせてベストな治療を一緒に考えていきます。
日本皮膚科学会正会員
日本美容外科学会員