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2025/09/05 公開
2025/09/10 更新
豊胸は、胸に専用のヒアルロン酸やシリコンバッグ、ご自身の脂肪細胞などを入れてバストのサイズアップや理想の形を目指す美容整形の一種です。ダウンタイムが生じるため、症状や過ごし方を把握しておく必要があります。
このコラムでは、豊胸のダウンタイムの目安や、経過・症状などを紹介します。豊胸を検討している方は参考にしてください。
豊胸には、主に以下の3種類があります。ダウンタイムと経過には個人差があるため、参考としてご覧ください。
※TCB東京中央美容外科では、バッグ挿入式豊胸術と脂肪注入豊胸術(脂肪幹細胞注入豊胸術)は現在取り扱っておりません。
ヒアルロン酸豊胸は、豊胸専用のヒアルロン酸製剤を注入してバストアップを図る方法です。ダウンタイムは治療後1〜2週間程度と短いですが、半年〜2年程度で徐々にヒアルロン酸が体内に吸収されるため、効果を持続させるには定期的に治療を受ける必要があります。ヒアルロン酸豊胸の治療後の経過は以下のとおりです。
| 期間 | 経過・症状 |
|---|---|
| 治療後3日~1週間程度 | 筋肉痛のような痛みや腫れ、内出血が生じる。 |
| 治療後2週間程度 | 症状はほとんど改善する。 |
痛みがある場合は鎮痛剤を使用して様子をみてください。ヒアルロン酸豊胸の副作用は軽度なケースが多く、症状が出ない方もいます。ただし、まれに熱感やむくみを伴う場合があります。
バッグ挿入式豊胸術は、シリコンバッグを挿入して2カップ以上のバストアップを目指せる豊胸術です。ダウンタイムは1〜2ヶ月程度で、痛みや違和感を覚えやすい特徴があります。バッグ挿入式豊胸術の手術後の経過は以下のとおりです。
| 期間 | 経過・症状 |
|---|---|
| 手術当日 | 麻酔が切れて痛みが生じる。傷口から出血がみられる。 バストバンドの内側で内出血や腫れが生じる。 |
| 手術後2~3日程度 | 傷口が塞がり始め、出血が止まる。 さらに強い痛みを感じる場合がある。 |
| 手術後1週間程度 | 経過が良好であれば、バストバンドを外して抜糸を行う。 強い痛みが続く。 |
| 手術後2~3週間程度 | 鎮痛剤なしでも生活ができる程度に痛みが引く。 傷がほとんど塞がる。 |
| 手術後1~2ヶ月程度 | 痛みや腫れ、内出血がほぼ改善される。 |
バッグ挿入式豊胸術は、他の豊胸よりも痛みを感じやすいとされています。医師の指示に従って鎮痛剤を服用し、手術後3日程度は安静にしてください。傷口が塞がった直後は、強い力や激しい動きによって開く恐れがあるため注意が必要です。ダウンタイム中は、ノンワイヤーで締め付けが少ないブラジャーやスポーツブラの着用を推奨します。
脂肪注入豊胸術は、ご自身のお腹や太ももなどから脂肪を採取してバストに注入する豊胸術です。不純物を取り除いたご自身の脂肪を注入するため、異物感を軽減して自然な触り心地を目指せます。バスト部分のダウンタイムは1ヶ月程度ですが、脂肪を採取した部位が治るまでに半年程度かかるケースもあります。脂肪注入豊胸術の施術後の経過は以下のとおりです。
| 期間 | 経過・症状 |
|---|---|
| 施術当日~施術後1週間程度 | 腫れが引き、バストが張って硬くなる。 むくみや内出血がみられる。 |
| 施術後1~2週間程度 | 腫れや張りが引き始め、自然な見た目に近づいていく。 |
| 施術後3週間~1ヶ月程度 | 腫れや張りが改善し、完成形になる。 |
脂肪注入豊胸術は、バストよりも脂肪を吸引した部位に痛みを強く感じやすいです。手術後は、腫れやむくみによってバストサイズが大きく見える期間がありますが、症状が落ち着くにつれて最終的なサイズに近づきます。施術後1ヶ月程度でほとんどの症状が改善される見込みがありますが、脂肪が馴染むまでは施術後3ヶ月程度かかるケースが多いです。脂肪注入豊胸術には、脂肪幹細胞を加えて脂肪の定着率を上げる脂肪幹細胞注入豊胸術と呼ばれる方法もあります。
豊胸のダウンタイムには、以下の症状がみられます。
豊胸後の微熱は手術によって起こる身体の反応で、一時的なものであるため心配いりません。ただし、高熱が続く場合は感染症を引き起こしている可能性があるため、医師に相談してください。ヒアルロン酸豊胸や脂肪注入豊胸術では、しこりが生じるケースがあります。この場合は、脂肪が石灰化・壊死している可能性があるため、早めに対処する必要があります。また、バッグ挿入式豊胸術を行った場合、シリコンバッグの種類によってはカプセル拘縮(胸の中でシリコンバッグを覆う被膜が厚く・硬くなる現象)のケアのためにマッサージが必要です。
豊胸のダウンタイム中は、以下の6点に注意して過ごしましょう。
豊胸の種類によっては痛みを強く感じるケースがあるため、医師に相談のうえで安静に過ごす期間を確保してください。デスクワークの場合は早めに復帰できる可能性がありますが、急いで普段どおりの生活に戻ると、豊胸の効果に影響が出る場合があります。
手術後は、傷口の状態をみながらシャワーや入浴の再開時期を決定しましょう。当日のシャワーは下半身のみであれば可能ですが、入浴の場合、ヒアルロン酸豊胸は治療後3日、切開を行う豊胸は手術後10日は避ける必要があります。また、長風呂や熱い湯船は身体に負担がかかるため注意してください。
飲酒や喫煙は、豊胸後に使用する抗生剤の効果を薄くする可能性があります。ダウンタイムの症状を悪化させたり、脂肪の定着を妨げたりする原因になるため、可能な限り控えてください。
ダウンタイム中の激しい運動は避けてください。ランニングやマッサージなどバストに負荷がかかる行為は、痛みを悪化させて仕上がりに影響する恐れがあります。また、性行為は豊胸後およそ2週間経過して痛みが改善するまでは控えるのが望ましいです。
寝る場合や横になる場合は、仰向けになるように意識しましょう。うつ伏せ寝は、バストの形が崩れたり、左右差を引き起こしたりする可能性があります。痛みが強くなるケースもあるため、負荷をかけないように注意してください。
痛みが強い場合は、医師の指示に従って鎮痛剤を使用したり、患部を冷やしたりして対処してください。保冷剤をタオルで包んで短時間に区切って当てるなどの工夫をし、冷やしすぎに注意しましょう。
豊胸の種類によってダウンタイムの長さや症状の強さが異なるため、治療を受ける前によく確認する必要があります。気になる症状がある場合は、早めに医師に相談しましょう。少ないダウンタイムで豊胸を受けたい方は、ぜひTCB東京中央美容外科にご相談ください。

都内大学病院皮膚科で外科手術だけでなく、患者様のお肌の悩みと向き合って参りました。
ご要望を丁寧に伺った上で患者様に適した手術方法をご提案し、リスクやご予算などに合わせてベストな治療を一緒に考えていきます。
日本皮膚科学会正会員
日本美容外科学会員
